8月 24, 2021

パリ5区、お茶は衛生パスとともに

一時暑い日も少しありましたが、全体的にはとても涼しく過ごし易くなっている今年の夏のパリ。 近くのカフェで息抜きという場合もメールで入手した衛生パスポートの提示が必要ですので、携帯は必需品で忘れることは出来ません。衛生パスポートの提示義務化に反対の声もありますが、ワクチンの義務化ということではなく、何よりも店員さんたちが安心して働ける環境を私たち利用者側の努力で作ることで安全な営業の権利が保たれるのであれば、お店への応援にもなると感じたりいたしております。写真はパソコンなどの仕事道具を持ち込んで「はしご茶」をさせていただいた5区モーベール駅前のカフェとその近くの中国茶のお店です。ご馳走様でした!


8月 21, 2021

パリ郊外の日常の風景

パリ市の外、北東方面の郊外の町パンタン。パリ市内と地下鉄やバス、自転車や徒歩で直接行き来出来ますので、パリ市内と同じ感覚で多くの人々が暮らしたり仕事に従事されています。パリ市内よりも大規模なマンションや団地が多く、スーパーマーケット「カジノ」も巨大で、自動車で屋上駐車場へと行くことが出来る幅広のスロープが看板代わりになっています。日本では今になってロックダウンも視野に入れてはどうかとの各自治体長さんたちの声もあるそうですが、フランスなどヨーロッパの多くの国はそういった考えは過去のものとなっているようです。これからは、お店の営業を規制することよりも、むしろお店には頑張っていただいて、利用する側がワクチン接種済みやPCR検査陰性を前提に利用し、お店側も利用者側もお互いに安心して営業が継続出来ることを目指しています。


8月 12, 2021

パリ、KENZOの出発点

「KENZO」ブランドの生みの親、高田賢三さん(1939-2020)生誕の地である兵庫県の姫路市に先頃オープンしたばかりの総合ホール「アクリエ姫路」の舞台緞帳デザインは彼が手掛けましたが、その完成を待たずにお亡くなりになられました。明々後日の8月15日まで、その「アクリエ姫路」の一室で行われている高田賢三展「夢」。今はサッカーの話題で盛り上がるここパリにも、彼の気配を感じることが出来る所縁の地が数多くあります。お仕事の道すがらよく通るこのパッサージュ「ギャルリー・ヴィヴィエンヌ」もその重要な場所のひとつです。賢三さんが大好きであったいうパリ・アンデパンダン展で名をはせた画家アンリ・ルソーのジャングルを描いた傑作「夢」をモチーフに、賢三さん自らが手掛けたジャングル風内装のお店「ジャングルジャップ」は、まさにパリでの「夢」の出発点であり、その夢の場所がこの「ギャルリー・ヴィヴィエンヌ」の中にあったのです。のちに、アメリカでのショーの際にジャップ(JAP)という名称が現地で問題視され、急遽「KENZO」というブランド名にされたというのが、「KENZO」ブランドの始まりだとか。。。


8月 05, 2021

パリ、コンセルヴァトワール前のピアノ

今年のパリの8月に入っても気温が低く、最高気温が20度を下回る日も。。。写真は、パリ国立音楽高等学院(コンセルヴァトワール)前の様子です。学院前の通りを歩いていると、植え込みに何かが置かれています。よーく見ると緑に覆われたピアノのオブジェでした。見事にこの場所に溶け込んでいました。。。


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