2020/09/18

パリ郊外、市場でソーシャルディスタンス

お仕事先に向かう道中、パリのすぐお隣りにあるパンタン(PANTIN)の有名なエルメス工房の建物前を通ります。その建物の前の広場で行われている小さなマルシェでは、季節の果物や野菜、お魚にチーズと、美味しそうな食材が並んでいました。パリ市内もここでも現在は市場内でのマスク着用は義務化されています。お客さんたちはマスク着用は勿論ですが、なんとなく自主的にソーシャルディスタンスを意識して並んでいらっしゃるようです。フランスでは毎日数十万件~百万件単位のPCR検査が実施され、それに比例して新型コロナ感染者数が非常に多い水準が続いており、昨日2020年9月17日にはTVからニースとリヨンでも規制強化発表とのニュースが流れていました。このマルシェのように、全くマスクの習慣がなかったフランスの皆さんが、マスク姿で距離をとって並んでいる姿を見ると、なんとか、こうした市民の努力によって短い期間に改善の方向に向かってほしいと願っています。それにいたしましても、パリ市内は本日も快晴で、気持ちの良い秋晴れが続き、街中を軽快に歩く人たちもマスクの奥では皆さん微笑んでいらっしゃるように感じられます。 


2020/09/16

パリもソーシャルディスタンス

パリ地下鉄と郊外を結ぶRERのB線。郊外では地上を、パリ市内では地下を南北に貫くように走っています。時間に追われるお仕事の移動には地下鉄の利用が必須ですので、このご時世でも利用させていただくことになります。混雑する時間帯を避けたスケジュールを予め組んでの移動です。車内に目をやると床面を中心に円形のステッカーがいつくも貼られています。。。さらに近づいてみると、「皆の健康の為に、距離を保ちましょう!」とのこと。当然ながら、パリもソーシャルディスタンスです。現在、公共交通機関内ではマスク着用が義務化されていますが、パリジャン、パリジャンヌも、皆規則を守っていらっしゃるので安心です。もちろん、私たちも最低限の事としてサージカルマスクと除菌ジェルとはいつも一緒です。9月としては数十年ぶりという最高気温35度を記録した昨日のパリでしたが、今日は30度ほどの最高気温で、さわやかな風が心地よい秋晴れの一日となりました。。。


2020/09/14

暑いフランス、今日のパリは34度

今日からまた今のフランスの何気ない風景をお届けしたいと思います。先週あたりからフランスは随分気温が上がり、昨日のパリは30度になりました。パリ郊外のウルク運河沿いの遊歩道にはマスク姿の人たちが気持ちよさそうに散歩している姿や、暖かい時期限定のレンタルボートで楽しむ人たちの姿が見られます。そして、本日9月14日は34度まで気温が上がる予想になっています。。。


2020/09/13

夜のエクスアンプロヴァンス、ある日のフランスの風景100

まだまだコロナの状況は改善とは言えませんので、出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいりますが、過去の風景を載せてまいりましたこの「ある日のフランスの風景」も今回で100回目となっところで、次回からは今のフランスの風景をお届けする本来のブログの姿に戻りたいと思います。コロナに加えて黄色いベスト運動も復活しているフランスですが、実際の日常では明るいことも盛りだくさんです。お仕事の移動中などに、ふと目にした様子をお届けしてまいります。。。そして今日ですが、、、ひとまず最終回となります過去の「ある日のフランスの風景」の100回目は、昨年2019年のある日のエクスアンプロヴァンス旧市街の夜の風景です。一枚はメインストリートであるミラボー通り。夜遅い時間の静かな市街地の風景が非常に幻想的で美しかったお仕事の帰りの風景です。もう一枚は、夜遅くに夜間特別開放としてご案内を受けてお邪魔させていだいたグラネ美術館前の風景です。。。安心して夜に街へとくり出すことが出来る日が一日も早く訪れることを願うばかりです。


2020/09/11

セザンヌのサントビクトワール、ある日のフランスの風景99

まだまだコロナの状況は改善とは言えませんので、出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っておりますが、ひとまず今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。この「ある日のフランスの風景」も99回目と思っていた以上に長く続いてしまいましたが、、、今日も南仏エクスアンプロヴァンス近辺の風景で、画家セザンヌに関する写真です。二枚のサントビクトワール山の写真。一枚は私たちが昨年2019年のある日に撮影した実際のサントビクトワール山で、もう一枚はセザンヌが晩年に描いた絵が掲載されたポスターの一部です。こうして比較してみると、セザンヌの作品が、実際の山の迫力と時や光の移ろいを見事に抽出して私たちに見せてくれていることが理解できます。コロナの状況が収束した時には、またこの山に多くの人々が集うことでしょう。。。


