2020/06/05

ラ・チュルビー、ある日のフランスの風景45

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
ニースやモナコからバスでアクセス可能な南仏コートダジュールの山の上の町、ラ・チュルビー(La Turbie)。青い空と地中海、フランスのボーソレイユやロックブリュンヌ、そしてモナコ公国からイタリアまでが一望の絶景が広がります。もっとも景色の良いスポットはトロフィー(ローマ帝国の塔)のある緑地公園(有料)に入る入口及びその駐車場付近にある無料の展望テラス(ここまでは無料でした)からの風景です。また、緑地公園に入場し、遊歩道に入ると更に驚きの絶景が楽しめます。トロフィーや教会など見どころがコンパクトにまとまっていますが、まずは理屈抜きでその絶景を楽しみたい場所です。この写真は現地のお仕事関係の方が私たちのお仕事の合間に自動車で連れて行ってくださった2013年に撮影したものです。また再訪したい場所です。。。
※新型コロナ対策の関係で各施設の営業形態が変わっている可能性があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/04

エズ、ある日のフランスの風景44

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、8年ほど前にお仕事の打ち合わせに呼ばれて恐る恐る訪れた、エズのシンボル的なホテル、シェーブルドール(Chateau de la Chevre d'Or)の絶景カフェバーラウンジです。食事をするわけではないので気取らず気軽にカフェ感覚で打ち合わせに利用できました(ただし、宿泊されている皆さんもご利用ですのでジャージやサンダルなどあまりにも節度を欠いた服装は控えましょう)。。。生フルーツジュース(Jus de presse)は11ユーロ程度(2013年当時の税込料金)。グラスワインなどと同様に写真のような豪華なおつまみが付いて結構お徳感があります。種を抜いたオリーブやドライフルーツなど(日によります)南仏らしいおつまみはバラエティーに富んでいます。コーヒーや紅茶を注文した場合は、おつまみの代わりに、かわいいお菓子がひとつサービスされてきました。食事とは異なり、写真のようにテーブルではなく海を見下ろすテラスの手すりの上面がそのままテーブル代わりになる(テーブルに案内される場合もあります)ので、絶景気分も増し、気軽にコートダジュールの海を満喫できます。また、入口からテラスへ出る前に通るバーカウンターのある小さな室内ラウンジの装飾や展示物も見応えがあります。同ホテル内には、このカフェバーラウンジとは別に、同じく絶景が楽しめるカフェ(季節によりクローズ)もありますので現地で確かめてみましょう。晴れた日に、ここでお茶をするだけでもエズを訪れた思い出がきっと倍増する事でしょう。。。
※新型コロナ対策の関係で今は飲食店の営業形態が変わっていることがあります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/02

アンチーブ、ある日のフランスの風景43

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は2013年初夏のコートダジュール、美しい港町アンチーブ(Antibes)。ピカソ所縁の地として有名です。旧市街には多くの飲食店も並びますが、ゆっくり落ち着いて、しかも気軽にランチできる場所がなかなか見つかりません。ニース在住のお仕事関係者からご紹介いただいたこのお店は、海から数歩入った小さなサフラニエ広場に面したテラス中心の、サフラニエ(Le Safranier)。新鮮な海の幸の料理が味わえます。お昼、平日は平均で20ユーロほどのmenuがあり、週末も同料金でplat du jourを一皿のみで注文できます。旧市街の大衆的な食堂の日替わりよりもやや高値ですが間違いは少ないはずです。また、意外ですが鴨や羊肉料理など、肉料理もおすすめです。写真は海の幸の盛り合わせですが、山の幸の盛り合わせといった料理もあります。盛り合わせ料理は少々お高めですが、複数人なら他の人がサラダなどを注文してシェアするのもよいと思います。。。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業形態が変わっている可能性がありますのでご注意ください。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


カーニュ・シュル・メール、ある日のフランスの風景42

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、2013年の風景です。カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer)の丘の上の広場に面した家の前でまったく動くことなく座り込む番犬。繋がれることもないのに一日中、扉の前で座り込んでいました。随分ベテランさんのようです。ところが、可愛いワンちゃんが前を横切る時にだけ、のそのそと後をついていき、番犬の威厳どこへやらといった感じでした。動物が似合う南仏ののどかな光景でした。。。ちなみに、この街はルノワールが自宅兼アトリエを設けた地として知られています。彼の絵のように光に満ちた美しい場所でした。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。

