2023年11月現在、2019年春の大火災で崩落した尖塔の再建のための足場が組まれ、建築材料がクレーンで時間をかけて慎重に搬入されています。ようやく屋根の部分が作り上げられるのだと実感できます。来年の2024年末に復活することが見込まれているパリ・ノートルダムの工事は今日も進められています。ふと、ノートルダムの手前の河原に目をやると、寒い中、石畳の上に寝そべって何やら撮影をしているモデルさんの姿が。。。パリですね。。。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2023/11/10
2023/11/09
パリ19区、暴風の痕跡
北フランスを中心に大きな被害を出した先日の暴風雨で、パリ市内でも被害が出たところがあるようですが、19区の「Cité de la Musique」周辺の公園の大きな木のうちの一本が根こそぎ倒れていました。2023年も11月に入って随分と冷えて寒くなってまいりましたが、10日の金曜日からFRANCE2の連続ドラマ、アステリッドとラファエルの第4シリーズの再放送が始まるとのことで久々にテレビから熱をいただけそうです。。。
2023/11/08
パリ・ピカソ美術館のドラ・マールさん
幸運なことにパリ・ピカソ美術館でお仕事相手の美術関係者とランデブーとなりました。お相手の到着前に地下1階のピカソ作品コレクションのフロアに迷わず直行です。魅力的なドラ・マールさんの肖像画と無事に再会出来ました。現在(2023年11月現在)、ピカソ没後50周年ということでリュクサンブール公園の美術館やフランス国外でも回顧展が多く開催されておりますので、一番有名なドラ・マールさんは不在でしたが、それでも見応えのあるピカソの代表作の数々を本当に短い時間ではございましたが堪能させていただきました。そうこうしているうちに到着されたお仕事関係のフランス人紳士に肩をたたかれ、現実世界へ引き戻されたのでした。セナでの回顧展は大評判だそうです。。。
2023/11/07
パリ郊外、見事な青空になりました
パリ郊外、パンタン運河沿いの空は久々に見事な青空になりました。同じ運河の風景でもバスチーユ界隈とはまた違った感じでございます。こんなに素晴らしい空の下でお仕事先への移動となりますが、依然として大気は不安定とのことで、突然の雨に備えて折りたたみ傘が今日も離せません。。。
2023/11/06
パリの空に見事な虹が架かりました
フランスは多くの皆さんが楽しみにしていた秋のトゥサン休暇期間でしたが、11月に入り暴風雨の被害が相次いでいました。パリはまだ晴れ間があるものの、強風が吹いたり不安定な天気が続いています。お仕事関係者とRDVした5区の「Institut du monde arabe」に早く着したため、雨上がりを待ってテラスに行ってみるとパリの上空に見事な虹の橋が架かっていました。夜遅くまでかかりそうなお仕事の前にパリの空から元気をいただきました。。。
2023/11/04
パリ、ペタンク場の小鳩
パリの2023年も11月に入り、一段階気温が下がった気がいたします。お仕事先に向かう途中、パリ12区バスチーユのカナル沿いにあるペタンク場前を通った際に、よく見ると、コート内で小鳩が寒そうにうずくまっていました。春になれば、バスチーユの塔のはるか上空を元気に飛び回っていることでしょう。。。
2023/11/02
パリも強風、フランス北部の暴風台風Ciaran
私たちも実際に体験した1999年末のパリ市内の多くの街路樹やブローニュの森の木が根こそぎ倒れるなど大きな被害が出た大型台風。それに匹敵するといわれる暴風を伴う台風Ciaran(シアラン)が2023年11月2日午前現在、フランス北部に猛威を振るっています。特に海沿いは注意が必要です。パリは青空が見られるものの、お仕事先に徒歩で移動した午前中に関しては時に体を持って行かれそうになるほどの大変に強く冷たい風が吹き荒れ、パリ・リヨン駅の時計台上空の雲も物凄い速さで流れていました。。。
