パリでは昨日イギリスのチャールズさんがパリを訪れられシャンゼリゼ界隈は随分と賑わっていたようですが、こちらはまだ静かな朝のサン・ルイ島の建物に掲げられたプレートです。ソルボンヌ大学やリール大学を拠点に平和に尽力したCASSINさんや、放射能研究の基盤を築いたCURIEさんなど、多くの著名人が今と変わらぬこのサン・ルイ島の風景を目にしていたことでしょう。仮に彼らが今も生きていたなら、過去の教訓を踏みにじる愚かな人類によって大きく揺れ動く今の世界をきっと嘆いたことでしょう。。。
日仏フィグー社 スタッフのブログ
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
9月 21, 2023
9月 18, 2023
パリ5区の建築物
昨日のニースでのラグビーWカップ2023の試合で日本代表はイングランド代表に敗れて1敗となりましたが、次に期待です!ところで、昨日載せさせていただきましたJean Boussard氏 による5区のアパルトマンのバルコンの底面を外から見上げるとこんな感じでした。細部にまでこだわったデザインが印象的ですね。。。
9月 17, 2023
パリはリブゴーシュが心地良い
お仕事の関係で、このところパリ5区界隈をよく通ります。シャンゼリゼやモンマルトル界隈などももちろん魅力的ではございますが、やはりパリで最も歴史のあるシテ島やセーヌに近く今も学問や芸術を含めたパリの人々の日常を感じ取れるリブゴーシュが心地よく感じられます。 写真中央は、1800年代後半にパリなどで多くの公的施設の建物にかかわった建築家 Jean Boussard氏 が手掛けた5区のアパルトマンです。観光客の皆様で溢れかえるエリアとは少し違って、静かな環境の中でこういった魅力的且つパリの歴史を物語る建築物を自然と目にすることが出来るのも、このエリアが心地が良い理由なのかもしれません。。。
9月 16, 2023
パリ5区でギリシャ風サンドイッチ
9月 10, 2023
フランス・ラグビーWカップ2023始まりました
フランス・ラグビーワールドカップ2023が始まり、いきなりフランスが優勝候補のニュージーランドに27ー13で勝利する大盛り上がりのスタートとなりました。それにいたしましても、天気も一緒に盛り上がってしまいまして、先週から大変な残暑で、パリの本日の最高気温は34度だとのことです。火曜日ごろからはぐっと涼しくなるとの予報で一安心ですがフランスも日本も近年はなかなか先が予想できない気候になってまいりました。写真はパリ19区ウルクでお馴染みのストリートアートです。この界隈、パリではストリートアートの先駆け的な地区で、初期だと思われる随分前から目にしておりますが、評判が良いのかどうかは別といたしまして、今ではパリのあちらこちらで見ることが出来るようになりました。。。
9月 06, 2023
パリ、すぐそこはノートルダム
フランスにおける2023年秋の本格的な各種国際見本市や大型展示会のシーズンを前にいたしまして急にお仕事が忙しくなってしまい、このブログの更新がお久しぶりとなってしまいました。心配してメールなどでご連絡をくださった皆様にお礼とお詫びを申し上げます。まだ少しの期間は、ブログが更新できない日が多々あるものと思いますが、日本のスタッフによる更新(その場合はフランスにちなんだ今の日本の風景?)も増やしてなんとか多く更新をと考えておりますので、変わらずお付き合いいただけましたら幸いです。今日の一枚は先月ここで載せさせていただきました「ネコさんが釣りをしている路地」をセーヌ川の方に向いて見た風景です。この路地の奥はすぐセーヌ川でその先は私たちが大好きなパリ・ノートルダムでございます。パリ周辺地域もようやく学校の夏休み期間が終わり、いよいよ本格的な秋のシーズンが始まります。。。
8月 25, 2023
パリ5区、ネコさんが釣りをしている路地にて
