パリのピカソ美術館のピカソ作品コレクションの中に可愛いネコを見つけました。ピカソによる1929年の油絵「大浴場」の一部分に写真のような箇所があります。人の体を表現している部分かと思われますが、どう見ても可愛いネコちゃんです。ピカソの遊び心かと解釈しています。作品の全体はパリのピカソ美術館で見ることが出来ますので、その絵の中にネコちゃんの姿を是非探してみてください。。。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2025/11/05
2025/10/27
パリ、2025年秋のアート週間
フランス各地で秋のアートイベントが開催される時期ですが、パリでは今日までアート週間という事で興味深い様々な企画展があちらこちらで開催されました。マレ地区でも多くの展覧会が開催されていますが、私達がお仕事現場に近いということで今回訪れたのは、近代アメリカを代表する女流画家ジョージア・オキーフにちなんだ入場無料の企画展で、ここも大変に盛況でした。アート週間は終わりますが、これからの季節、更に多くの美術展がパリのみならずフランス各地で開催され、フランス全土が芸術で溢れかえります。。。
2024/10/03
パリの秋、芸術の秋
2024年も10月。世界中で言いようのない悲しいニュースが報じられる毎日ですが、そういった時には芸術に触れて少しでも前向きに過ごしたいものです。パリでもあちらこちらで素晴らしい展覧会が行われる季節です。。。
2024/07/10
空の下のサモトラケのニケ
お仕事でモンペリエに滞在する際には何故かいつも頻繁に通るアンチゴーヌ地区。この地の「サモトラケのニケ」はまるでフランスの空に向かって飛び立ちそうな感じです。同じものでも見る場所によって随分と印象が異なりますが、ここで出会うニケ様はいつも素敵です。。。
2024/04/25
マルセイユ、海の街の壁画
マルセイユ近郊でのお仕事です。マルセイユ市内MIRADOU通りで見られる素晴らしい壁画もまた地中海を想起させます。。。
2023/11/08
パリ・ピカソ美術館のドラ・マールさん
幸運なことにパリ・ピカソ美術館でお仕事相手の美術関係者とランデブーとなりました。お相手の到着前に地下1階のピカソ作品コレクションのフロアに迷わず直行です。魅力的なドラ・マールさんの肖像画と無事に再会出来ました。現在(2023年11月現在)、ピカソ没後50周年ということでリュクサンブール公園の美術館やフランス国外でも回顧展が多く開催されておりますので、一番有名なドラ・マールさんは不在でしたが、それでも見応えのあるピカソの代表作の数々を本当に短い時間ではございましたが堪能させていただきました。そうこうしているうちに到着されたお仕事関係のフランス人紳士に肩をたたかれ、現実世界へ引き戻されたのでした。セナでの回顧展は大評判だそうです。。。
2023/10/28
フランスでも映画「君たちはどう生きるか」がいよいよ公開
今度の水曜日(11月1日)の諸聖人の日の祝日に、フランスで宮崎アニメの最新作がようやく公開されます。地下鉄駅や路線バスなどで大きな広告が見られます。フランスでのタイトルは「少年と鷺(GARÇON ET LE HÉRON)」。日本語のオリジナル音源でフランス語字幕で見ることができるのが楽しみです。。。
2023/09/10
フランス・ラグビーWカップ2023始まりました
フランス・ラグビーワールドカップ2023が始まり、いきなりフランスが優勝候補のニュージーランドに27ー13で勝利する大盛り上がりのスタートとなりました。それにいたしましても、天気も一緒に盛り上がってしまいまして、先週から大変な残暑で、パリの本日の最高気温は34度だとのことです。火曜日ごろからはぐっと涼しくなるとの予報で一安心ですがフランスも日本も近年はなかなか先が予想できない気候になってまいりました。写真はパリ19区ウルクでお馴染みのストリートアートです。この界隈、パリではストリートアートの先駆け的な地区で、初期だと思われる随分前から目にしておりますが、評判が良いのかどうかは別といたしまして、今ではパリのあちらこちらで見ることが出来るようになりました。。。
