リール、ある日のフランスの風景40

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は2014年、北フランスの主要都市リール(LILLE)。ベルギーに隣接するフランドルのこの街の名物のひとつにムール貝があります。勿論パリでもムール貝は食べる事が出来ますが、リールに来たならパリとはまた違った雰囲気でいただきたいものです。写真のレストランはその名も「オー・ムール(Aux Moules)」。地元の人にも人気の有名老舗店でした。ランチ時には8ユーロ前後(2014年時点)でポテト付きのミニ・ムール貝(写真)定食も登場し、より気軽にムール貝を体験する事ができました。お急ぎメニューということでTGVといった名前がこの定食にはつけられていました。大きな鍋に山盛りのムール貝を地元のビールとともにゆっくり堪能するにも悪くないレストランは昼から夜までノンストップで営業していましたが、今から3年ほど前に、リール市民に惜しまれつつ、その歴史に幕を下ろしました。このお店はもうありませんが、リール市内には他にもフランドルの雰囲気の中でムール貝をいただけるお店がいくつかありますので、また、いつの日か、ここに変わるお店を紹介させていただければと願っています。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。