フランス、アルザスのストラスブールにそびえ立つ大聖堂のすぐ近く。ここには、この地で誕生した世界的な芸術家ジャン・アルプが生まれ育った家があり、そのことを示すプレートが掲げられています。ストラスブールからドイツ、そしてパリ、スイスへと渡り、パリのサロンやヴェネチアビエンナーレなどでも彼の彫刻を中心とした芸術世界が多くの人々を驚かせたそうです。今もほとんど当時と変わらないというストラスブールのこの通りに彼の気配を感じ、そしてここから歩いて15分程度のストラスブール現代美術館では彼が世に残した多くの作品の中の一部を目にすることが出来ます。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2021/02/13
2021/02/11
ストラスブール、サンマルタン橋からの風景
フランス、アルザスのストラスブールを象徴する風景のひとつにイル川に架かるサンマルタン橋からの風景があります。ガイドブックや絵葉書にも必ず登場する風景で、この橋から見た一番手前の趣のある建物はレストラン・オーサンマルタンです。アルザス料理やワインが気軽に楽しめるレストランで、美味しいフォアグラのポアレもリーズナブルでおすすめです。ワインがお好きな方は、アルザスの白ワイン、リースリングやゲブルツなどが人気のようです。私たちはこことは異なるより庶民的な近くの姉妹店をよく利用させていただいています。向こう側には運河にせり出したテラスも見られます。お隣りのレストランですが、まだお邪魔させていただいたことはありません。早く「コロナ後」と言える日がやって来て、またこのサンマルタン橋を通ってお仕事先へと向かうことが出来ればと願っています。その時には、お仕事帰りにでも、一度はこのテラスにお邪魔できればと思います。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/02/10
ストラスブール、とてもアルザスらしいもの
ここしばらく、早くコロナの状況が落ち着くことを願いつつ、以前のある日のストラスブールの風景を紹介させていただいています。アルザス地方と言えば、クリスマスツリー発祥の地とも言われていますが、一年中クリスマス関連の商品を置く専門店も目にします。また、食べ物の名物としては、クグロフという菓子パンもよく目にします。お店や家庭によって異なる味わいのクグロフはまさにアルザスの家庭の味で、バケット(フランスパン)がわりに毎日食べるご家庭もあるそうです。この地方ではクグロフ型の生産も盛んで、写真のように様々なデザインの可愛いクグロフ型が店頭に並ぶ姿も良く見かけます。お仕事の心強いパートナーで長年交流させていただいているアルザスの友人が、お仕事の差し入れにとよく作って持って来てくれたアーモンドをトッピングしたパサつきなく深い味わいの本当に美味しい最高の自家製クグロフが思い出されます。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/02/08
ストラスブールでマロンショー(焼き栗)
機関車型の可愛い焼き栗(マロンショー:Marron chaud)屋さんは、秋から冬のフランス・アルザス、ストラスブールの風物詩のひとつです。リヨンの趣のある旧市街などでも見かけたことがあるのですが、いずれにいたしましても古い木組みのお家や石畳の風景にとてもマッチしています。屋台に近付いてみると、足元にまだ焼かれる前の沢山の栗が袋に入って積まれていました。きっとストラスブールのあるアルザス周辺のこの地域の山では美味しい栗がたくさんとれるのでしょう。日本の栗よりもしっかりとしたやや硬めで実の詰まった感じの実(個人的見解です)は、焼かれるとコクのある味わいになり、ついつい止まらなくなる美味しさです。ストラスブールでお仕事の際、時間の無い時には、移動途中によく焼き栗を買ってランチ代わりに食べ歩きしながら、お仕事先へ向かったりいたしております。お店にもよりますが3ユーロ程度の小袋から焼きたてを売ってくださいますので、気軽に小さな幸せを得ることが出来ます。次回また、焼き栗を手にストラスブールの道を歩く日がくることを楽しみにしているところです。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/02/06
ストラスブール、イル川の可動式橋
フランス・アルザスのストラスブール旧市街の美しい街並みの象徴にイル川がありますが、船が通るたびに橋が180度回転して船の通り道を確保する可動式の橋もここの名物になっています。船が通っている間、人は橋を渡ることが出来ません。船が通り過ぎて橋が元通りに両岸を繋ぐまでのんびり待つことになります。通り過ぎる遊覧船の乗客と船の通過を待つ人たちが笑顔で手を振りあういつもの姿が近い将来また見られることでしょう。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/02/05