2023/07/29
充実のリヨン美術館
リヨン美術館(musée des Beaux-Arts de Lyon)は、芸術の国フランスに於ける充実のコレクションを持つ美術館のひとつです。お仕事がてら何度となく訪問させていただいている美術館ですが周期的に入れ替わる企画展示のこともあってか毎回新鮮に感じます。2023年夏の企画展はシカゴを中心に活動したアメリカの画家Robert Guinanの作品展です。。。
2023/05/17
リール美術館のシャガール
リールを一旦離れる前にリール美術館に再訪です。先日時間がなくじっくりと見ることが出来なかったシャガールの作品。画家の想いが溢れる素敵な作品ですね。。。
2023/05/09
リール美術館のゴッホ
リール美術館で見られるゴッホの作品です。オーベル・シュル・オワーズの風景を思い出します。何度来ても、見応えのある素敵な美術館です。数日後には再びリールを離れます。。。
2023/04/16
Lille、身近にロダンを感じる場所
手に触れているのではと思えるほどの距離でロダンの作品をご鑑賞のご婦人。場所はリール美術館です。フランスではルーブルに次ぐ作品収蔵数といわれるこの美術館に展示されている作品と鑑賞者の距離は本当に近く贅沢な場所です。ムードンのアトリエでロダンによって手掛けられた作品は、その後、オルセー美術館に入り、そして今はリールに常設され、数センチの距離で彼の作品を感じることが出来ます。そしてその近くにはカミーユ・クローデルによる素晴らしい作品も。素晴らしい美術館のひとつです。。。
2023/03/30
石切り場の画家セザンヌ
画家セザンヌの作品に石切り場の風景を描いたものがいくつかあります。石が切り出されたあとの岩の断面に映しだされる光の変化は彼の創作魂を大いに刺激したはずです。南フランスのエクスアンプロヴァンス郊外の石切り場近くにセザンヌが絵を描きながら滞在していた小屋が今も残っておりまして、数年前にそこを訪ねた際の貴重な写真がありましたのでお仕事の休憩時間に載せてみました。現在は、特定の季節に人数を制限してガイドさんの案内でこの敷地に入れるようになっているはずです。写真の奥の方に少しだけ美しい姿を見せているのは、同じくセザンヌがモチーフとしていたサントビクトワール山です。今はなき画家の気配を強烈に感じ取ることが出来る場所でした。。。
2022/10/21
パリのサロン・ドートンヌ2022
グランパレエフェメールではアートフェア「パリ+」、凱旋門近くのグランアルメでもアートフェア「モダンアート」、ラ・ヴィレットでは「サロン・ドートンヌ」、その他、カルチェラタンのミニフェアやマレのサロンなど、今週はパリ中で今の時代を頑張るアーティストの皆様方による作品展覧のイベントが目白押しです。私たちも手分けして各仕事場で頑張るのみです。写真は開幕を迎えたパリ19区ラ・ヴィレットのグランド・ホールに於ける2022年度「サロン・ドートンヌ」場内です。私たち日仏フィグー社とは随分長くお付き合いいただいてる日展などでもご活躍中の待井さんが手掛けられた真黒な背景の上に地中海ブルーのような美しい色彩で仕上げられた素敵なナチュールモルトが一際皆様の目を引いていました。さすがサロン・ドートンヌ運営側にも一目置かれる存在でいらっしゃいます。開幕時には晴れていたパリも夜には雨模様となっていました。念のために傘を持って来て本当によかったです。。。
2022/09/08
パリ、サンジャック塔のパスカルさん
2022/08/09
パリ、パンテオンのジャンヌ・ダルク
