レ・ボー・ド・プロヴァンス、ある日のフランスの風景57

フランスも日本も徐々に日常を取り戻そうとしていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
プロヴァンスの風景の中に現れる中世の城塞。バスの車窓にレ・ボー・ド・プロヴァンス(LES BAUX-DE-PROVENCE) の姿がうつし出されると、思わず見入ってしまいます。そんな中世の町も今は多くの観光客を迎えるプロヴァンスの美しくも小さな村のひとつとなっています。写真は、そのレ・ボー・ド・プロヴァンスの2012年の風景です。第一の見どころといえば、広大な敷地のレ・ボーの城砦跡(CHATEAU DES BAUX)などがありますが、私達に最も強い印象を与えたのは、この町から見おろすプロヴァンス特有の景色でした。白い岩肌の山々や、そこでたくましく育てられるブドウやオリーブの木々の風景が、遠くまで続きます。レボーの山の上にある城砦跡へ向う道沿いには南フランスらしい料理を出す数件の飲食店があり、そのテラス席からは写真のような素晴らしい光景が広がります。ちなみに写真のフォアグラサラダは15ユーロでした。このシチュエーションでこのお値打ちサラダはパリではまず不可能でしょう。日程に余裕のある南仏旅行の際には、是非立ち寄っていただきたい場所です。オフシーズンを除き、アルルやアヴィニョンからバスが出ています。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。