ストラスブール、大聖堂へつづく通り
フランス・アルザスの中心都市ストラスブール(Strasbourg)です。お仕事で何度もお邪魔させていただいている本当に素晴らしい場所で、毎回新鮮です。以前のように普通にお仕事が出来る日がやって来て、再び訪れることを心から楽しみにしているところです。有名な大聖堂を正面に見るMerciere通りには可愛いお土産屋さんやカフェなどがあり、コロナ禍となる前はいつも大勢の人で賑わっていました。老舗のサロン・ド・テ「Christian」のショコラも美味しいのですが、5番地にあるカフェレストラン「Le Dome」の静かな2階のサロンでランチがてらに何度か集中して書類作りをさせていただいたことが懐かしく思い出されます。また、この通りにあるお土産屋さんは多くの種類のポストカードが置かれていましたので、いつも日本へのお便り用にここでカードを購入させていただきました。写真は今から11年前、2010年冬のストラスブールの様子です。今日から、少しの間ですが、その時の楽しい写真を載せてまいりたいと思います。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、不要な外出を避けたテレワークに徹し、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/02/03
カイゼルベルグ、コロンバージュの風景
フランス東部アルザスのまち、カイゼルスベルグ(Kaysersberg)の風景で印象的なものにコロンバージュ(木組み)のお家があります。今日でひとまず、ここからの風景紹介は終わりますが、またいつか、この地の何気ないリアルタイムの風景をお届けできればと願っています。。。 ※ 現在のコロナ禍収束を願いつつ、不要な外出を避け、当分の間は、過去に私たちがお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載内容と重複することがあるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/02/02
アルザス、ヴァイス川流れるカイゼルベルグ
2021年も2月に入りました。前回からは、コロナ禍の収束を願いつつ、過去に私たちがお仕事の道中に撮影した何気ないフランスの風景を楽しく載せております。今日も前回に引き続き、アルザス、カイゼルスベルグ(Kaysersberg)の6年前(2015年)の風景です。ヴァイス川の風景は、カイゼルスベルグを象徴する景色のひとつです。昔はこの川の流れを利用した水車が活躍していたようですが、川沿いに立つお家から何となくその当時の様子がうかがえます。いつかはお仕事とは関係なく、木組みでとんがり屋根のお家の外観を眺めながらのんびり歩いてみたい場所です。。。 ※ 現在のコロナ禍収束を願いつつ、不要な外出を避け、当分の間は、過去に私たちがお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載内容と重複することがあるかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
2021/01/29
アルザス、カイゼルベルグ
今日から当分の間は、コロナ禍の収束を願いつつ、過去に私たちがお仕事の道中に撮影した何気ないフランスの風景を楽しく載せてまいりたいと思います。今日の写真は、アルザス、カイゼルスベルグ(Kaysersberg)の6年前(2015年)の風景です!ブドウ畑に囲まれ木組みのお家が可愛い街並みを感じながら歩くと、名物のアルザスワインに遭遇。そしてお土産屋さんには幸せを運ぶコウノトリさんのぬいぐるみ。アルザスらしい幸せな風景です。寒い日にどこからともなく漂ってくるタルト・フランベを焼く美味しそうな匂いもまたアルザスならではです。次回はこの街の風景もご詳細させていただこうと思います。。。 ※ 今はコロナ禍の収束を願いつつ不要な外出を避け、当分の間は、過去に私たちがお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真や内容と重複することがあると思いますが、どうかご容赦くださいませ。
2021/01/28
パリ、地下鉄駅ホームの風景
パリの地下鉄ホーム。ブルーのサージカルマスク姿の皆さんが大半です。布マスクの有効性は低いということで、やはり不織布のサージカルマスクが安心です。。。ところで、2021年1月も早くも28日目。このコロナ禍もついに1年。本当に大変で厳しく先の見えない日が続きます。きっと多くの皆様も同様か、またはもっと厳しい状況にいらっしゃる方も多いものと想像したします。気分を少しでも楽にするためにも、私たち日仏フィグー社・スタッフブログでは、次回から当分の間、昨年春のように、過去(コロナ前)に私たちが目にしたフランス各地の何気ない風景を楽しく載せながら、安心の時が過ごせるようになる日を待ちたいと思います。。。A+ !