2023年8月も終盤です。この時期はなかなかブログへの投稿が疎かになりなってしまいまして恐縮ですが、本格的な秋になりますと、美しいフランスの日常の風景をご紹介するペースを上げてまいりたいと思います。ところで、パリの5区界隈には可愛らしい名の通りがあります。「Rue du Chat qui Pêche(お魚釣りをする猫ちゃんの道)」です。パリで最も狭い道だと言われています。尚且つとても短い通りで北に進むとすぐにセーヌ川に辿り着きます。そしてそのセーヌ越しに、只今復興工事中のパリ・ノートルダムの姿を目にすることが出来ます。現時点では、来年の年末にはノートルダムへの入場が再開するのではとの情報です。。。
8月 13, 2023
パリ、いつものパンテオンの姿
2023年8月も半ば、これからのパリの一週間はすこし暑さが戻るとの天気予報ですがそれでも30度には届かない可能性大とのこと。日本は連日の酷暑と台風。平均的な夏の概念が変わりそうな今日この頃です。。。
8月 07, 2023
リヨンからパリへ
素晴らしいリヨンの街にまた戻れることを願いつつ、リヨンからパリに向かいます。来月(9月)からは屋外に出ての本格的な現場業務が増えますので面白写真をご紹介できると思いますが、今は秋に備えて屋内に引きこもっての準備業務期間が続いています。。。
7月 29, 2023
充実のリヨン美術館
リヨン美術館(musée des Beaux-Arts de Lyon)は、芸術の国フランスに於ける充実のコレクションを持つ美術館のひとつです。お仕事がてら何度となく訪問させていただいている美術館ですが周期的に入れ替わる企画展示のこともあってか毎回新鮮に感じます。2023年夏の企画展はシカゴを中心に活動したアメリカの画家Robert Guinanの作品展です。。。
7月 27, 2023
リヨン、名物チョコレート屋さんも夏休み
リヨンの街の名物チョコレート屋さんといえば、フランクリンルーズベルト通りに面した立派な店構えのベルナシオンさんがすぐに思い出されます。久しぶりに店内のサロンドテでお仕事休憩にコーヒーと美味しいチョコレートをいただこうかとたずねましたら、夏休み期間中でございました。2023年の夏休みは8月16日までだそうです。ということで、以前訪ねた際の写真を載せてみました。また秋に美味しいショコラをいただきにお邪魔したいと思います。。。
7月 23, 2023
リヨン、星はいらない格好良さ
2023年の7月もあと一週間です。リヨンの小さな人気レストランが今年の春に閉店していました。とても美味しく独創的なお料理が印象的なレストランでグルメガイドの星もひとつ獲得していましたが、星よりも大切な新たな夢に向かっての挑戦を始められるとのことです。寂しい反面、陰ながら応援いたしております。。。
7月 22, 2023
リヨンのノートルダム
パリのノートルダム寺院は来年2024年の年末の完成を目指して現在修復中です。丘の上に立つリヨンのノートルダムは、どこにいてもひょっこりと顔を出してリヨンを行き交う人々を暖かく見守ってくれているように思います。。。
7月 19, 2023
リヨン、暑い日もダージリン
リヨンの川沿いのカフェで暑さを凌ぎます。暑さが和らぐお店の中で熱いダージリンを注文。日本ではあまり多くは見られませんが、フランスでは一部のお店を除いて紅茶はティーパックのまま提供されるのが常です。茶葉の販売元が明確であることで安心できるという点では良い提供方法だと思います。ごちそうさまでした!。。。
7月 12, 2023
リヨンといえば指人形劇
リヨンといえば指人形劇「ギニョール(Guignol)」が有名です。お仕事先へ向かう途中、旧市街を歩いていると指人形の有名なお店の前を通りました。少し中をのぞかせていただきました。様々な表情の人形たちが出迎えてくれます。以前パリのジョルジュブラッサンス公園で見た指人形劇の人形さんたちもここリヨンで生まれたのかもしれません。今後は是非ゆっくりと訪れたいと思います。。。
