2020/12/22

パリCDG空港、それぞれのノエル

パリCDG空港内にも所々でクリスマスツリーを目にすることが出来ます。ノエルですねー。2020年も早くも12月下旬に差し掛かります。今年の春には防護服の完全防備でフランス入りする団体さんの姿に驚いたものですが、今では、決して驚くようなことではないと感じています。世界へ目を向ける人たちを守るために、春の段階ですでに多くの対策を取ってきた人たちやその国を敬う気持ちになります。。。今年の12月はこのブログをあまり更新できませんでしたが、来年は沢山のフランスのクリスマスの風景をお届けできますことを願っています。皆様へ、Joyeux Noël 2020!


2020/12/17

パリ、「ラ・ブーム」の風景・その2

パリ5区、普段は教育関係者の皆様や学生にパリ市民、そして観光客で賑わうエコール通りからパンテオンに向かう上り坂。パンテオンの姿が目の前に迫ってくるころに左側の建物に現れる地味な鎧戸(ボレ)。先日もここで書かせていただきました1980年のフランス映画「ラ・ブーム」に登場した路地の鎧戸がそのままの姿で残っています。古いものを大切に保って長く使うフランスだからこそ、多くの映画のシーンもいつでも現実の世界の中で楽しめます。この鎧戸の前を主人公の女の子が通りすぎるシーンが蘇ります。今はマスク姿のパリのマダムが通り過ぎています。昨日のテレビニュースで、パリのリヨン駅が冬のヴァカンス客で賑わう様子を目にしました。年末に向けて、コロナ拡散が再び勢いを増さないように願うばかりです。。。 


2020/12/16

パリ、日中の外出規制緩和です

フランスでは、ようやく日中は許可証なしで自由に街歩きできるようになりました。ただし、夜間の外出規制は継続され、まだまだ油断は禁物です。このパリ5区のパンテオン広場が多くの学生さんたちで賑わう普段の様子に完全に戻るまでには、まだ少し時間がかかりそうです。。。


2020/12/13

パリ6区、ヴュルピアン像の風景

パリ6区、リュクサンブール公園にも近い路地にたたずむヴュルピアン像。いつもは学生さんたちの姿が多いこの界隈です。ヴュルピアンさんの様子がおかしいので、近付いてみると、、、彼もやっぱりマスク姿でした。早くマスクを外せる日が来るのを願っています!


2020/12/07

パリ、仏映画「ラ・ブーム」の風景

パリ5区。幾度となく通るこの道も今日は静かです。この道を歩くたびに思い出す映画があります。当時新人だったソフィー・マルソー主演の1980年公開の青春恋愛映画で「愛のファンタジー」の曲が印象的だった「ラ・ブーム」です。フランスでは今でもテレビで時々この続編の「ラ・ブーム2」とともに放映されています。たしか、「ラ・ブーム」の冒頭のシーンで、リセの門(写真右側)から出て来てこの道を歩く初々しいソフィー・マルソーの姿があったように記憶しています。通りの向うの方に見えるバス停の姿も、突き当り付近に小さく見えるデカルト通りとの交差点の建物の外観も変わりましたが、それ以外は映画の世界そのままです。。。フランスの新型コロナの一日あたりの感染者数は順調に減少してきていますが、これからノエルと年末年始がやって来ますので、まだまだ油断は禁物です。


2020/12/02

パリ、消防士さんたちも頑張ってます

パリ5区のモダンな消防署。茶葉を購入するためにお茶屋さんへ向かう道中、その前を通りかかると、消防士たちが消防車の点検と確認を繰り返し行っていらっしゃいました。ご苦労様でございます!そして、いつも有難うございます! 早くも2020年も12月。フランスのコロナ感染者数はひとまず減少傾向にあります。。。


2020/11/27

パリ、サンルイ島のネコさま

パリ4区のサンルイ島。セーヌ沿いを進んでいると、どこからかネコさまの声が聞こえます。声の方へと歩みを進めてみますと、ご覧のような皆さまの姿が。。。明日からは、コロナ対策の規制が大幅に緩和され、少し自由に外へと出歩くことが出来るようになるフランスですが、まだしばらくは我慢して、ここからセーヌを眺めているのが健康のためには良さそうですよ。


