2020/05/12

エクスアンプロヴァンス、ある日のフランスの風景21

フランスでは外出規制が大幅に緩和され、日本も徐々に再開する施設が増えていますが、まだ今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた別ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
今日は、南仏エクスアンプロヴァンスにある美味しく気軽なTanneurs通りにある「LE TUYAU」というタルティーヌ屋さんの一昨年2018年に撮影した風景です。当時、このブログで同じ写真を紹介させていただきましたが、今一度。。。2020年5月12日現在はまだコロナ対策による規制で飲食は再開されていませんが、また賑やかなお店の風景を目にする日が必ず来ることでしょう。通常は、日曜日を除く9時~18時までの営業ということで、軽食やランチ利用が便利です。お酒が大丈夫な方にはプロヴァンスワインなどでアペリティフタイムにも使える便利さです。注文してから作る出来立てタルティーヌは7ユーロから各種あり、ランチタイムには12ユーロ程度でデザートとドリンクをセットしたお得なメニューや日替わりタルティーヌも登場し、毎日テラス席は満席でした。仕事前の午前中にテイクアウトも出来て冷めても美味しいタルティーヌは、一年に何度かこの地を訪れる日仏フィグー社スタッフにも評判のお店ですが、お仕事終わりの夜間にオープンしていないのは残念です。
Restaurant 「LE TUYAU」 :  14, rue des Tanneurs 13100 Aix-en-Provence

 

2020/05/09

モンペリエ、ある日のフランスの風景20

フランスでは外出規制の大幅な緩和(5月11日から)が発表され、日本も徐々に再開する施設が増えていますが、まだ今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた別ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
今回は、昨年夏の南西フランス・モンペリエ、コメディー広場の風景です。食事に困ったときも、この広場に面したカフェでは10ユーロまででお仕事の合間の限られた時間内に気軽にランチができるクレープリーなどもあり安心です。もちろん、本格的なレストランも周辺に点在しています。この広場からはトラムで各方面へと向かうことが出来ますし、アルルやニームなどにも行くことが出来るSNCF鉄道駅も徒歩圏内です。観光目的の短期滞在の方なら、この広場に面したホテルの部屋が最高かもしれません。ただし、静かな環境がお好みの人には少々賑やかすぎるかもしれません。状況が落ち着けば、必再訪の場所です。。。

 

 

パリ・ノートルダム、ある日のフランスの風景19

フランスでは外出規制の大幅な緩和(5月11日から)が発表され、日本も徐々に再開する施設が増えていますが、まだ暫くの間は出来るだけ外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せて行きたいと思います。少し前に数年前のパリ・ノートルダム寺院の写真を載せましたが、更に古い写真が残っていました。1990年、今から約30年前、冬の朝のノートルダムです。リヴゴーシュとサンルイ島を繋ぐPont de la Tournelle(トゥルネル橋)近くから撮影した風景のはずです。朝の光の向こう側に浮かび上がるノートルダムが印象的でした。。。

2020/05/08

パンタン、ある日のフランスの風景18

フランスでは外出規制の大幅な緩和(5月11日から)が発表され、日本も徐々に再開する施設が増えていますが、まだ暫くの間は出来るだけ外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せて行きたいと思います。今日の写真はパリの北東に位置するパンタンの約2年前の様子です。女性警官が颯爽と馬に乗ってパトロールする姿とフランスの街並みがとても絵になります。。。ここ数年のデモにテロ、そしてコロナと、彼女たちにとっても大変な日々が続いているものと想像しています。メルシーボーク―!

2020/05/07

パリの空、ある日のフランスの風景17

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。写真は、エールフランス291便飛行中の窓から見たパリの空からの風景です。3年ほど前だったと記憶していますが、夕日に照らされた美しいセーヌ川やエッフェル塔の姿が強く印象に残っています。再び安心して日仏間を行き来することが出来る日がやってきてほしいものです。今日は、フランスのフィリップ首相が新型コロナ対応の規制を緩和する措置について新たな発表を行うそうですが、自慢の髭に随分と白いものが目立つようになったことからも、そのご苦労が伺えます。。。