2020/05/31

リル・シュル・ラ・ソルグ、ある日のフランスの風景41

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
アヴィニョン(AVIGNON)の東約20Kmに位置するリル・シュル・ラ・ソルグ(L'ISLE-SUR-LA-SORGUE)。7年ほど前にお仕事で訪れた際の風景です。ここには単なる田舎町とはいえない独特な魅力があります。細い運河を横切るとたくさんの骨董屋さんが軒を連ねる旧市街。迷路のような路地裏を歩くと、昔ながらの水車がたびたび目に飛び込んできます。毎年8月のバカンスシーズンには100年の歴史を持つアンティークフェアが開催され多くの人々で賑わいますが、シーズンオフでも週末には旧市街に屋台が並び、夏とはまた違った落ち着いた雰囲気のなかで散策が楽しめます。パリにもない掘り出し物のアンティークや古い雑貨を探すのが楽しくなる小さくも歴史のある町です。鉄道を使う場合、フランス国鉄SNCFの L'Isle - Fontaine-de-Vaucluse駅が便利です。また、アヴィニョン(AVIGNON)の駅前バスターミナルからリル・シュル・ラ・ソルグ(L'ISLE-SUR-LA-SORGUE)行きのバスも毎日出ています。所要時間は40分程度です。時間に追われた仕事の中での慌しい訪問が常ですが、いつの日か再訪し、運河沿いのカフェでお仕事とは関係なくのんびりと過ごす贅沢を味わいたいものです。。。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/05/28

リール、ある日のフランスの風景40

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は2014年、北フランスの主要都市リール(LILLE)。ベルギーに隣接するフランドルのこの街の名物のひとつにムール貝があります。勿論パリでもムール貝は食べる事が出来ますが、リールに来たならパリとはまた違った雰囲気でいただきたいものです。写真のレストランはその名も「オー・ムール(Aux Moules)」。地元の人にも人気の有名老舗店でした。ランチ時には8ユーロ前後(2014年時点)でポテト付きのミニ・ムール貝(写真)定食も登場し、より気軽にムール貝を体験する事ができました。お急ぎメニューということでTGVといった名前がこの定食にはつけられていました。大きな鍋に山盛りのムール貝を地元のビールとともにゆっくり堪能するにも悪くないレストランは昼から夜までノンストップで営業していましたが、今から3年ほど前に、リール市民に惜しまれつつ、その歴史に幕を下ろしました。このお店はもうありませんが、リール市内には他にもフランドルの雰囲気の中でムール貝をいただけるお店がいくつかありますので、また、いつの日か、ここに変わるお店を紹介させていただければと願っています。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


サン・ポール、ある日のフランスの風景39

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、コートダジュールの美しい小さな街のひとつであるサン・ポール(ST-PAUL)の2013年の風景です。多くの芸術家が愛したこの街でランチとなれば、ラ・コロンブ・ドール(LA COLOMBE D'OR)やル・サン・ポール(LE ST-PAUL)などの有名店が思い浮かびますが、どうしても少々敷居が高いのが気になるという人におすすめのお店です。街の入口にあるペタンク広場に面して立ち、気兼ねなく気軽にランチを楽しめるカフェレストラン、その名は「カフェ・ド・ラ・プラス(CAFE DE LA PLACE)」。おすすめといっても料理が特別に洗練されているということでもなく、出されるのは写真のステーキ(Steak-frites,12,50€:2013年当時です)のような、ごくごく一般的な田舎のカフェのランチメニューです。ここをおすすめする理由は何といっても、そののんびりとした雰囲気です。目の前で地元の人達がペタンクを行い、食事中のお客さんが時にはそのプレイにちょっかいを出して冷やかしたりしています。かつてこの地を心から愛したイブ・モンタンがオーナであった時からこういった光景が続いていたに違いありません。南フランスの庶民が集うフランス映画の中の懐かしい風景のなかに溶け込んで気軽にランチを楽しむ、そんな普段使いのカフェといえるでしょう。ちなみに、2015年公開の木村拓哉さん主演の邦画「HERO」のラストシーンで映し出されていたレストランは確かここだったと思います。。。Le Café de la Place (通常は無休で7h - 20h) - Place De Gaulle 06570 Saint-Paul de Vence
※新型コロナ対策の関係でお店での飲食は2020年6月以降になる見込みです。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。
 

