パリ、モンマルトルの住宅街の路地裏風景です。セーヌ川の増水や街中の雑踏が嘘のように静かな路地裏は、以前紹介させていただいた猫のトラの縄張りです。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
1月 31, 2018
1月 30, 2018
エクスアンプロヴァンスのワイン
フランスのプロヴァンス地方といえばスッキリとしたロゼワインが有名ですが、エクスアンプロヴァンス産のワインも数少ないながら存在します。ワイン店はハードルが高いと感じる方も、エクスアンプロヴァンス観光案内所内の売店に行くと簡単に見つけることが出来ます。スーパーで購入のリーズナブルなカットサラダや生ハムを用意するだけで、ホテルの部屋でも立派なアペロが楽しめます。
1月 29, 2018
巨大な星の王子さまの本
パリのリヨン駅からTGVで3時間半。ここは芸術家達が集う南仏の町、エクスアンプロヴァンスです。市内の可愛い図書館のエントランスではサンテクジュペリの星の王子さまの本をモチーフにした巨大なオブジェが毎回迎えてくれ、フランスらしさを感じさせてくれます。地元の人たちの小さな憩いの場の同じ敷地内では、映画の上映や美術展示会なども行われます。
1月 28, 2018
パリでオムライス
パリ16区、パッシー界隈の落ち着いた場所にあり、日本の方が切り盛りされている可愛いカフェSAZANKAのほっと出来る日本式のオムライスです。写真は15ユーロ程度から数種類あるオムライスメニューの中の一皿で、少々奮発したカツカレーオムライスです。今回は食事でしたが、随分前にいただいた抹茶パフェがとても美味しかったと記憶しています。次回はティータイムに抹茶パフェをいただきたいと思います。
1月 27, 2018
パリ、イチゴショートの草分け
パリの16区にあるパティスリーカフェ「YAMAZAKI」。日本の山崎パンのお店です。最近はパリでも日本風のイチゴショートケーキがいくつかのお店で買えるようになってきたようですが、ブームに関係なく昔ながらの味を長年提供し続けているこの「YAMAZAKI」のイチゴショート「MATSURI」がパリでは一番食べたくなる日本風イチゴショートケーキです。生クリームはとてもボリュームがあり、その点はスイーツ好きのフランスの皆様向けだと思いますので、苦手な方はモンブランや抹茶ケーキが良いと思います。セーヌは今日も増水が続いています。
1月 26, 2018
もうひとつのルーブル美術館
北フランス、ランスのルーブルです。ここは様々な時代の作品を同じフロア内でまるで時間旅行をしているかのように順を追って見せる巨大なギャラリーをメインとした魅力的な美術館です。パリのルーブルの作品からセレクションされた見覚えのある作品がまた違った雰囲気で且つ身近に鑑賞できます。今回は覗くのみですが、近々じっくりと見学し、ここでも再度ご覧いただきたいです。
1月 23, 2018
春よ来い
世界各地で自然災害がニュースになっていますが、フランスでも各地で大雪や洪水が起こっている状況です。暖かく穏やかな春が来てほしいですね。写真は、お洒落なハンバーガー屋さんが目を引くパリ地下鉄ウルク駅前、ジャンジョレス大通りの歩道風景です。このあたりはちまたの落書きとはひと味違う野外アート作品をよく目にします。
1月 20, 2018
パリでタジンのインスタント
このブログで度々カフェやレストランのことを書いていますが、実は、フランスは外食が平均して高額ですので、ビジネスランチ及びビジネスカフェ以外には、外食はほとんどいたしません。そんな中でとても助かるのがフランスのインスタント食品です。今日のメニューはミートボール入りタジン。電子レンジで温めるだけでOKで、買いだめ可能なカットサラダにコンテチーズを添え、定番のテーブルワイン(近年日本のスーパーでも出回るようになったボルドーのテーブルワイン、レスタック)も登場すると、一人前数百円でプチ贅沢なディナーになります。電子レンジを利用できるスーパーやコンビニも増えていますので、ホテルに宿泊の場合も、不可能ではありません。
1月 19, 2018
サッポロ一番、フランス風