2023/10/30
キュビズム作品誕生の地、南仏レスタック
短期ですがレスタックでお仕事です。南フランス・マルセイユの中でも地中海に沿った北西側郊外に位置するレスタック地区はセザンヌが数年にわたって通いながら様々な作品を手掛けた地ですが、彼に強い影響を受けたその次世代のアーティストたちも彼を追うようにこの地の風景を描き続けています。キュビズム作品を生んだブラックもその一人で、まさにこのレスタックの数々の屋根をキューブのように表現したことがキュビズムを誕生させたと言われています。。。
2023/10/28
フランスでも映画「君たちはどう生きるか」がいよいよ公開
今度の水曜日(11月1日)の諸聖人の日の祝日に、フランスで宮崎アニメの最新作がようやく公開されます。地下鉄駅や路線バスなどで大きな広告が見られます。フランスでのタイトルは「少年と鷺(GARÇON ET LE HÉRON)」。日本語のオリジナル音源でフランス語字幕で見ることができるのが楽しみです。。。
2023/10/27
マルセイユの子供たちがサスケに夢中です
マルセイユで地元マルセイユっ子に最も人気のスポットは港周辺等の観光客の皆様が集まる界隈ではなく、間違いなくジョリエット駅界隈と言えるでしょう。多くの昔の歴史的建物が現代風に生まれ変わり、地中海を一望できるモールに設置された気持ちの良いテラスも人気です。お仕事に向かう道中、中を通過する同エリアの「LES DOCKS」の中で11月上旬までの期間限定で子供向けの小さな「NINJA(海外で”忍者”と呼ばれる日本の”サスケ”のことです)」が登場して連日人気を集めています。オリンピックの近代5種競技にサスケの競技が取り入れられるということで、将来のオリンピアンがマルセイユから誕生するかもしれません。。。
2023/10/25
マルセイユ旧港の夜
マルセイユの旧港はこの地の観光の中心地で、夜遅くなっても人が途絶えません。お仕事を終えて夜遅く宿舎へ戻る途中に少し遠回りをして港に立ち寄りましたら、こんな感じでした。。。
2023/10/22
マルセイユ、映画「ボルサリーノ」の舞台
数々の映画に登場するマルセイユの街ですが、その中でも1970年にアランドロンとジャンポールベルモンドという当時の2大スターが共演した映画「ボルサリーノ」はインパクト大の映画です。お仕事先へ向かう道中にあるこの坂道も映画に登場しますが、パニエ地区にあるこの坂道を駆ける二人の姿はとても印象的でした。。。
2023/10/21
マルセイユのMはマックのM
南フランス・プロヴァンスの玄関口、マルセイユに到着です。空港に着くと巨大なマルセイユの看板が私たちを出迎えてくれました。と、思ったら、実はマクドナルドさんの看板でした。この10月に入ってからはマルセイユ空港を含むフランス国内の複数の場所への爆破予告が続いているようですが、フランス警察をはじめ多くの皆さんの努力によって守られていると思います。感謝です。。。
2023/10/12
パリ、ノートルダム近くの通りから
世界情勢はますます複雑で困難な状況に陥っています。そんな中、パリのノートルダムは多くの人々の期待の中で修復工事が進んでいます。そのノートルダムを目の前にすることが出来るサン・ルイ島のセーヌ沿いの通りを今日もお仕事先へ向かって歩きます。そして、まもなく南フランス・マルセイユへと向かい、そこでお仕事関係者各位と合流です。マルセイユのノートルダムとの再会も楽しみです。。。
2023/10/04
パリ、10月の地下鉄
2023年も10月に入りました。パリの地下鉄と言えば、、、最近になってパリの地下鉄など公共交通機関や宿泊施設などで数十年振りにダニの発生率が増しているとのニュースを見ました。このところの海外旅行者増加で外国から持ち込まれた可能性が高いようですが、早い段階で終息してほしいです。。。