Pierre-Jules Cavalierは1980年代の芸術家ですが、彼が手掛けたとされる作品のなかでも印象的な彫刻のひとつがパリ・サンジャック塔の足元にあるパスカル像です。特に横から見るシルエットがなかなかカッコイイですね。以前のフランス・フラン紙幣に登場したなんとなく頼りなさそうなお姿とは随分と異なり、こちらのパスカルさんは凛々しい印象です。いつも、パスカルさんにあやかって少しでも頭脳明晰になりますようにと願いながら像が見える公園を横切っています。。。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2022/09/08
2022/09/06
パリ14区、茄子の美味しい季節も終盤です
2022年も9月6日となり、世の中のヴァカンス気分もすっかり過去のものになっています。この夏も例年通りにヴァカンスなく働いてまいりましたので、先日のお仕事の打ち合わせを兼ねたパリ14区の小さなレストランでのビジネスランスはちょっとしたご褒美でした。前菜は茄子のオンパレード。季節の移り変わりを感じながら美味しくいただきました。ご馳走様でした。。。
2022/09/03
パリ、ラ・ヴィレットでエクササイズ
天気予報ではパリは次週の長雨の後は、本格的に秋の気候になって行きそうだとのことでございます。パリ、ラ・ヴィレットの公園では様々なグループが体を動かす姿が見られ、外での運動も気持ちの良い気候になってきたようです。私たちも秋の忙しい時期に備えて体を鍛えなければとの思いだけはあるのですが、忙しいことを言い訳にしてなかなか実行に移せない日々なのです。。。
2022/09/01
ルーアンのセーヌ
2022年も9月に入りました。ルーアンでのお仕事も一段落。次はいつのことになるのでしょうか。セーヌといえばパリをイメージする人が多いと思いますが、ルーアンを流れるセーヌの風景からはパリよりも広い空を感じることが出来ます。河原も整備されてとてもゆったりと過ごせる憩いの場所です。平和で美しい景色がとても貴重に感じる今日この頃です。。。
2022/08/31
ルーアンの市場にて
美しい木組みの家が今も多く残る初秋の訪れを感じさせるルーアンの街です。お仕事で度々訪れ、その度にまたすぐに再訪したくなります。パリにも通じているセーヌ川や画家モネが愛した大聖堂に中世からの木組みのお家、ジャンヌダルクにまつわる地など、他にも様々な訪れるべき場所があるルーアンですが、すっかり賑やかな雰囲気を取り戻して少々混雑気味にも思える市場はこの地の今の季節の旬を知ることが出来る最も魅力的な場所といえそうです。 お昼休憩時にいただく美味しいパンを購入いたしました。。。
2022/08/30
パリの薬局、本当にお世話になっています
お仕事先に向かう道中にふと見ると、パリ、モンパルナスにある小さな薬局の前に今も新型コロナウィルスのワクチン接種と検査は予約なしでいつでもどうぞとの貼紙がありました。 そういえば、2020年春以降の2年ほどの間は本当にお世話になりました。何度も検査でお世話になったことは勿論のこと、ワクチンも快くその場ですぐに打って下さったり、コロナ禍での日本からの渡仏スタッフの為に当時あまり例のなかった旅行者用ワクチンパスの事を一生懸命に調べて下さったり、日本の接種証明書との紐付け作業を行って下さったりと、臨機応変に多くのことを無償で対応して下さったことを思い出します。フランスの皆様に感謝です。。。
2022/08/27
パリ、モンマルトルの映画館への道
モンマルトルの麓にある小さな映画館「Studio 28」は、ジャンコクトーが内装に関わったという地元の人たちに馴染みの場所になっています。写真に写る標識から少し坂を上ったところにあるこの映画館では日本映画も頻繁に上演されており、この8月は、のんさん主演の「TEMPURA(私を食い止めて)」が週一で上演されています。落ち着いたパリの小さな映画館で最近の日本映画が楽しめるのは本当にうれしい限りで、一時の休息にもなります。。。
2022/08/23
パリの市場にもミラベルが登場
9月の短期間に果物屋さんにならび、夏の終わりと秋の訪れを教えてくれる季節の果物ミラベル。早くもパリの市場で発見しました。ほのかな期待を抱いて毎年美味しいミラベルの新作ケーキが登場する14区のケーキ屋さんに行きましたが、まだミラベルケーキは登場しておらず、9月になるだろうとのこと。ということで、最高に美味しかった一昨年の写真を再び載せてみました。。。
2022/08/20
パリ、爽やかな日の訪れ