2020/09/10

セザンヌの日常、ある日のフランスの風景98

まだまだコロナの状況は改善とは言えません。出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っておりますが、ひとまず今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日も引き続き、南仏エクスアンプロヴァンス近辺の風景で、先日も登場しました昨年2019年のある日の「セザンヌのアトリエ」の風景です。と、いいましても、この写真は実はアトリエの建物の裏側を写したものです。建物の裏側は庭になっていて、開館時間内であれば自由に散策が出来ますが、土地の傾斜によって裏側の庭からはちょうど建物外側の2階の窓が見える位置になっています。すると、、、この日は、数メートルにわたる縦に長い開き戸が、その口を開けていました、、、。この開き戸は、セザンヌが晩年このアトリエでの制作に力を注いだ大水浴図の作品搬出口として作られたそうです。当時はここに裏庭との間を繋ぐ梯子がかけられていたそうです。巨大な作品が屋内と屋外を行き来する様子が目に浮かびます。。。セザンヌの日常を身近に感じることが出来る場所のひとつと言えるでしょう。


2020/09/09

エクスアンプロヴァンスの教会、ある日のフランスの風景97

まだまだコロナの状況は改善とは言えません。出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っていますが、ひとまず今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。。。。。今日も前回に続いて南仏エクスアンプロヴァンスです。写真は昨年2019年のエクスアンプロヴァンス旧市街中心部のある日の風景です。ここはSaint-Sauveur教会。5世紀からの歴史を持つエクスアンプロヴァンスが誇る歴史的教会のなかのひとつです。この教会前のカフェテラスでお仕事関係の方と待ち合わせた際に見た風景です。ここでは、教会内の回廊をボランティアガイドさんが一日に数回案内してくださいますが、待ち合わせた方のご案内で少しお邪魔させていただきました。きっと、少年時代のセザンヌやゾラ、ガスケらがこの教会前広場の辺りを駆け回っていたことでしょう。。。


2020/09/05

エクスアンプロヴァンスのセザンヌ、ある日のフランスの風景96

まだまだコロナの状況は改善とは言えません。出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っておりますが、ひとまず今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。。。。。今日も前回に続いて南仏エクスアンプロヴァンス近辺の風景です。写真は昨年2019年のある日の風景です。エクスアンプロヴァンスの芸術家と言えばまず思い浮かぶのがセザンヌですが、彼の所縁の地には毎日多くの人々が訪れます。その代表的な場所には、まず、郊外にあるセザンヌのアトリエと、そのアトリエから急な坂道を20分ほど登ったところにあるローブの丘(セザンヌがサントビクトワール山の遠景を描いた小道がある場所として知られています)があげられます。決して幸福な画家人生ではなかったと語られることが多いセザンヌですが、実際にこの地を訪れる度に、セザンヌは自分の一番好きな地で大好きな絵を生涯描き続けることが出来た最高に幸せな画家人生を送った人物だったと感じることが出来ます。。。


2020/09/03

サントビクトワール山頂から、ある日のフランスの風景95

まだまだコロナの状況は改善とは言えません。出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛けてまいります。そろそろ、今のフランスの風景もお届けしたいと思っておりますが、今日も世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、ひとまず過去の「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。。。。。今日の写真はたしか7年ほど前だと思います。お仕事の打ち合わせのために南仏エクスアンプロヴァンスに立ち寄った際に、地元観光ガイドの方に導かれ何故かサントビクトワール山に登ることになった時の写真です。想像以上に険しい道のりでしたが、山頂は何か神聖なものを感じる素晴らしい場所でした。毎年のように訪れるエクスアンプロヴァンスで今ではこの山を遠くから眺めるだけなのですが、今となっては山頂までたどり着いたことが本当に信じられません。山頂へは、初心者向けの比較的なだらかなルートから、ロッククライミングの技術も必要となる超難関ルートまでいくつかの登山ルートがあるのですが、この時は初心者よりもひとつ難度の高いルートだったようです。途中、崖の縁を恐る恐る進んだ記憶が残りますが、それ以上に地元の子供たちが私たちを次々と追い抜いて行く風景が更に強く記憶に残ります。。。


