パリ郊外、市場でソーシャルディスタンス

お仕事先に向かう道中、パリのすぐお隣りにあるパンタン(PANTIN)の有名なエルメス工房の建物前を通ります。その建物の前の広場で行われている小さなマルシェでは、季節の果物や野菜、お魚にチーズと、美味しそうな食材が並んでいました。パリ市内もここでも現在は市場内でのマスク着用は義務化されています。お客さんたちはマスク着用は勿論ですが、なんとなく自主的にソーシャルディスタンスを意識して並んでいらっしゃるようです。フランスでは毎日数十万件~百万件単位のPCR検査が実施され、それに比例して新型コロナ感染者数が非常に多い水準が続いており、昨日2020年9月17日にはTVからニースとリヨンでも規制強化発表とのニュースが流れていました。このマルシェのように、全くマスクの習慣がなかったフランスの皆さんが、マスク姿で距離をとって並んでいる姿を見ると、なんとか、こうした市民の努力によって短い期間に改善の方向に向かってほしいと願っています。それにいたしましても、パリ市内は本日も快晴で、気持ちの良い秋晴れが続き、街中を軽快に歩く人たちもマスクの奥では皆さん微笑んでいらっしゃるように感じられます。