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11月 08, 2023

パリ・ピカソ美術館のドラ・マールさん

幸運なことにパリ・ピカソ美術館でお仕事相手の美術関係者とランデブーとなりました。お相手の到着前に地下1階のピカソ作品コレクションのフロアに迷わず直行です。魅力的なドラ・マールさんの肖像画と無事に再会出来ました。現在(2023年11月現在)、ピカソ没後50周年ということでリュクサンブール公園の美術館やフランス国外でも回顧展が多く開催されておりますので、一番有名なドラ・マールさんは不在でしたが、それでも見応えのあるピカソの代表作の数々を本当に短い時間ではございましたが堪能させていただきました。そうこうしているうちに到着されたお仕事関係のフランス人紳士に肩をたたかれ、現実世界へ引き戻されたのでした。セナでの回顧展は大評判だそうです。。。



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10月 28, 2023

フランスでも映画「君たちはどう生きるか」がいよいよ公開

今度の水曜日(11月1日)の諸聖人の日の祝日に、フランスで宮崎アニメの最新作がようやく公開されます。地下鉄駅や路線バスなどで大きな広告が見られます。フランスでのタイトルは「少年と鷺(GARÇON ET LE HÉRON)」。日本語のオリジナル音源でフランス語字幕で見ることができるのが楽しみです。。。



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9月 10, 2023

フランス・ラグビーWカップ2023始まりました

フランス・ラグビーワールドカップ2023が始まり、いきなりフランスが優勝候補のニュージーランドに27ー13で勝利する大盛り上がりのスタートとなりました。それにいたしましても、天気も一緒に盛り上がってしまいまして、先週から大変な残暑で、パリの本日の最高気温は34度だとのことです。火曜日ごろからはぐっと涼しくなるとの予報で一安心ですがフランスも日本も近年はなかなか先が予想できない気候になってまいりました。写真はパリ19区ウルクでお馴染みのストリートアートです。この界隈、パリではストリートアートの先駆け的な地区で、初期だと思われる随分前から目にしておりますが、評判が良いのかどうかは別といたしまして、今ではパリのあちらこちらで見ることが出来るようになりました。。。



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7月 29, 2023

充実のリヨン美術館

リヨン美術館(musée des Beaux-Arts de Lyon)は、芸術の国フランスに於ける充実のコレクションを持つ美術館のひとつです。お仕事がてら何度となく訪問させていただいている美術館ですが周期的に入れ替わる企画展示のこともあってか毎回新鮮に感じます。2023年夏の企画展はシカゴを中心に活動したアメリカの画家Robert Guinanの作品展です。。。



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5月 17, 2023

リール美術館のシャガール

リールを一旦離れる前にリール美術館に再訪です。先日時間がなくじっくりと見ることが出来なかったシャガールの作品。画家の想いが溢れる素敵な作品ですね。。。



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5月 09, 2023

リール美術館のゴッホ

リール美術館で見られるゴッホの作品です。オーベル・シュル・オワーズの風景を思い出します。何度来ても、見応えのある素敵な美術館です。数日後には再びリールを離れます。。。



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4月 16, 2023

Lille、身近にロダンを感じる場所

手に触れているのではと思えるほどの距離でロダンの作品をご鑑賞のご婦人。場所はリール美術館です。フランスではルーブルに次ぐ作品収蔵数といわれるこの美術館に展示されている作品と鑑賞者の距離は本当に近く贅沢な場所です。ムードンのアトリエでロダンによって手掛けられた作品は、その後、オルセー美術館に入り、そして今はリールに常設され、数センチの距離で彼の作品を感じることが出来ます。そしてその近くにはカミーユ・クローデルによる素晴らしい作品も。素晴らしい美術館のひとつです。。。



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3月 30, 2023

石切り場の画家セザンヌ

画家セザンヌの作品に石切り場の風景を描いたものがいくつかあります。石が切り出されたあとの岩の断面に映しだされる光の変化は彼の創作魂を大いに刺激したはずです。南フランスのエクスアンプロヴァンス郊外の石切り場近くにセザンヌが絵を描きながら滞在していた小屋が今も残っておりまして、数年前にそこを訪ねた際の貴重な写真がありましたのでお仕事の休憩時間に載せてみました。現在は、特定の季節に人数を制限してガイドさんの案内でこの敷地に入れるようになっているはずです。写真の奥の方に少しだけ美しい姿を見せているのは、同じくセザンヌがモチーフとしていたサントビクトワール山です。今はなき画家の気配を強烈に感じ取ることが出来る場所でした。。。