2020/11/26

パリ5区、ネコさまも外出自粛中

フランスではフランス政府から段階的なコロナ対策の緩和策が発表されましたが、クリスマスや年末にまたまた羽目を外す人が沢山出そうで、心配は続きます。今の発表では一日の新規感染者数が5000人を下回った時には殆どの規制が解除されるような流れになってきていますので、それも少々心配の種です。。。写真はパリ5区の住宅街、パンテオンのすぐ近くです。何やら遠くからの視線を感じます。いつもは住人の靴が干されている窓枠に今日は可愛いネコさまの姿。全く動くことなく、じっとこちらを見ています。しばらくして、戻ってくると、まだ同じ姿勢で窓枠に座っていました。このご時世、ご主人さまに気をつかってネコさまも外出自粛中なのかも知れません。。。


2020/11/21

パリ4区、道路標識もマスクに変身

パリ3区と4区にまたがるヴォ―ジュ広場を歩いて通過し、バスチーユ広場方面の食料品店へ向かおうとした時、ふと一方通行の道路標識が視界に入りました。 近寄って見てみますと、一方通行標識の白い横線が、誰の仕業か、なんと、マスクに変身してしまっています! 日本ではありえませんが、ここでは妙に街と馴染んでしまっています。。。近々、マクロン大統領がコロナ対策を一部緩和する方向でフランス国民に向けてテレビの生放送で語るのではないかということです。厳しい規制で一日当たりの感染者数が少し減っている感じですが、もうしばらくの頑張りが必要なようです。一方で、日本が心配でございます。。。


2020/11/17

パリ、画廊の彫刻もマスク姿

先日、このブログでショーウィンドウのなかのマスクのことを書かせていただきましたパリ5区のカルム通りです。この同じ通りのお洒落なマスク姿のマネキンさんの2軒となり。古物を専門に扱う画廊さんのウィンドウ内に先日は気が付かなかったマスク姿の彫刻さんが。。。こちらは、フランスで定番の水色不織布サージマルマスクを着用されていました。うっかりマスクの着用を忘れている人も、彼女の姿を見てマスク着用を思い出してくれるとイイですね。。。


2020/11/11

パリ6区、彫刻も歩きスマホ。。。

パリのリュクサンブール公園。ふと秋空を見上げると1800年代の彫刻家Charles-Arthur BOURGEOISによる作品が聳え立っていました。なんとなく、その姿はスマホを片手に歩きスマホ姿のように見えます。。。歩きスマホは危ないので注意してさしあげようと近寄ってよく見てみますと手にしているのはスマホではなく台本らしきものでした。ギリシャの舞台俳優をモチーフにした彫刻作品でした。。。フランスに於ける新型コロナの一日の新規感染者数が何となく減ってきたようですが、まだまだ多い数です。このまま減少が続くことを期待したいです。


2020/11/09

パリ、ショーウィンドーのマスク

パリ5区カルム通りの坂道の途中、ふと見るとオーダーメイドのお洋服屋さんのショーウィンドーにお洒落なマスクのディスプレイが。。。最近はフランスの至る所でこういった風景をよく見かけます。マスクの端っこに小さなフランスの国旗がお洒落に付けられているのは、フランス製ということの主張です。早く、お店が通常営業に戻り、このマネキンさんがマスクを外すことが出来る日がくれば良いですね。。。


2020/11/05

フランス、モンドールの季節

フランス、ジュラ方面の名物フロマージュ、モンドール。いよいよ今年もその季節です。3月ごろまで出回りますが、寒くなると食べたくなるチーズです。今回は本格的に白ワインを少々入れてオーブンで火を入れてみました。ご馳走様でした!発酵食品は体に優しいはずですので、これでコロナやインフルも予防かな!?


2020/11/03

パリ、ビストロのワンちゃん

パリのとあるビストロからのお写真です。。。ロックダウンで店内の飲食は禁止ですが、デリバリーやテイクアウトは条件付きで可能です。ワンちゃんの外出も条件付きで一時間だけ許されています。早く散歩に出かけたいのか落ち着きなく動き回る某ビストロのマスコット犬なのでした。。。


2020/11/02

パリのパッサージュにて

パリ5区。有名なムフタール通りにも近い静かなパッサージュ。よーく見ると、通りをみつめる猫の姿が。。。早く自由に外に出られる日が来ると良いニャー、、、というような表情の瞳と目があいます。一キロ範囲内、一時間以内であれば、許可書携帯でペットとの散歩が出来るのですが、夜の集会はおあずけのようです。。。 