このブログでも時々登場するパリ郊外のパンタンやパリのいくつかの地下鉄駅内が水浸しになる大雨被害が先日ありましたが、今日は爽やかな一日となりそうです。地下鉄の通路を歩くカップルは短パン姿ですが、朝早い時間帯は少し肌寒く感じるようになっています。9月に入ると、引きこもって事務仕事に追われる日々が終わり、徐々に外に出ての現場仕事が増えてまいります。そうなれば、皆様にもお仕事現場へと向かう道中の秋の美しいフランスの日常の風景をお届けできると思います。。。
2022/08/16
パリ郊外、スタリングラード公園の風景
パリの北東、隣町のPATINに入って Jean-Lolive の大通りをしばらく進むと見えてくる公園が写真のParc Stalingrad です。周辺住民や子供達、お仕事でこの地域を利用されている皆さんの憩いの場として、小さな映画館や図書館、カフェなどの施設が隣接しています。更に大通りを進むとパンタン教会で、近年は工事が多い教会前広場の市場はなかなか興味深い品揃えです。パリとはまた異なる運河沿いの風が心地よいPATINですが、大通り沿いも徐々に開発が進んでまいりました。。。
2022/08/10
パリ、カナルで夏のボート遊び
パリのラヴィレット地区を流れる運河(カナル)はパリ市民の憩いの場所のひとつですが、特にこの季節はレンタルボートで遊ぶ人やカナル沿いのカフェでくつろぐ人の姿も多く、明るい雰囲気です。この2022年は8月14日までの日程でカナル沿いのパリ近郊の街も含めた恒例の芸術文化イベント「カナルの夏(ÉTÉ DU CANAL)」 がカナル周辺のセーヌ・サンドゥニを中心とした広い範囲で行われています。様々なストリートアートも楽しく、”芸術の夏”を体感できる芸術の国フランスらしいイベントです。。。
2022/08/09
パリ、パンテオンのジャンヌ・ダルク
画家ジュール・ウジェーヌ・ルヌヴー( Jules-Eugène Lenepveu )が晩年に手掛けたジャンヌ・ダルクのシリーズをパリのパンテオンの中で見ることが出来ます。1880年代の作品です。写真ではその迫力がなかなか伝わりませんが、ジャンヌ・ダルクの物語を切り取ったワンシーン、ワンシーンが、描かれた大作を一堂に目にするとなかなか感動的です。この夏休みに日本からフランスに旅行される方は非常に少ないと思いますが、また自由に気兼ねなく行き来できる日が来たならば、その時には是非訪れていただきたい場所のひとつです。ジャンヌ・ダルクとはまた異なりますが、この混沌とした世界情勢の中で平和のヒーローが出現することを願わずにはいられません。。。
2022/08/04
パリ郊外、パンタン運河沿いの風景
パリ北東部のポルト・ド・パンタンを過ぎるとパンタン市です。といってもパリ市の地下鉄やバスも走っていますし、何よりもバスチーユから続く運河がこことパリを区別することなく流れています。写真の左側に運河が流れています。このように整備される前からこの界隈は私たちにとって非常に馴染み深く常に行き来する場所のひとつです。そういえば、この2022年の秋に開催されるパリのフォト見本市や、美術のサロン・ドートンヌ展は、シャンゼリゼ通りなどの各工事の影響でラ・ヴィレット地区のポルト・ド・パンタン駅に近いグランドホール展示場で開催とのこと。とても素晴らしいことだと喜んでおります。芸術の秋が来るのが楽しみです。。。
2022/08/02
パリ、眼鏡屋さん前の風景
一式40ユーロとか60ユーロなどのメガネの看板が目を引く眼鏡屋さん。パリ市内だけでも10店舗ほどある人気の眼鏡屋さん「Acuitis」です。日本ではリーズナブルで且つバリエーション豊かな眼鏡を揃える眼鏡販売のチェーン店が増えていますがフランスも同じです。30分ほど待てば数十ユーロで眼鏡が完成するとはひと昔前にはなかったことです。ところで、今は完全にヴァカンスシーズンモードのパリ市内でございます。。。
2022/07/30
パリ、深夜の路地裏
前回、夏の心地良いパリの路地裏を載せましたが、今日は同じ路地裏でも、夏の深夜のやや肌寒そうな路地裏です。ナシオン広場などからほど近いパリ11区の「Le passage Turquetil」です。日本語にするとパッサージュ・テュルクティルといった感じになるでしょうか。とても可愛らしい名前の通りです。お昼間はデザイン事務所なども見られる洗練された雰囲気の路地ですがやはり深夜は要注意といった感じでございます。今度から極端にお仕事が遅い時間に終わった時には念のためにタクシーで帰った方が安全そうです。真夏の夜のパリでした。。。