日本の「サッポロ一番」を使ったフランス風ラーメンです。鍋を使わず、出張にも持ち運べる軽い樹脂製のどんぶり一つで簡単に作れる仕事の合間の自炊メニューのひとつです。3~5つほどに割った麺と付属スープを入れどんぶりに入れ、熱湯を注ぎ、3分後(麺の硬さの好みによって時間は変わります)にフランスのスーパーで定番のカットサラダ、たまご、最後にお好みのチーズ(今回はラクレット)でフタをして、電子レンジで30秒程度温めて出来上がりです。電子レンジがない場合は熱湯を注いだ後にカットサラダ、たまご、チーズをすぐにのせて、お皿などでフタをして5分(麺の硬さの好みによって時間は変わります)待つと完成です。瓶詰のピクルスとそのつけ汁を適量入れると、お酢の風味が広がり、お酢好きには、特に疲れた時に最高です。カットサラダやチーズの種類によって、ぐっとフランスらしさが増します。
1月 18, 2018
オニオングラタンスープ再び、パリ
再びオニオングラタンスープです。とはいえ、昨日のお店とは違います。以前、このブログにも映画の舞台として登場した18区クリシー広場に面した老舗カフェレストランWEPLERです。オニオングラタンスープの単品は9ユーロ程度で、一日中オーダー可能なMENUの前菜としても選択可能です。オニオングラタンスープはお店によって随分と個性が出ます。
1月 17, 2018
冬はオニオングラタンスープ
モンマルトル 、アベス通りのカフェ、LE NAZIR でオニオングラタンスープ。温度が低かったので、熱々にしてくださいますか?と店員さんにたずねましたら、快く引き受けて下さり、熱々のスープが運ばれてきました。やっぱり、パリの冬にはこれです。ガラス張りで明るいテラス席が人気の気軽なカフェレストランです。
1月 16, 2018
1月 14, 2018
パリ、赤い風車と青空
お馴染み、パリのムーランルージュが見える地下鉄駅出口近くから見たパリの冬の青空です。ルーランルージュ脇の坂道はモンマルトルの丘へと続いており、観光で訪れる方々のみならず、この界隈の住民にも非常に愛されている散歩コースのひとつです。ロートレックやルノワールなど多くの芸術家たちも同じ道を日々歩いていたことでしょう。
1月 13, 2018
パリ、ウルクの通り
先日ランチをしたパリのレストランAux Arts et Sciences reunisの前を今回は後ろ髪を引かれながら通り過ぎます。ランチ時ですので近くのビジネスマンたちの姿が見られます。この界隈は、異国から移り住んでこられた方々の姿が多くみられる下町的な場所であると同時に新たにパリのエリートたちが働く大企業が多く進出している新開発区域でもあります。
1月 12, 2018
1月 11, 2018
パリ、ウルクでランチ
先日書きました冬のスープが美味しいパリ郊外ウルクのレストラン。地下駅ウルク前のAux Arts et Sciences reunisでランチです。写真は日替わりの前菜です。前菜と主菜2品の日替わりランチは13ユーロ前後。2ユーロ追加で手作りデザートも食すことができます。こんな感じの気軽で美味しいランチが嬉しいお食事処はパリの中心を外れた何気ない場所に多く点在しています。
1月 10, 2018
パリ、アンヴァリッドと日常の風景
お馴染みパリのアンヴァリッドの金屋根が輝いています。近くでは少年たちが寒い中、腕まくりをしてボールを蹴っています。パリの冬ののんびりとした日常の風景ですが、同じフランスでもサヴォワ地方では大雪の被害で大変だそうです。
1月 09, 2018
パリ、ウルクで暖かいスープ
パリ19区のウルク駅前にある地元ビジネスマンやマダムに人気の庶民派レストランでは一年を通じて数回ランチをさせていただきますが、寒い季節のヴェルーテスープがシンプルながらとても美味しいのです。特に栗のスープがメニューにあった日はとても嬉しくなります。パリでは季節感のあるビストロランチが幸せな気分にさせてくれます。
1月 08, 2018
16世紀の大時計、ルーアン