2020/05/01

パリ15区、ある日のフランスの風景16

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日もパリ15区のブランシオン通りの写真ですが、この少々古びた写真は30年ほど前、1991年の風景です。当時、48番の路線バスはパリ北駅からパリ南部のポルト・ド・ヴァンヴまで、パリを南北に貫くように走っていました。現在は随分と路線が変わってしまい、48番のバスは北駅から東へと進み、パリ東部のポルト・ド・リラ方面に進んでいます。それにいたしましても、バスのドアが折れ戸の観音開きであることが時代を感じさせます。この写真では確認出来ませんが、このころは、まだ最後部分がオープンデッキになっているお洒落でレトロなバスも残っていました。。。ところで、本日、5月1日はフランスではスズランの日。今年は街中でスズランを売る可愛い子供たちの姿を目にすることはなさそうですが、きっと多くのお家でスズランの花が飾られていることでしょう。。。

2020/04/30

パリ15区、ある日のフランスの風景15

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日の写真は16年前、2004年初秋に撮影したパリ15区のブランシオン通り、ジョルジュ・ブラッサンス公園の入口付近の風景です。この場所に馴染みのない人からすれば特筆すべき風景ではないと思います。しかし、この界隈の移り変わりをよく知る人たちからすれば、この風景が凱旋門よりもエッフェル塔よりもパリらしい風景だと感じることでしょう。。。私たちにはとても馴染み深いこの風景の写真を撮影した時には、恥ずかしながら、この風景が佐伯祐三さんによって大正時代に描かれていたとは全く存じ上げておりませんでした。今から90年以上前、療養の為にパリから一時帰国した画家の佐伯祐三さんが第13回二科展に出展した作品の中に、その絵画「リュ・ブランシオン」はあったそうです。絵画が描かれた当時は、右側に写る門の向こう側は公園ではありませんでした。現在のジョルジュ・ブラッサンス公園の名は、佐伯祐三さんが亡くなった後にパリで活躍し、この公園の近くに住んでいた南フランス・セート出身のシャンソン歌手、ジョルジュ・ブラッサンスさんを称えて付けられたそうです。ちなみに、この風景を絵画の中ではじめて目にしたのは、パリ在住の現在のサロン画家、赤木曠児郎さんによって描かれた素晴らしい作品で、これも写真を撮影した随分後になってからの偶然の出会いでした。この何気ない風景だけでも沢山の芸術家たちの話が出来る。それがパリの素晴らしいところですね。。。
明日から5月。引き続き、健康第一で過ごしてまいりましょう。。。

2020/04/28

パリ・サマリテーヌ百貨店、ある日のフランスの風景14

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日の写真は今から30年近く前のパリの風景です。1991年、セーヌ川に架かるポンヌフの右岸側にそびえ立つ百貨店「サマリテーヌ」屋上にあった小さな展望台から見た景色です。左側にはノートルダム寺院、右側にはパンテオンの丘が見えます。そして、懐かしい「サマリテーヌ」のロゴが入った旗がパリの風に揺れています。この「サマリテーヌ」は消防法などの関係で15年ほど前に閉鎖され、一時は取り壊しの危機にも直面しましたが、20年前に新しく運営元になったルイヴィトンのグループによって再建が進められていました。そして、今年2020年の4月に待ちに待ったリニューアルオープンとなる予定でしたが、それは未だ実現していません。1991年当時、この百貨店の2階にあったモンブランで有名な「アンジェリーナ」運営の小さなサロン・ド・テでセーヌを見ながら休憩をとるのが楽しみだったことを思い出します。新型コロナウィルスの状況が落ち着き、「サマリテーヌ」が20年越しの感動の再スタートを果たした時、パリに再び活気が戻るはずですね。。。

2020/04/24

パリ・シラク大統領、ある日のフランスの風景13

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。写真はパリのシャンゼリゼ大通り。2003年の11月、第一次世界大戦休戦記念の日の様子です。この年はシャンゼリゼで大規模な式典が行われ、多くの人がシャンゼリゼに集いました。凱旋門近くには大きなスクリーンが設置され、式典の様子が映し出されています。スクリーンに映し出されている人物はとても懐かしいシラク大統領です。。。17年間、フランス大統領を務め、親日家でも知られたシラク大統領率いるフランス政府が、湾岸戦争の際に武力による制圧を強行するアメリカの方針に堂々と反対を表明した時にはとても感動したことを憶えています。。。

