パリ、シャルルディヴリ通りの壁に2年前(2019年)にこの世を去ったアニエス・ヴァルダさんの肖像画を見つけました。「5時から7時までのクレオ」など、パリを舞台とした映画を数多く手掛けたヌーベルバーグの時代を代表する映画監督さんです。彼女が今も生きていたとすれば、このコロナの状況をどのようにとらえたことでしょう。たしか、私達のお仕事に関係する12年前の展覧会のゲストパネラーでいらっしゃったと記憶していますが、残念ながら彼女のことを詳しく知ったのはその後の事でした。パリでは多くの偉大な人たちと知らず知らずのうちにすれ違っているのでしょう。。。 ※ 現在のコロナの状況が落ち着き安心して過ごせる日常に戻ることと皆様の健康を願いつつ、出来る限り不要な外出を避けたテレワークを心掛け、しばらくの間は、私たちが過去にお仕事の道中に撮影いたしましたフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真と重複するかもしれませんが、どうかご容赦くださいませ。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2021年3月20日土曜日
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