2020/10/29

10月30日より、フランス再びの部分的ロックダウンです

つい先ほど、フランス時間2020年10月28日(水)午後8時過ぎ(日本時間29日木曜日午前4時すぎ)に、マクロンさんが新型コロナウィルス感染拡大第2波に対する対策としてフランス全土の部分的な再ロックダウンを少なくとも10月30日(金)~最短12月1日(状況によって延期あり)までの間実施するを発表になられました。。。通勤(ただし公に公開された施設や飲食店など多くは閉鎖)、通学(ただし大学は閉鎖)や通院、食料品の買い出しなど、一般生活に必要な外出や移動は可能だとのことです。ちなみにドイツも11月2日から同じような規制が始まるようです。春に続いて、再びフランスの皆さんの頑張りと連帯が試されることになりました。日本ではあまり知られていないことですが、今のフランス(特に都市部では)日本以上にマスクや何か触れる度の手指のアルコール消毒が習慣になっていますので、今年のクリスマスまでには何とか一部でも規制が解除されて、そういった努力が報われますようにと願っています。写真に写るパリ・ムフタール通りのお店の美味しくて安いクレープを近くのリセの学生さんたちが楽しそうに食べる姿もしばらくは見ることが出来ませんが、再びそういった光景を見ることが出来る日を楽しみにしたいと思います。。。。。尚、私たちのお仕事もリモートワーク(フランス語でテレ・トラバイユ)が必須になりますし、日本でも出来る限り節度ある行動が必要だと感じますので、春のフランスのロックダウンの時のように、過去のフランス(または日本の中のフランス)の様子を、しばらくは載せてまいりたいと思います。。。


2020/10/28

パリ5区、中国茶のスペシャリスト

パリ、リブゴーシュのサンジェルマン大通り。その東の端に程近い場所にある中国を中心としたお茶の専門店「Thes de Chine」。大通り沿いにシックなワインレッドカラーの店構えが馴染んでいます。関係者共々20年ほど前から数えきれないほどの回数、このお店の中にあるとても静かで落ち着いたサロン・ド・テに通わせていただいています。今日はアーリーシャンをいただきました。わざわざ軟水のヴォルヴィックを使ったお湯で作るお茶は私たち日本人の胃にも優しい味わいです。この厳しい状況の中ですが、そういった雰囲気を全く感じさせない紳士的なマスターに今日も感謝でございます。ここではパソコンのキーボードをせわしなく打つ音も発したくはありませんので、多くのお仕事の資料に静かに目を通す時間に利用させていただいています。2020年10月28日、まもなく、フランスではマクロンさんが新型コロナウィルス対策としての更に厳しい規制を発表する見込みです。。。


2020/10/25

パリ、休暇期間中もノートルダムで働く皆さん

フランスはトゥーサン休暇期間中でパリ市内は各地からの観光客の皆さんと思われる人々が何となく増えたような気がします。そんな中、移動中にふと見上げるとノートルダム寺院横の巨大な工事用クレーンがゆっくりと動いています。クレーンが鉄骨を降ろしたノートルダムの屋根の上には人影が。。。世の中がお休みで、そして新型コロナの状況も良くないなか、ノートルダム再建のために毎日働いている人たちがいるのですね。。。パリ市民でもなく、ノートルダム寺院の関係者でも何でもないのですが、有難うございますと心の中で思わず言っておりました。


2020/10/23

パリの老舗レストラン、ボーファンジェ

パリの老舗レストランのひとつとして知られる「ボーファンジェ」。バスチーユ広場が目の前です。前を通ると、只今リニューアル工事中。綺麗になって今年2020年の12月末ごろに再オープンするそうです。コロナも早く落ち着き、こういったレストランで皆が安心して時間を過ごせるようにと、工事をされている皆さんも気合が入っていらっしゃるようです。。。そういえば、ドラマ化された「のだめカンタービレ」のパリ編でのだめが最初に食事をとったシーンがこのレストランだったとか。。。

2020/10/22

パリ6区、期待のお店でお持ち帰り

今日のお仕事の帰り道、先日このブログで書かせていただきましたオープンしたてのパリ6区48 rue Monsieur le Princeにある若いイケメンシェフ2人で頑張っていらっしゃるお惣菜屋さん「LPSLT(Les pieds sous la Tableの略)」に立ち寄り、本日の一品をひとつだけ買わせていただき帰りました。あたためてパンと一緒にお皿に盛り付け、極め付きのとろろ昆布をのせただけで立派なディナーに変身しました。エスカルゴに蛙などが入った具沢山のタルトが日本製のとろろ昆布と妙にあっていました。。。とても美味しかったです。ごちそうさまでした!スタンプカードを忘れる痛恨のミスをしたことのみが後悔でございます。。。