ルーアン旧市街中心部にある大時計です。その名の通り、大時計通り-Rue du gros horloge-を通る人の真上に設置されています。16世紀以降、何百年もの間、時を刻み続けているその歴史の中に私達もいると考えるとなんだか感動的です。
1月 07, 2018
もうひとつのジャンヌの塔
昨年秋に書かせていただいたルーアン、ジャンヌダルク通り102番地の建物。ここの内部は一般公開されていませんが、今回、この建物内でお仕事をされている方のお計らいで特別に玄関フロアを見学させていただきました。捕らわれたジャンヌダルクがいた場所の当時の痕跡が今も残っています。多くの人がその場所に気付くことなく日々通りすぎて行きます。
1月 06, 2018
ルーアンの大聖堂を見上げる
ルーアンの大聖堂です。モネが描いた正面入口側からの姿はとても素晴らしく感動的ですが、側面の路地から見上げた姿もパリのノートルダムに負けないくらいの素晴らしさです。裏側にまわり、更に進んで行くと、市場や庶民的なレストランなどがある界隈へと様子が変わります。
1月 05, 2018
1878年のパリ、サンドニ通り
モネに縁の深いルーアン。以前、ルーアン美術館のモネの絵のことを書きましたが、とても印象的なもう一枚のモネの絵との再会です。祝いの日の街の熱狂を描いた "サンドニ通り1878年6月30日祝日"です。静かな展示室の一番奥の壁に飾られ、徐々に近付いてくる作品から、キャンバスにむかうモネ自身の気配を感じずにはいられません。
1月 04, 2018
ルサロン展、107年前の風景
ルーアン美術館で出会ったポスト印象派画家のひとりとされたグリュンの手掛けた大作 "1911年、ある金曜日のフランス芸術家協会(ルサロン)展" です。この絵のモチーフとなったルサロン展は時代を越えて現在も続いており、ルサロン2018は、今年(2018年)の2月に、この絵の舞台と同じパリのグランパレにて開催され、今年も仕事で通うことになっています。何よりも、この絵に見られる今と全く変わることのないグランパレの100年以上前の内装の描写が非常に感動的です。この時は玄関ホールでの展示でしたが、この場所には常設されていないそうです。
1月 03, 2018
再訪、ルーアン美術館
これまで何度も訪れたルーアン美術館。いつも人でいっぱいのパリ、ルーヴルやオルセーなどとは対照的で、日中でもゆったりと大変に落ち着いた雰囲気の中、貴重な作品を目にすることが出来る嬉しい美術館のひとつです。ですが、仕事の道中、前を通りすぎることの方が圧倒的に多いのが残念です。
1月 02, 2018
ルーアンの国際見本市会場
再びルーアンです。郊外に位置するパルクエキスポ国際見本市会場はルーアン駅からバスで約30分の場所にあり、映画やコンサートなどが開催されるルーアンゼニッツに隣接しています。現代的なフォルムが目を引きます。この2018年も素晴らしい展示会が多く開催されることでしょう。
1月 01, 2018
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今日は私達、日仏フィグー社の仕事現場を少し、、、。 パリ での仕事現場の様子です。日本からの通関手続きを経て大切にパレット空輸された展示会用の作品が パリ の サロン・ドートンヌ展 ・展示会場に到着した直後、開梱作業を行っている先月の現場風景の写真です。来年の サロン・ドートンヌ...
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エクサンプロヴァンス、サンビクトワールの山。この山を描いた最も有名な画家といえば、やはりセザンヌです。多くの画家の写実作品以上に物の魅力を伝える優れた作品をセザンヌが独自のスタイルで手掛けていたという事実は、この地に足を運んで、実際にこの山を間近に見ると納得できるはずです。
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今日も南仏プロヴァンス・ピュイルビエの路地に猫のシロクロさんを発見。パンを抱えたご近所のご婦人に丁寧に挨拶をする姿は地元の猫たちの中でも一目置かれているとか。。。周囲はパン屋さんの美味しそうな匂いがあふれていました。