パリ、モンマルトルです。朝夕は随分寒くなりましたが、日中は秋本番といった感じです。秋晴れの空の下、ロートレックやドガらが愛したムーランルージュの風車の影が、パリの路地裏の名もない壁を彩っていました。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2019/10/31
2019/10/30
パリ、秋晴れのモーベール広場
パリ5区、サンジャルマン大通りに隣接したモーベール広場の風景です。地下鉄から出て来た観光客らしき人たちは半袖姿ですが、さすがに少々冷えるのではと心配してしまいます。左側に見えるカフェのショコラ(ホットココア)が濃厚で美味しいのですが、今日はお仕事のため、先を急ぎます。またの機会に、このブログでも紹介できればと思います。秋晴れのパリでした。
2019/10/29
パリ、ショーメ本店はヴァンドーム
パリ、ヴァンドーム広場です。昨日あたりから急に冬の気配がしてまいりました。宝飾品で有名なショーメ本店は随分長い期間改装工事中のように思いますが、美しい外観を目にする日はいつなのでしょう。そういえば、ダビッドが描いた「ナポレオンの戴冠式」でお馴染みの王冠はこのショーメが手掛けたという記憶があります。何気なく通り過ぎる風景の中の所々に今に繋がる歴史があると実感し、この広場を通る時だけはいつもの猫背がピンと伸びる気がいたします。
2019/10/28
パリ郊外、運河沿いの小さな劇場
パリ郊外、パンタンのカナル沿いも秋色に染まっています。このカナル沿いに趣のある小さな劇場「テアトル・デュ・フィユ・ドゥ・ロー」があります。一見すると廃墟にも見える外観ですが、きちんと定期的に舞台やイベントが行われ、劇場に隣接した野外のバーは地元の若者たちで週末ごとに賑わい、とても良い雰囲気です。頻繁に通る場所で、とても好きな界隈ですが、この辺りに詳しくない人は特に夜間の一人歩きには要注意です。
2019/10/27
パリ、モンマルトルも秋の色
パリ、モンマルトルの丘にあるブドウ畑。すぐ前には有名なシャンソニエ、ラパンアジルがあります。つい最近、収穫祭も行われ、ブドウの木の葉も赤みを帯びてきました。ここの畑で収穫されたブドウがワインになるのは一年後になるようです。希少なことが理由で随分高価ですので、口にすることは無いと思いますが、パリ産の名物のひとつと言えそうです。週明けからは、パリに初冬の寒さが到来するようです。
2019/10/26
パリ、秋のチュイルリー公園
パリ、チュイルリー公園です。この季節、日々、葉の色が変わり、季節の移り変わりを感じさせてくれます。日本では各地で自然災害が相次いでいますが、少しでも早く、このチュイルリー公園の風景のように平穏な日常に戻りますことを願っています。
2019/10/25
パリ、ムートンドゥベルネへ繰り出す
パリ4区、地下鉄ムートンドゥベェルネ駅の地上に上がるエスカレーターからの風景です。パリも秋本番。緑、黄緑、黄、茶、赤と、様々な木の葉の芸術的なコントラストが、美しいパリの街並みを更に美しく彩ってくれています。このエスカレーターの先に、そういった光景が現れると思うと、ダメだと知りつつも思わずエスカレーターを駆け上りたくなってしまう今日この頃です。
2019/10/24
パリ、ハロウィンのディスプレイ
パリ9区界隈を歩いていると、パリ市内に数件ある老舗のチョコレート屋さん「A La Mère De Famille」のショーウィンドウが目に入りました。1761年創業とはすごいですね。。。ハロウィンがもうすぐだと感じさせる楽しいディスプレイです。そういえば、この前の日曜日に仮装してバスで移動する子供達を見かけました。大人たちが一生懸命に準備を重ね、子供達が楽しむハロウィンが今の主流のようですね。
2019/10/20
パリでピクニック
ここもパリ、、、。そんな風景ですが、実はパリにはこういったスポットが実に多くあります。ちなみに、ここはパリ19区のラヴィレット公園内の芝生広場です。お仕事場へ向かう道中、常日頃から地元の人たちが手作りサンドイッチなどを持ち寄ってのピクニック姿をよく目にします。よりパリの中心に近いところでもこういった風景は結構見られ、羨ましい限りです。フランスパンとハムとチーズ、それにワインがあれば、それが立派なお弁当です。
2019/10/19
パリ、FIACの草間さん野外展示
只今、パリの「FIAC2019」を主としたパリ現代アート週間です。会場のグランパレの前は屋台村のようでサンドイッチなどが販売され、何だか大衆的な雰囲気です。業界向けの美術見本市といった雰囲気だった昔と比べると、今はなんだかお祭りのようで賑やかです。ところで、野外展示の一環として期待されていたヴァンドーム広場の草間彌生さんの巨大なパンプキン作品は強風など天候不順を理由に肝心の週末を待たずに撤去されることに。。。フランスらしい告知なき撤去に、展示作品の無い広場に立ち呆然とするアートファンの姿も見られました。フランスではごく普通の出来事ですので、皆さんの反応も呆れるしかないといった感じでした。パリは芸術の秋本番です。
2019/10/18
パリ5区、カフェからのパリの街並み
パリ5区。カフェから見たパリの街並みです。修復に向けていろいろありながらも頑張っている姿に勇気付けられるノートルダム寺院やフランスの頭脳を支えてきた偉大な努力家たちが眠るパンテオン寺院、パリ市民の憩いの場であるリュクサンブール、将来を夢見る若き学生たちで賑わうパリ大学など、生粋のパリ市民が愛する場所が集結するこの界隈で飲む一杯のコーヒーは格別です。
2019/10/17
パリ北駅、様々な人たちが行き交う駅
パリ北駅。ややピンボケの写真となってしまいました。一昔前と比べると随分きれいになってような気がいたしますが、パリ市内及び郊外間のみならず、国内外の実に多くの様々な人々が行き交う独特の雰囲気は健在です。AU REVOIR - GARE DU NORDの文字通り、必ずまたこの場所に戻ってくることでしょう。
2019/10/16
パリ、モンマルトルの地層
観光名所のパリ・モンマルトルでも日本からのツアーではほどんと立ち寄ることのないサクレクール寺院東側の麓の道をお仕事先へと急いでいると、何やら団体さんが興味深く丘の斜面を覗き込んでいます。同じように覗き込むと何層にもなった地層の断面を見ることが出来ます。意外と起伏に富んだパリ市内ですが、こういった見学ツアーも地元にはあるのだと感心いたしました。
2019/10/15
パリの秋空
パリ14区、ジャックドゥミ広場からみた今日の秋の空です。フランス映画界の巨匠の名から広場の名が付けられたそうです。生粋のパリジャン、パリジェンヌと、他国から移り住んでこられた様々な文化圏の人々が共存する活気ある界隈です。
2019/10/14
パリ、モンマルトルの風景
パリ、モンマルトルの午後です。日本で行われているラグビーワールドカップの日本代表チームの快挙はフランスでも話題になっていますが、同時に台風の被害も大きく報じられています。パリの青空を見ていると日本の度重なる台風被害により心が痛みます。皆様の平穏な日常が少しでも早く戻ってきますように!
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