パリ14区、ある日のフランスの風景38

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は今から6年前、2014年のパリ14区。ポルト・ド・オルレアン近くでの風景です。マルタ島からフランスに渡り、古き良き時代のパリで貴族たちによって広められたというマルチーズ。今でも、パリではよくその姿を目にします。朝市のチョコレート屋さんの屋台で買い物をするご主人のカバンから可愛い顔をのぞかせる、こんな風景もパリの風物詩のひとつかもしれません。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。

2020/05/27

パリ6区、ある日のフランスの風景37

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、2015年。パリ、オデオン駅から歩いて数分の場所にあるMOFのArnaud LARHERさんのパティスリーの様子です。お店の雰囲気は今も変わりません。東京の広尾にもお店があるそうです。。。写真に写るのは可愛らしい4連のパリブレスト。当時は、日によっては早い時間にもかかわらず売切れてしまう地元の人達にも人気の一品でした。もともと、ピエール・エルメ氏のものとで修行されていた方ということで、チョコレート類に定評があります。
Arnaud LARHER - 93 rue de Seine 75006 Paris , Tel 01.43.29.38.15
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


コアラーズ、ある日のフランスの風景36

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は6年前、2014年のコアラーズ(COARAZE)の風景です。南仏コートダジュールの主要都市ニース(NICE)からバスで行く事ができる山側の小さな街で、いかにも南仏の山上の街らしい風景に心癒されます。ここは街のあちらこちらに見られる日時計を探しながら散策するのが楽しい場所です。多才な芸術家であったジャンコクトー氏から現代のアーティストのベン(BEN)氏(※写真の手前側に写っている日時計)まで、南フランスに所縁のある幅広いアーティスト達によって手掛けられた数々の日時計はこの小さく可愛らしい街の風景のなかに自然に溶け込んでいます。やや坂道が多いので、歩きやすい靴にお弁当持参で天気の良い日に訪ねるのがおすすめです。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


サロン・ド・プロヴァンス、ある日のフランスの風景35

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、5年前2015年の、南仏、サロン・ド・プロヴァンス(Salon-de-Provence)です。近年、随分と開発が進んでいますが、ノストラダムスが散歩していたであろう時代のプロヴァンスの小さな街の雰囲気はまだ失われていません。この街のシンボルであり1000年以上の歴史を持つアンペリ城(CATEAU DE L'EMPERI)前の広場に面したとても小さなお店「DONA'GUSTO」のハンバーガーやタパス、サラダなど地元の新鮮な食材を使った食事は地元の人達にも人気のようです。広場の一角に位置するテラス席に陣取れば、アンペリ城を見ながらの食事も楽しめます。
写真のハンバーガーは、日替わりハンバーガー12ユーロ。ハンバーガー以外でもお昼のランチが気軽にチョイスできます。
DONA'GUSTO - 9 PLACE DES CENTURIES , Salon-de-Provence
※新型コロナ対策の関係でお店での飲食は2020年6月以降になる見込みです。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/05/26

パリ3区、ある日のフランスの風景34

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は2015年のパリ3区の風景です。8ユーロ程度で写真のようにボリュームがあり、その味に関してはおすすめできるBO BUN(ボブン)やPHO(フォー)を店内でいただけるよく知られた定番のお店がパリ3区にあります。プチ中華・べトナム料理街ともいえる地下鉄arts et metiers駅界隈のVOLTA通りにある小さなお店「SONG HENG」は、近隣のお店が空いている時間帯も常にお客さんで溢れかえっている地元の人にも観光客の皆さんにも人気のお店です。BO BUN(ボブン)とPHO(フォー)だけしかメニューにないのが特徴で、いずれかの大盛り(GRAND)か小盛り(PETIT)を選択します。前述の8ユーロは小盛りの料金ですが、初めて挑戦する日本の方であれば、小盛りでも大満足のボリュームです。ちなみに大盛りは約1ユーロ強ほど高くなります。こちらは驚くほどのボリュームで、本当にお腹いっぱいになります。11時から16時(土曜日は15時)までの営業ですが、お昼の時間帯は常に行列が出来ていますので少し時間をずらして行くのが得策でしょう。せわしない店内ではなく、ゆっくり落ち着いて食べたいという方はテイクアウトを選択してホテルの部屋でゆっくりとランチというのも一案です。
気軽に美味しくお腹いっぱいという目的を満たしてくれるお店です。
「SONG HENG」 3 rue Volta, 75003 PARIS Tel 01.42.78.31.70
日祝休,メトロ3または11番 arts et metiers駅
※新型コロナ対策の関係で2020年6月以降に再開店になる見込みです。