2021/01/23
パリ7区、ブルボン宮の見える風景
パリ、シャンゼリゼ大通りのコンコルド広場に立って、そこからセーヌ川の向う側に見える立派な建物がブルボン宮(Palais Bourbon)ですが、川を渡ってブルボン宮の裏側にまわってみると、そこはシャンゼリゼ大通り界隈の雰囲気とはまた異なるパリ7区の空気感です。写真はお仕事の途中に徒歩で通ったブルゴーニュ通り側から見たブルボン宮です。コロナ前はお洒落で落ち着いた感じのこの界隈のレストランは常に賑わっているといった印象です。今は休業、またはデリバリーのみの営業を余儀なくされて、皆さん本当に苦労されていることと思います。普段はお仕事のついでがなければ歩かないところではございますが、飲食店が無事に営業再開出来るようになれば、是非訪れたい界隈です。日本では、安心して美味しくお料理をいただくために飲食店内では喋らないように協力を呼び掛ける「黙食」ポスターの掲示を、あるお店の店長さんが思いついてSNSで発信し、それが少しずつ広まり始めているそうです。黙って食べても美味しいものは美味しいですものね! 日本のお偉い方は、マスクをしたり外したりしながら飲食と会話を交互にするような非現実的な呼びかけをしたかと思えば、そのご本人が大人数でマスクもせずに会食を繰り返すなど、おかしな事ばかりでした。それに加えて、彼らは、なぜか、飲食店内では黙るという基本的な予防方法を国民に呼び掛けることなく、ご自身たちの日頃の会食習慣からか、「外食=会食」だという発想で、今はお店への規制や罰則を作ることばかりに邁進されています。そういったお偉い方達とはとても遠いところで懸命に日々耐えて頑張っていらっしゃるお店の方から発信された「黙食」ポスターが、スタンダードになればと願っています。。。フランスではとても難しいことだと思いますが、食事中は黙って食べるという習慣が昔はあった日本ならきっと皆で協力し合え、飲食店の皆さんを応援できるはずですね。。
2021/01/21
パリ5区、お馴染みのパン屋さん
日本でもすっかりお馴染みになったパリ5区発のパン屋さん「エリック・カイザー」。まさにその発祥のお店が、ここパリ5区モーベール広場のすぐ近くにあります。誇らしい2020年金賞受賞パン屋さんの文字が目に飛び込んできます。パンもタルト類も美味しい安心のパン屋さんですね。。。
2021/01/18
2021/01/16
パリ17区、お惣菜屋さんの美味しいデザート
コロナ禍で外出自粛のこのご時世、少しでも充実したお家カフェで気持ちを安らかに保ちたいものです。前回紹介のパリ17区のお惣菜屋さんMAISON「POU」はデザートも充実していますので、あちこちのお店をはしごすることなく、一か所で買いだめできます。同じ通りには、日本でもお馴染みの紅茶店「マリアージュフレール」のサロンもありますが、そこでお茶が出来るようになるのは、まだ少し先になりそうです。。。
2021/01/14
パリ17区の美味しいお惣菜屋さんPOU
このブログに何度か登場しているパリ17区の美味しいお惣菜屋さん「POU」。テイクアウトが必須のこのご時世ではこういったお店が賑わいます。写真は鴨肉パテのパイ包みです。持って帰ってオーブンで少しあたためると、より美味しくいただけます。こんな時は、栄養をとって、良く寝て、のんびり、健康的に日々過ごせるといいですね。
2021/01/12
パリ14区、美味しいナッツケーキ
前回、夏のミラベルケーキを紹介しましたパリ14区のお店で、もうひとつその時に購入させていただいた美味しいケーキです。へーゼルナッツをふんだんに使ったケーキ「Piemont」です。中のプラリネもほどよい甘さで疲れを癒す午後のティータイムに最高です。 Piemontは、アルプス山脈の中でもイタリア国内の地域名だそうです。栗を使った有名なケーキに Mont-Blancがありますが、それに対してPiemontはヘーゼルナッツを使うようです。お店によって形は様々なようですが、このお店では砕いたへーゼルナッツを表面に散りばめてゴツゴツとしたイタリア・ピエモンテ地方の山の表面を表現した?(勝手な想像です)ような独自のスタイルでした。。。同じ形でピスタチオを使ったケーキLa pistacheもありますが、ナッツ好きにはヘーゼルナッツを使ったこのPiemontがお勧めです。
