フランス南西部のラングドックとプロヴァンスの境界に位置し、古代ローマの時代から栄えた町ニーム(NIMES)。写真は10年ほど前の風景です。今はローマ時代の建築物と低層の現代建築が同居するおしゃれな町へと変化しつつあります。そのニーム旧市街にある小さなギリシャ神殿風の歴史的な建物(メゾン・カレ)のすぐ隣に、メゾン・カレと青い空が映りこむように建てられたガラス張りの現代美術館・カレダールがあります。その美術館の最上階にあるのが、カフェ・レストランのシェル・ド・ニーム(Ciel de nimes)です。同じ建物の中ですが美術館とは別ですので入場料は不要です。街並みに溶け込むように建てられた低層の現代建築物ですので、ニーム市街を一望とは行きませんが、目の前のメゾン・カレや行き交う人々を見下ろすことが出来る風景は爽快です。ここでの平日のランチは南仏の食材も楽しめることが多く、お得で美味ですが、ニームには他にもリーズナブルで美味しいレストランがたくさんありますので、ここではこのカフェ・レストランでのティータイムをおすすめします。紅茶も良いのですが、お勧めは生フルーツジュース(jus de presse)です。その日の生フルーツをカウンターでジュースにして持ってきてくれます。もちろん、こういったジュースはフランスのどこでも飲めますが、このシチュエーションでプロヴァンスの青い空の下で飲む新鮮なジュースは格別かと思います。フルーツの種類は日によって異なる場合がありますので、注文前に確認してみましょう。写真は木苺たっぷりの濃厚なジュースでした。美味しいジュース一杯で、ゆったりとした時間が過ごせるはずです。お店のお休みは月曜日です。。。
Ciel de nimes - Place de la maison carrée - Carré d’Art 3étage Nîmes
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。