パリは現代アート週間が間もなく終了。様々なアートフェアがこの機会にと開催されましたが、その一方で、好みではございますが、会場内に入ってすぐに退場したくなるような内容の展覧会も結構たくさんございました。やはり「FIAC」に代わって登場したスイスの運営元による「Paris+」が素晴らしく断トツの存在感ですが、その後すぐにお仕事先との関係で訪れた別のフェアを覗くと個人参加型フェアという形式の違いもありますので一概には比較できませんが、そのオーガナイズの粗雑さにがっかりして少々疲れて会場を後にすることとなりました。主催者は有料のレンタルブースが埋まってくれさえすれば、どのような内容でも大人数の団体さん相手でも何でも良いのかもしれませんね。良くも悪くも様々なものが様々な国から集まってくる街。それはパリの魅力のひとつなのかも知れません。お仕事を終えて地下鉄で移動中、乗換駅のバスチーユのホームでいつも見る自動販売機がとても良質なアートに感じられて心がリフレッシュされました。これもパリですね。。。