2020/04/23

パリ・ツールドフランス、ある日のフランスの風景12

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。写真は1999年のパリ、凱旋門の上から見た1999年自転車国際レース「ツール・ド・フランス」最終日のシャンゼリゼ大通りです。今は凱旋門のすぐ近くで目を引く現代的な外観が特徴的なドラッグストアの建物も当時は写真のように見事に景観にとけ込んでいて何処にあるのかわかりません。当時、とても便利な場所にあった観光局も今は移転してここにはありません。変わらない風景のようでも、結構な変化を遂げているシャンゼリゼ。本当は変わらずにいてほしい場所です。。。ちなみに、今年(2020年)の「ツール・ド・フランス」については初秋への日程変更が先日発表されました。

2020/04/22

パリ・エッフェル塔1999、ある日のフランスの風景11

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日も1999年の写真から。。。お馴染みトロカデロから見た21年前のエッフェル塔の風景です。167の数字は新世紀へ向かっての残り日数を意味し、毎日その日に向かってカウントダウンされる仕組みです。エッフェル塔はその時々で表情を変え、新世紀を迎えようとする1999年大晦日の夜の姿は圧巻でした。今はパリの一番高い場所から新型コロナウィルス感染拡大阻止のために働く人々へエールを送り続けていることでしょう。。。

2020/04/21

パリ・ノートルダム1999、ある日のフランスの風景10

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日もある日のパリ・ノートルダム寺院を載せてみました。今から21年前、1999年初夏のノートルダムです!銀塩写真プリントからのコピー画像の為、画像が古びた感じですが、何卒ご容赦くださいませ。。。ノートルダム外壁の美しい石壁もこの当時は長年の排気ガスなどで黒ずんでいて、それはそれで味わいがありました。いつの時代も、パリの象徴であることには変わりないですね!近くのBerthillonのいちごのジェラートも変わりなく美味しいですね。。。

2020/04/20

パリ・ノートルダム2019、ある日のフランスの風景9

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日の風景写真は前回に引き続いて、お馴染みパリのノートルダム大聖堂ですが、これは昨年2019年の秋の様子です。火災被害から半年後の姿ということになります。周辺は立ち入り禁止になっていて、少し離れたセーヌの河原に座ってノートルダムの姿をじっと見ていた人たちの姿が印象的でした。。。新型コロナウィルスの状況が収束に向かい、いつの日かノートルダムも本来の姿を見せてくれるようになれば、美しいシテ島の桜の木の下で多くの人の笑顔が再び見られることでしょう!
 

2020/04/16

パリ・ノートルダム2011、ある日のフランスの風景8

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。今日の風景写真は、お馴染みパリのノートルダム大聖堂。9年前の2011年に撮影した晩秋の風景です。フランス東部から運ばれてきたばかりの大きなクリスマスツリーが飾られました。大きな被害が出た2019年のノートルダムの火災から昨日で一年が経過しました。昨夜20時には、この一年の祈りや新型コロナウィルスに立ち向かう世界の医療従事者への感謝の意など、様々な思いを込めて、一年前にパリの消防隊の皆さんが決死の覚悟で守り抜いたノートルダムの鐘が打ち鳴らされたそうです。この9年前の写真のように多くの人々がノートルダムに集うことが出来る日が来るのが本当に楽しみです。。。
追記:日本のNHKBS1テレビが放送している「BS世界のドキュメンタリーで」、2020年4月20日(月)午後5:00~午後5:45(45分) の予定で「ノートルダム炎上 消防士たちの闘い」 (再放送)が放映されるそうです。※地域によって放送予定が異なるかもしれません。。。日本でNHKBS1の視聴が可能な方はご覧になられてはいかがでしょうか。。。ノートルダムの鐘を救ったパリの消防士さんたちの頑張りに拍手です!

2020/04/15

ボルドー、ある日のフランスの風景7

世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ外出を控え、しばらくの間は、私たちが過去に何気なく目にしつつも、その時に掲載できなかった「ある日のフランスの風景」を載せてみたいと思います。写真は、ボルドー旧市街の入口付近に位置するポルト・ドゥ・ラ・モネ通りにあるレストラン「LA TUPINA」前の2018年に訪れた際の様子です。お仕事でボルドーに数日滞在する必要があるときには一度は行かせていただくお店です。現地日本人駐在員の方に人気で日本のメディアにも取り上げられたことがありますが、特に地元ボルドーっ子に人気の地元食材を使ったオーブン料理を得意とする美味しいお店です。いつもお昼以上に夜のディナータイムが賑わっていました。。。本日現在、お店は新型コロナウィルスの影響で臨時休業期間中ですが、店にはシェフがたった一人通い詰めて、頑張って毎日デリバリー用の料理を作り、お店を維持されているとの情報です。。。