パリ・ベルシーヴィラージュ、ある日のフランスの風景26

フランスでは外出規制が緩和され、日本も徐々に自粛要請が解除されていますが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真に写るのは、2年ほど前の、パリ・ベルシーヴィラージュのすぐそばにあるアヴァロン地方の郷土料理を提供するレストラン「L'Auberge Aveyronnaise」の様子です。ここではアヴァロン名物の肉料理をはじめ、好きな人にはたまらない、たっぷりのアリゴも楽しみのひとつです。写真は、このお店の名物のひとつでもある前菜、フォアグラのポアレと栗のポタージュの一皿です。結構たっぷりのフォアグラがポアレで提供されるこの一皿が13.20ユーロ(2018年当時)ということで、内容からすると良心的なお値段です。これとパンだけで十分なのですが、さらにメインとなると結構おなかが一杯です。少食派は控えめなメイン料理を選ぶとよいでしょう。MENU(定食)もあります。MENUは昼が21ユーロ(2018年当時、前菜と主菜がまたは主菜とデザートの2品、フォラグラは要追加料金)からあり、夜は24.10ユーロ(同)からとなっています。安心して噛み応えのある赤身肉を食べたいという人やアリゴを堪能したいという人にはお勧めです。ただし、あっさりした食事をとりたい気分の時には別のお店をお勧めします。アリゴと前菜だけですでに満腹の美味しくて楽しい郷土料理のお店で、大きくて素朴な味の手作り感溢れるミルフィーユもこのお店の名物です。
Restaurant 「L'Auberge Aveyronnaise」 :  40 rue Gabriel-Lame 75012 Paris, tel-0143401224
通常時の開店時間:12時00分~14時30分と19時00分~22時30分(日曜日定休)
※新型コロナウィルス対策による営業規制の関係で2020年5月18日現在、営業形態や営業時間が大幅に異なっていますのでご注意ください。