2020/09/02

アヴィニョンでラベンダー、ある日のフランスの風景94

そろそろ、今のフランスの風景をお届けしたいと思っておりますが、まだまだコロナの状況は改善とは言えませんので、出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を、載せて行きたいと思います。。。。。今日の写真は9年前の南仏アヴィニョン、Grande Fusterie通りの、ある日の風景です。なんとなく良い香りがすると思っているとその先にあったのはラベンダー関連商品専門店「Le Château du Bois」でした。アルルにもあるこの専門店は南仏プロヴァンスらしさ満載の店内になっています。ラベンダーの花から抽出された天然精油を使った石鹸はお土産にも最適です。お店の前には蒸留に使う窯やドライラベンダーが置かれ、とても良い雰囲気が演出されていました。。。以前は、お仕事でよく訪れたアヴィニョンですが、しばらくご無沙汰いたしております。Le Château du Bois - Rue de la Grande Fusterie


2020/09/01

アヴィニョンのメリーゴーランド、ある日のフランスの風景93

今日から9月。そろそろ、今のフランスの風景をお届けしたいと思っておりますが、まだまだコロナの状況は改善とは言えませんので、出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、過去の「ある日のフランスの風景」を、載せて行きたいと思います。。。。。東京では、としまえんが惜しまれながら閉園となりました。ヨーロッパっぽいメリーゴーラウンドが印象に残っていますが、ヨーロッパの街中のメリーゴーラウンドは実に見事に風景に溶け込んでいます。このところ紹介させていただいているアヴィニョンの9年前の写真にもお役所前広場でいつものメリーゴーランドが写っています。フランスはすっかり秋の気配。芸術の秋本番も目の前です。。。


2020/08/29

アヴィニョンでパフェ、ある日のフランスの風景92

今月はまだ出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、引き続き載せて行きたいと思います。。。。。今日も引き続き9年前の夏のアビニョンの様子を振り返ります。写真は目の前に教皇庁がそびえる広場に面したホテルレストラン「Le Lutrin」のテラスです。広場に設置される夏のテラスは真に特等席です。手軽に楽しめるランチが人気で、写真に写るのはランチの後にいただいたデザートのミニパフェです。プロヴァンス方面は再度のコロナ感染が懸念されていますが、一日でも早く明るく賑やかな日常が戻ってほしいものです。このレストランに併設されたホテルの部屋の中には教皇庁が目の前に見える贅沢な部屋がいくつかあるそうです。私たちにはご縁が無いと思いますが、ここでの宿泊はきっと素晴らしい経験になるに違いありません。。。 「Le Lutrin」Rue de la Balance, 84000 Avignon


2020/08/26

アヴィニョンの日常、ある日のフランスの風景91

今月はまだ出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、引き続き載せて行きたいと思います。。。。。今日も引き続き9年前の夏のアビニョンです。1300年代に教皇庁が置かれていたアヴィニョンの風景は常に中世当時の面影とともにあるようです。街の中には秋に行われるブルースフェスティバルの看板も見受けられますが、今もブルース・ロックフェスティバルとして続いています。。。


2020/08/25

アヴィニョンのブドウ畑、ある日のフランスの風景90

今月はまだ出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、引き続き載せて行きたいと思います。。。。。今日も引き続き9年前の夏のアビニョンです。ローヌ川の手前に見えるのはブドウ畑。川沿いの緩やかな丘陵地にはこの地方の美味しいワインのための畑が広がります。気になる川の向こう岸はヴィルヌーヴ・レザヴィニョンの町です。 どこを切り取っても絵になる眺めですね!


2020/08/23

アヴィニョンの橋、ある日のフランスの風景89

今月はまだ出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、引き続き載せて行きたいと思います。。。。。今日はこのブログで昨日少し触れさせていただきました「アヴィニョンの橋」ことアヴィニョンの「サンベネゼ橋」の2011年夏、9年前のある日の風景です。橋の近くの標識に目をやると、ニーム、アルル、そして、エクスアンプロヴァンスと、アヴィニョンがこの地域の古くからの重要な場所を繋ぐ地であることが確認できます。15世紀ごろに作られたという「アヴィニョンの橋の上で(Sur le Pont d'Avignon)」はあまりにも有名な童謡ですが、この歌を口ずさみながら橋の上で楽しく踊るとみんな笑顔になって、きっと良いことがやって来ることでしょう。。。昨今の状況が落ち着き、そんな日に一日も早く戻ってほしいものです ♩Sur le pont d'Avignon、L'on y danse、L'on y danse、Sur le pont d'Avignon、L'on y danse tout en rond........