7月 11, 2023
熱波のリヨンです
2023年7月のリヨンは非常に暑い日が続き、今日が一旦はピークともいわれております。38度という温度も日差しもきつく、これ以上お肌がどうにかなって行くことが大変に心配です。日本流に日傘と日焼け止めクリームでこの夏を乗りきる覚悟です。本格的なヴァカンスシーズンに入ろうとしていますが、ヴァカンスには無縁な私達には特に厳しいこの数日の暑さでございました。明日から少しの間は気温がわずかに下がりそうです。。。
6月 30, 2023
リヨンの抜け道です
2023年の6月も最終日。先日の警官による発砲事件に端を発したデモや暴動がフランス各地で活発になっています。私達にも所縁のあるパリ郊外のクラマーでは外出禁止の措置もとられているとの話です。いずれにいたしましても、暴力や破壊行動を伴った抗議活動は本当に残念です。写真はリヨン旧市街地のあちらこちらに見られる”抜け道”です。結構、便利です。抜け道は、トラブール(Traboules)と呼ばれていてリヨンで有名な絹製品を雨の日でも安全に運べるように裏の通りへと抜ける道を建物の中に作ったそうで、いくつかの抜け道がリヨンの観光名所にもなっています。暑さが一段落といったところですが、また数日後にはリヨンの暑さが戻るようです。。。
6月 29, 2023
ボキューズさんも登場のリヨンの広場
フランスの中でも特に美食の街として知られるリヨンのあちらこちらでポール・ボキューズさんの姿を見かけます。観光地にもなっているこの広場の巨大なだまし絵の中にも胸を張ってお客さんを出迎えるボキューズさんが描かれていました。リヨンは今日で暑さが一旦落ち着くとか落ち着かないとか。。。
6月 28, 2023
ローヌとソーヌが流れるリヨンの街
パリといえばセーヌ。それではリヨンはといいますと、やはり、ローヌとソーヌです。このような橋を頻繁に渡っていると、何となくパリよりもリヨンの方が川を近くに感じる印象を受けてしまいます。どちらの街も川越しに見えるノートルダムの姿が圧巻です。今度、パリではセーヌをより強く感じながら橋を渡ってみたいと思います。。。
6月 25, 2023
美食の街リヨンは景色も美味しい
フランスのなかでも美食の街として世界の人々に知られるリヨンに到着。アートの街としても注目されておりますね。遥かアルプス山脈までも目にすることが出来るフルヴィエール(Fourviere)の丘からの景色はお仕事前に早起きしてでもわざわざ見る価値のある最高の景色です。まだ6月なのですが午後には35度近くまで気温が上がるとのこと。後ろ髪をひかれつつも、暑くなる前に丘を降りてお仕事場へと向かうのでございます。。。
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エクサンプロヴァンス、サンビクトワールの山。この山を描いた最も有名な画家といえば、やはりセザンヌです。多くの画家の写実作品以上に物の魅力を伝える優れた作品をセザンヌが独自のスタイルで手掛けていたという事実は、この地に足を運んで、実際にこの山を間近に見ると納得できるはずです。
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今日は私達、日仏フィグー社の仕事現場を少し、、、。 パリ での仕事現場の様子です。日本からの通関手続きを経て大切にパレット空輸された展示会用の作品が パリ の サロン・ドートンヌ展 ・展示会場に到着した直後、開梱作業を行っている先月の現場風景の写真です。来年の サロン・ドートンヌ...
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今日も南仏プロヴァンス・ピュイルビエの路地に猫のシロクロさんを発見。パンを抱えたご近所のご婦人に丁寧に挨拶をする姿は地元の猫たちの中でも一目置かれているとか。。。周囲はパン屋さんの美味しそうな匂いがあふれていました。