カーニュシュルメール、ある日のフランスの風景33

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、2013年、南仏コートダジュールの美しい町でルノワールの所縁の地でもあるカーニュ・シュル・メール(CAGNES SUR-MER)です。数日前の当ブログで5月1日は花祭りが行われるフランスの地方が多いと書かせていただきましたが、写真はまさに7年前のその日の様子です。。。毎年5月1日はフランス全土でメーデー且つすずらんの日ですが、このカーニュ・シュル・メールでも、その日にあわせてお祭が行われます。当日は公共の交通機関がほぼお休みの為、多くの人が前日に街に入って翌日に備えます。
当日は、それぞれの家や商店が思い思いに、花を飾っていました。子供達による自転車の花デコ・コンクールなど楽しいイベントも行われるとの事でした。7年前、仕事で立ち寄った際に出会った心安らぐ光景でした。。。


パリ・サンルイ島、ある日のフランスの風景32

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、3年前のパリ、サンルイ島。通常は観光客の多いこの界隈ですが、意外と気軽にランチを楽しめるお店が点在しています。写真のお店もそのひとつ、「CAFE MED」。3年ほど前にこのブログで紹介させていただいたお馴染みのお店ですが、今回は、その当時の別の写真を紹介させていただこうと思います。ここは、とてもアットホームな雰囲気の小さなお店です。クレープから一品料理まで素朴で美味しい料理を気軽に味わえる地元の人にも人気のお店です。ランチセットはパスタ料理をメインとした前菜、デザート付きのランチが3年前で11.9ユーロ。今も大幅な値上げはされていなかったはずです。もちろん、切り立てバゲットもついてきます。メインはパスタを用いた2~3種類の日替わりパスタや美味しいリゾット(写真はきのこのリゾット)などから選択が可能です。前菜には、2種のチーズのキッシュ(Quiche aux deux fromage)など、3~4種類ほどのなかからフランスの家庭に登場しそうな素朴な料理を選ぶことができ、デザートにはバタークレープやフロマージュブランなどシンプルながらも、やはりフランスの家庭を感じさせる数種から選ぶことが出来ます。観光客の多いこの界隈にはこのお店も含めて日曜日や祝日にもランチメニューを置くお店がいくつか点在していますので、休日散歩にも安心です。ランチは11時45分からスタートします。
CAFE MED - 77 rue SAINT LOUIS EN L'ILE 75004 PARIS TEL - 01.43.29.73.17
※2020年5月26日現在、休業中ですが、6月に新型コロナ対策としての飲食店営業休止措置が終了すれば再開されるはずです。。。


2020/05/23

5月、ある日のフランスの風景31

フランスでは外出規制が解除され、日本の自粛要請範囲も大幅に緩和されてまいりましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
フランスで毎年5月1日は労働者の日であり、すずらんの日でもあります。すずらんの花を親しい人に送り感謝の気持ちを示したり、恋人に贈ったりと、今では自由に想いを伝える事が出来る日となっているようです。この日は、フランスの多くの街ですずらんの花があふれています。写真は今から7年前、2013年5月の様子ですが、今年2020年は新型コロナウィルスの影響で例年とはまるで異なる5月1日となりました。。。それでもフランスの多くの家庭ではきっとすずらんの花が飾られていたことでしょう。フランス各地で花祭りも盛んに行われますので、この日にフランスの地方を訪れると良い思い出ができることでしょう。ただし、タクシーも含めて交通機関の多くがお休みの場合が多いので、前日に現地入りしていないと、大変な目にあうかもしれません。。。