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10月 21, 2022

パリのサロン・ドートンヌ2022

グランパレエフェメールではアートフェア「パリ+」、凱旋門近くのグランアルメでもアートフェア「モダンアート」、ラ・ヴィレットでは「サロン・ドートンヌ」、その他、カルチェラタンのミニフェアやマレのサロンなど、今週はパリ中で今の時代を頑張るアーティストの皆様方による作品展覧のイベントが目白押しです。私たちも手分けして各仕事場で頑張るのみです。写真は開幕を迎えたパリ19区ラ・ヴィレットのグランド・ホールに於ける2022年度「サロン・ドートンヌ」場内です。私たち日仏フィグー社とは随分長くお付き合いいただいてる日展などでもご活躍中の待井さんが手掛けられた真黒な背景の上に地中海ブルーのような美しい色彩で仕上げられた素敵なナチュールモルトが一際皆様の目を引いていました。さすがサロン・ドートンヌ運営側にも一目置かれる存在でいらっしゃいます。開幕時には晴れていたパリも夜には雨模様となっていました。念のために傘を持って来て本当によかったです。。。



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9月 08, 2022

パリ、サンジャック塔のパスカルさん

Pierre-Jules Cavalierは1980年代の芸術家ですが、彼が手掛けたとされる作品のなかでも印象的な彫刻のひとつがパリ・サンジャック塔の足元にあるパスカル像です。特に横から見るシルエットがなかなかカッコイイですね。以前のフランス・フラン紙幣に登場したなんとなく頼りなさそうなお姿とは随分と異なり、こちらのパスカルさんは凛々しい印象です。いつも、パスカルさんにあやかって少しでも頭脳明晰になりますようにと願いながら像が見える公園を横切っています。。。

 
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8月 09, 2022

パリ、パンテオンのジャンヌ・ダルク

画家ジュール・ウジェーヌ・ルヌヴー( Jules-Eugène Lenepveu )が晩年に手掛けたジャンヌ・ダルクのシリーズをパリのパンテオンの中で見ることが出来ます。1880年代の作品です。写真ではその迫力がなかなか伝わりませんが、ジャンヌ・ダルクの物語を切り取ったワンシーン、ワンシーンが、描かれた大作を一堂に目にするとなかなか感動的です。この夏休みに日本からフランスに旅行される方は非常に少ないと思いますが、また自由に気兼ねなく行き来できる日が来たならば、その時には是非訪れていただきたい場所のひとつです。ジャンヌ・ダルクとはまた異なりますが、この混沌とした世界情勢の中で平和のヒーローが出現することを願わずにはいられません。。。

2月 20, 2022

パリ、グランパレ・エフェメールのサロン展

パリ、グランパレ・エフェメール関連のお仕事があり、この一週間はちょくちょく訪ねています。この日曜日(2022年2月20日)までの会期で同会場で開催されているサロン展「ART CAPITAL」。パリで古くからあるいくつかの美術サロン展を見ることが出来る合同展です。日本の皆様にはよく知られた存在のル・サロン展やルソーやムンクなども参加していたパリ・アンデパンダン展、先日ブログで書かせていただいた赤木さんも活躍されていたデッサン・サロン展なども参入しています。特筆すべきはこの会場の環境です。真正面はエコール・ミリテールの立派なファサード、反対側の正面はエッフェル塔が聳え立つシャンドマルス公園に位置しています。会場内2階のカフェコーナーからの眺めは最高です。以前、私たち日仏フィグー社も何度となくご一緒にお仕事をさせていただいていたフランス人画家LEONARDさんもこのサロン展で作品を発表されていましたが、彼女の作品は会場の最も奥で、ガラス越しから見えるエッフェル塔と共演出来る素晴らしい場所でした。夜になると、自分の作品の事も忘れて輝くエッフェル塔に見とれているそうです。いずれにいたしましても、このような会場で作品が発表できる皆様は本当に幸運だと思います。。。


2月 18, 2022

パリ日本文化会館の赤木曠児郎展

写真は、ご招待を受けてお邪魔させていただきましたパリ日本文化会館での「EXPOSITION AKAGI KOJIRO(赤木曠児郎展)」の様子です。2022年2月19日(土曜日)までの開催です。日頃からよく通るパンテオン横のヴァレット通りは、このブログにも何度か登場しましたが、そのヴァレット通りを描いた絵は裏側も拝見することが出来、赤木さんが漢字で書いたお名前と完成日を見てそこに赤木さんの気配を感じ、生前の画家の笑顔が思い出され、込み上げてくるものがありました。本当に素晴らしい展覧会でした。。。


12月 26, 2021

パリ6区の写真展にお邪魔して

パリ6区、サンシュルピス教会の目の前にある立派な建物(以前は中国館だったと思います)の地上階に、海外旅行の手配などを行う「Les Maisons du Voyage」さんのデスクがあり、その奥に進んで行くとある小さなサロンで2022年1月8日まで開催されているLaurent Moreauさんの写真展「Reflets d’Asie」にお邪魔しました。普段はお茶が飲めるティーサロンにもなっています。アジアの人々の暮らしをとらえた作品に登場する人々の表情が新鮮に思えるのは今のご時世だから一層の事なのかもしれません。日本を撮影した写真はありませんでしたが、やはりアジアの人々の表情には私たち日本人と多くの共通点があるように感じます。ここの旅行会社さんも今は本当に大変という一言では語れない状況だと思いますし、自国と外国を繋ぐお仕事に従事されている人たちは私たちも含め苦労の絶えない2年間になっていますが、来年2022年のうちに少しでも写真のような笑顔が戻る世界になっていればと願います。。。