画家ジュール・ウジェーヌ・ルヌヴー( Jules-Eugène Lenepveu )が晩年に手掛けたジャンヌ・ダルクのシリーズをパリのパンテオンの中で見ることが出来ます。1880年代の作品です。写真ではその迫力がなかなか伝わりませんが、ジャンヌ・ダルクの物語を切り取ったワンシーン、ワンシーンが、描かれた大作を一堂に目にするとなかなか感動的です。この夏休みに日本からフランスに旅行される方は非常に少ないと思いますが、また自由に気兼ねなく行き来できる日が来たならば、その時には是非訪れていただきたい場所のひとつです。ジャンヌ・ダルクとはまた異なりますが、この混沌とした世界情勢の中で平和のヒーローが出現することを願わずにはいられません。。。
2022/02/20
パリ、グランパレ・エフェメールのサロン展
パリ、グランパレ・エフェメール関連のお仕事があり、この一週間はちょくちょく訪ねています。この日曜日(2022年2月20日)までの会期で同会場で開催されているサロン展「ART CAPITAL」。パリで古くからあるいくつかの美術サロン展を見ることが出来る合同展です。日本の皆様にはよく知られた存在のル・サロン展やルソーやムンクなども参加していたパリ・アンデパンダン展、先日ブログで書かせていただいた赤木さんも活躍されていたデッサン・サロン展なども参入しています。特筆すべきはこの会場の環境です。真正面はエコール・ミリテールの立派なファサード、反対側の正面はエッフェル塔が聳え立つシャンドマルス公園に位置しています。会場内2階のカフェコーナーからの眺めは最高です。以前、私たち日仏フィグー社も何度となくご一緒にお仕事をさせていただいていたフランス人画家LEONARDさんもこのサロン展で作品を発表されていましたが、彼女の作品は会場の最も奥で、ガラス越しから見えるエッフェル塔と共演出来る素晴らしい場所でした。夜になると、自分の作品の事も忘れて輝くエッフェル塔に見とれているそうです。いずれにいたしましても、このような会場で作品が発表できる皆様は本当に幸運だと思います。。。
2022/02/18
パリ日本文化会館の赤木曠児郎展
写真は、ご招待を受けてお邪魔させていただきましたパリ日本文化会館での「EXPOSITION AKAGI KOJIRO(赤木曠児郎展)」の様子です。2022年2月19日(土曜日)までの開催です。日頃からよく通るパンテオン横のヴァレット通りは、このブログにも何度か登場しましたが、そのヴァレット通りを描いた絵は裏側も拝見することが出来、赤木さんが漢字で書いたお名前と完成日を見てそこに赤木さんの気配を感じ、生前の画家の笑顔が思い出され、込み上げてくるものがありました。本当に素晴らしい展覧会でした。。。
2021/12/26
パリ6区の写真展にお邪魔して
パリ6区、サンシュルピス教会の目の前にある立派な建物(以前は中国館だったと思います)の地上階に、海外旅行の手配などを行う「Les Maisons du Voyage」さんのデスクがあり、その奥に進んで行くとある小さなサロンで2022年1月8日まで開催されているLaurent Moreauさんの写真展「Reflets d’Asie」にお邪魔しました。普段はお茶が飲めるティーサロンにもなっています。アジアの人々の暮らしをとらえた作品に登場する人々の表情が新鮮に思えるのは今のご時世だから一層の事なのかもしれません。日本を撮影した写真はありませんでしたが、やはりアジアの人々の表情には私たち日本人と多くの共通点があるように感じます。ここの旅行会社さんも今は本当に大変という一言では語れない状況だと思いますし、自国と外国を繋ぐお仕事に従事されている人たちは私たちも含め苦労の絶えない2年間になっていますが、来年2022年のうちに少しでも写真のような笑顔が戻る世界になっていればと願います。。。
2021/07/07
パリ郊外のクラマーの森で。
パリの南側にあるクラマーの町。一戸建てや公園が多い郊外の町です。地元の美術協会の皆さんによる野外での展示会が行われました。背景の木々や青空が額の代わりとなって自由で楽しい展示が溢れます。様々な形式の自由で日常に溶け込んだ展覧会が実に多いフランスです。。。