2020/10/21

パリ、ソルボンヌで先生の国葬

パリに近いコンフラン・サントノリーヌ市で学校の先生が殺害された事件を受けて、今夜、パリのソルボンヌ大学で被害者への追悼行事が国をあげて行われました。その少し前の夕方の風景です。ソルボンヌ大学にも接しているエコール通りを通った時の様子です。道路は警察によって封鎖され、追悼行事に備えられていました。また、パンテオン前の広場も封鎖され、大きなスクリーンが設置されていました。追悼行事がここで生放映されるようです。何世紀にもわたって、人と人が憎しみあい、命を奪い合う悲しいことが繰り返されてきました。今夜、そういったことを一旦立ち止まって考える時間にしたいと思います。。。


2020/10/19

パリ6区、今日オープンの期待のお店

リュクサンブール公園やパンテオンに近いパリ6区のMonsieur le Prince通り48番地に、今後が楽しみなお店が今日オープンしました。ケイタリングやテイクアウト、デリバリー用のおかずを2名の若手料理人が作って提供するお持ち帰り専用のお店「LPSLT(Les pieds sous la Tableの略 ※同名の11区のレストランとは無関係です)」です。リヨンの故ポールボキューズさんの学校でともに学び、別々の場所でキャリアを積んできた二人の青年が共同で立ち上げた新たなプロジェクトです。オープン当日の今日、お仕事帰りに遠回りして立ち寄り、夕食のおかずを購入させていただきました。リヨン名物も目を引きましたが、今日はおめでたい鯛のポアレと小さなフォアグラ入りパイを購入させていただきました。厳しい状況下でのオープンですが、是非頑張ってください。勝手に応援しています!ちなみに、ホームページは www.lpslt.fr とのことです。


2020/10/18

パリ10月、今日のノートルダム寺院

パリの樹々も何となく秋の色です。。。しばらくは、この道を歩いて通います。フランスはすっかり秋のトゥーサン休暇ムードですが、こちらはそれとは関係なく、早く出先のお仕事をかたずけて外出規制の制限時間になっております21時までになんとか戻らなければという思いであせりながら歩きます。。。ところで、昨夜の帰り道の21時直前、ふと目に入ったバーのテラスで楽しんでいた多くの人たちは無事に帰宅されたのでしょうか。。。


2020/10/17

パリ5区、セーヌを眺める赤い服の人

ノートルダム寺院近く、セーヌ川に沿ったモンテベロの通りを急いでいると、何となく通りの向い側から視線を感じます。通りを渡って近寄ってみると、通りと同じ名前のレストランの2階、バルコニーにマスクもせずに一人たたずむ赤い服の女性が。。。よーく見てみると、いつかも見たマネキンさんでした。10月も中旬に入り、秋晴れが続くパリの日常の風景でした。 


2020/10/16

パリ、クスクスをテイクアウト

2020年も10月中旬。この土曜日から、コロナ対策として21時以降の外出制限が行われるパリですが、各飲食店のみなさんは本当に大変だと思います。ソーシャルディスタンスで客席を減らした上に営業時間も短縮せざるを得ません。そんな中、利用者にとって嬉しことは、各店がテイクアウトを充実させていることです。お仕事の都合でなかなか行きたいお店でゆっくりと食事が出来ないという人にもテイクアウトやデリバリーであれば、お店の味を気軽に味わうことが出来ます。普段は敷居の高い有名店もお持ち帰りなら安心です。今日はパリに移動してすぐで、いろいろと時間に追われることもあり、クスクスをテイクアウトして、美味しく頂きました。お店はサンジェルマンデプレ大通りの有名店アトラスさんです。お店のマスターは、土曜日以降はお昼からお休みなしで20時半まで営業するからまた来てね!とのこと。皆さん、外出制限でも前を向いて元気に頑張っていらっしゃいます。全日ロックダウンを経験した人たちは、とても強いですね。それにいたしましても、一人前が写真のようなボリュームです。丼ぶりに山盛り盛り付けてもまだ3分の2以上残っています。。。一度では食べきることが出来ませんので、明日の昼食も夕食も美味しいクスクスを頂くことにいたします。。。