只今、パリの「FIAC2019」を主としたパリ現代アート週間です。会場のグランパレの前は屋台村のようでサンドイッチなどが販売され、何だか大衆的な雰囲気です。業界向けの美術見本市といった雰囲気だった昔と比べると、今はなんだかお祭りのようで賑やかです。ところで、野外展示の一環として期待されていたヴァンドーム広場の草間彌生さんの巨大なパンプキン作品は強風など天候不順を理由に肝心の週末を待たずに撤去されることに。。。フランスらしい告知なき撤去に、展示作品の無い広場に立ち呆然とするアートファンの姿も見られました。フランスではごく普通の出来事ですので、皆さんの反応も呆れるしかないといった感じでした。パリは芸術の秋本番です。