7月 07, 2021

パリ郊外のクラマーの森で。

パリの南側にあるクラマーの町。一戸建てや公園が多い郊外の町です。地元の美術協会の皆さんによる野外での展示会が行われました。背景の木々や青空が額の代わりとなって自由で楽しい展示が溢れます。様々な形式の自由で日常に溶け込んだ展覧会が実に多いフランスです。。。


5月 04, 2021

パリ6区、芸術家たちの気配

フランスの飲食店の皆さんへの感謝とエールの気持ちを込めて、引き続き、以前お世話になった際の写真を載せさせていただきながら、皆が安心して店内で飲食出来る日を待ちたいと思います。今日も、引き続き昨秋のパリ6区の老舗レストラン「Allard」さんの店内の様子です。長年の間にこのレストランには多くの芸術家たちが訪れているそうです。壁に掛けられた手書きのお店へのメッセージがそのことをリアルに感じさせてくれると同時に、時を越えて芸術家たちの気配を与えてくれます。確かに同じ空間に私たちと同じ客として彼らがここで食事の時間を楽しんでいたようです。私たちのテーブル近くの壁には、お店に宛てたレイモン・ペイネさんの素敵なメッセージが添えられた絵があり、食事中最も良く見える位置には風景画を得意とする画家ジャンピエール・レモンさんの水彩画にやはり心のこもったメッセージが添えられていました。街角のレストランで歴史に名を残す芸術家たちの日常に何気なく触れることが出来るのもフランスの素晴らしいところですね。。。   ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、出来る限り不要な外出を避けたテレワークを心掛け、しばらくのお間は、私たちが過去にお仕事の道中や休憩時間中に撮影いたしましたフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。


2月 13, 2021

ストラスブール、芸術家ジャン・アルプの気配

フランス、アルザスのストラスブールにそびえ立つ大聖堂のすぐ近く。ここには、この地で誕生した世界的な芸術家ジャン・アルプが生まれ育った家があり、そのことを示すプレートが掲げられています。ストラスブールからドイツ、そしてパリ、スイスへと渡り、パリのサロンやヴェネチアビエンナーレなどでも彼の彫刻を中心とした芸術世界が多くの人々を驚かせたそうです。今もほとんど当時と変わらないというストラスブールのこの通りに彼の気配を感じ、そしてここから歩いて15分程度のストラスブール現代美術館では彼が世に残した多くの作品の中の一部を目にすることが出来ます。。。  ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。


9月 11, 2020

セザンヌのサントビクトワール、ある日のフランスの風景99

まだまだコロナの状況は改善とは言えませんので、出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っておりますが、ひとまず今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。この「ある日のフランスの風景」も99回目と思っていた以上に長く続いてしまいましたが、、、今日も南仏エクスアンプロヴァンス近辺の風景で、画家セザンヌに関する写真です。二枚のサントビクトワール山の写真。一枚は私たちが昨年2019年のある日に撮影した実際のサントビクトワール山で、もう一枚はセザンヌが晩年に描いた絵が掲載されたポスターの一部です。こうして比較してみると、セザンヌの作品が、実際の山の迫力と時や光の移ろいを見事に抽出して私たちに見せてくれていることが理解できます。コロナの状況が収束した時には、またこの山に多くの人々が集うことでしょう。。。


9月 10, 2020

セザンヌの日常、ある日のフランスの風景98

まだまだコロナの状況は改善とは言えません。出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っておりますが、ひとまず今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日も引き続き、南仏エクスアンプロヴァンス近辺の風景で、先日も登場しました昨年2019年のある日の「セザンヌのアトリエ」の風景です。と、いいましても、この写真は実はアトリエの建物の裏側を写したものです。建物の裏側は庭になっていて、開館時間内であれば自由に散策が出来ますが、土地の傾斜によって裏側の庭からはちょうど建物外側の2階の窓が見える位置になっています。すると、、、この日は、数メートルにわたる縦に長い開き戸が、その口を開けていました、、、。この開き戸は、セザンヌが晩年このアトリエでの制作に力を注いだ大水浴図の作品搬出口として作られたそうです。当時はここに裏庭との間を繋ぐ梯子がかけられていたそうです。巨大な作品が屋内と屋外を行き来する様子が目に浮かびます。。。セザンヌの日常を身近に感じることが出来る場所のひとつと言えるでしょう。


2月 17, 2020

ユトリロのピガール広場

昨日までパリ・グランパレで行われていた合同サロン展「ART CAPITAL」に懐かしい作品が並んでいました。水彩サロンによる特別企画のモンマルトル美術館ブース内に掲げられていた貴重な原画の中の一枚。ピガール広場を描いたユトリロの1910年の油彩作品です。ユトリロが描くモンマルトル界隈の作品の中でも、珍しく心躍らされる明るい光に満ちた作品だと随分前に見た時には感じたものです。グランパレのガラス屋根の下で見ると、その明るさは更に増し、きっと作者である今は亡きユトリロもどこか遠くの世界で喜んでいるに違いないと思いました。

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