2021/01/09
パリ、夏になったら食べたい14区のデザート
フランスも日本もコロナや寒波のニュースの毎日です。こんな時は夏のデザートが恋しくなります。写真を整理していましたら、昨年夏に美味しくいただいたミラベルのケーキの写真が出てまいりました。パリ14区、ムートンドゥヴェルネ通りのパンも美味しいパティスリー「Le Temps et Le Pain」でテイクアウトしたミラベルのケーキ「Mirabelle Individuelle」です。濃厚なアーモンドケーキの上にフレッシュな丸ごとミラベル。そして程よい甘みの板ホワイトチョコレート。夏らしい爽やかなケーキです。今年の夏には、また元気にこのケーキと再会出来ますように、今は、とにかく感染拡大の原因とならないような行動に日々努めたいと思います。。。
2021/01/07
パリ、静かなロラン通りを歩く
パリのリヴゴーシュに位置する5区。賑やかなモンジュ通りと個人商店が並ぶムフタール通りを繋ぐいくつかの通りはいずれも良い雰囲気の路地ですが、ロラン(Rollin)通りは周辺の賑やかさとは別世界で、商店もなく雰囲気の良い小道です。1600年代前半に多くのものを世に残したフランス生まれの哲学者として有名なデカルトがいたことを示すプレートも目にするとかが出来ます。彼が一時期暮らしていたアパルトマンが今も普通に利用されていることも、ごく当たり前。それがパリであり、ヨーロッパの素晴らしいところですね。デカルトが描かれていた旧フラン紙幣がとても懐かしい今日この頃です。ちなみに、通りのつきあたりに見える青いテントの建物の上にはパリにたどり着いたヘミングウェイが暮らした部屋もあります。。。寒い日が続きますが、早く暖かい春がやってきますように!
2021/01/05
パリ、地下鉄でヌテラの味を
パリの地下鉄駅などでよく見かける自動販売機。近付いてみると、、、ありました!ヌテラ(Netella)の「B-READY」。以前は大好きだったヌテラをたっぷりつけたバケットの朝食や午後のクレープ・ヌテラも最近はやや重たく感じ(お年のせいでしょうか…)るようになり、少々遠ざかっていますが、たまにヌテラが恋しくなった時には、数年前に登場したこの「B-READY」がその恋しさを満たしてくれます。サクッと軽いウェハース生地の中にヌテラが包まれていて、手を汚すこともありません。スーパーやキオスクなど、どこでも気軽に購入出来るのも良いですね。。。
2021/01/04
2021年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます
2021年も明けて4日目となりました。皆様、明けましておめでとうございます。このブログはコメント欄を設けておりませんが、それにも関わらず、旧年中はメールにて暖かいご声援を沢山の皆様からお送りいただき、本当に有難うございました。フランスでは東部を中心にいくつかの地域でCOVID-19対策としての夜間外出制限が更に強化されるなど、世界全体を見てもその厳しさが新たな段階に入っているように感じられます。今はお互いが協力し合いながら良い方向へと進む努力を行い、そして、この状況が落ち着いた後も、その相互協力の精神が続くことを願うばかりです。2021年は、まだ始まったばかりですが、いつか振り返った時に未来に向けて着実に前進した年だったと思える一年となりますように。。。それでは、本年も、引き続きまして、このスタッフブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。