機関車型の可愛い焼き栗(マロンショー:Marron chaud)屋さんは、秋から冬のフランス・アルザス、ストラスブールの風物詩のひとつです。リヨンの趣のある旧市街などでも見かけたことがあるのですが、いずれにいたしましても古い木組みのお家や石畳の風景にとてもマッチしています。屋台に近付いてみると、足元にまだ焼かれる前の沢山の栗が袋に入って積まれていました。きっとストラスブールのあるアルザス周辺のこの地域の山では美味しい栗がたくさんとれるのでしょう。日本の栗よりもしっかりとしたやや硬めで実の詰まった感じの実(個人的見解です)は、焼かれるとコクのある味わいになり、ついつい止まらなくなる美味しさです。ストラスブールでお仕事の際、時間の無い時には、移動途中によく焼き栗を買ってランチ代わりに食べ歩きしながら、お仕事先へ向かったりいたしております。お店にもよりますが3ユーロ程度の小袋から焼きたてを売ってくださいますので、気軽に小さな幸せを得ることが出来ます。次回また、焼き栗を手にストラスブールの道を歩く日がくることを楽しみにしているところです。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
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