2020/07/15

パリのゴミ、ある日のフランスの風景66

フランスも完全に安心できる状況ではないものの徐々に日常が取り戻されてまいりました。日本はコロナ感染と雨で心配続きです。今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、まだしばらくの間は載せて行きたいと思います。
写真は今年2月に通ったパリの凱旋門界隈の風景です。当時はごみ収集車がストライキで動いておらず路上のゴミが回収されずに数日間放置されたままになっていました。2018年から大規模なストライキやデモが相次いでいましたが、今年3月ごろからの新型コロナ感染拡大によるロックダウンのこともあり、それらのことも一昔前のように感じます。。。ところで、先日、ノートルダム寺院の尖塔は火災前の形に復元するとのマクロン大統領による発表がありました。写真のようなゴミの山はあまり見たくはないですが、ノートルダム寺院もデモもストライキも、再び本来のパリらしさを当たり前のように目にすることが出来る日をあとしばらくは待ちたいと思います。。。


2020/07/14

パリ8区、ある日のフランスの風景65

フランスも完全に安心できる状況ではないものの徐々に日常が取り戻されてまいりました。日本はコロナ感染拡大に加えて雨の被害が大きくなっており、心配事が絶えません。今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、まだしばらくの間は載せて行きたいと思います。
今日の写真はパリ8区、松任谷由実さんの歌詞にも登場するフォーブルサントノーレ通りの今年2月の様子です。といっても、ここは通りの最も西の端。地下鉄テルヌ駅の近くです。日本でもお馴染みの有名紅茶店マリアージュフレールのパリ8区のお店(エトワール支店)です。お仕事の打ち合わせを兼ねた遅い昼食に招いていただきました。ここは何度となく利用させていただきますが、マリアージュフレール各店の中でも珍しく混雑することが少なく、落ち着いて過ごせます。このユニフォームもパリの店員さんが着ているとより格好よく思えます。ゆっくりとパリでの時間を過ごす場所として魅力的な場所ですが、、、せっかくパリを訪ねたなら、やはりマレ地区のマリアージュフレールの本店を訪れることが優先されるべきかと思ったりもいたします。。。
「Mariage Freres e'toile」260 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris 日休
※新型コロナ対策の関係で施設やお店の営業時間や形態が変わっている場合があります


2020/07/09

パリ6区、ある日のフランスの風景64

フランスも完全に安心できる状況ではないものの徐々に日常が取り戻されてまいりました。日本はコロナに加えて雨の被害が大きくなっており、心配事が絶えません。今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、しばらくは載せて行きたいと思います。
今日の写真は久しぶりにパリです。パリに無数とあるカフェやサロン・ド・テはなかなか一度には紹介しきれませんが、今回ご紹介させていただくのは、カルチェラタン地区のオデオンの路地裏にある「L'Heure Gourmande」。10年前の風景ですが、2020年の今も変わらぬ雰囲気です。パリにいることを忘れさせてくれるような静かで落ち着いた空間ながら、いつも多くのお客さんで席は埋まっています。とても美味しい軽食メニューや手作りケーキも充実していておすすめですが、少々お高めです。それらをパスして気軽にドリンク休憩だけでも十分にくつろげるお店です。紅茶の種類は豊富ですが、写真はおすすめのショコラ・ショー(Chocolat a l'ancienne)です。大きなポットの中で粉を挽きそこから直接カップに注がれるショコラはとても濃厚且つまろやかです。雑誌なども置かれているので、ゆっくりとパリでの時間を過ごすには最適な場所といえるでしょう。
「L'Heure Gourmande」22, Passage Dauphine 75006 Paris 年中無休 11:00~19:0
※新型コロナ対策の関係で施設やお店の営業時間や形態が変わっている場合があります
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/07/02

南フランスのセミ、ある日のフランスの風景63

フランスも日本も厳しい状況ながらも徐々に日常が取り戻されてまいりましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
夏になるとセミ(La cigale)の声が賑やかになる南フランス。もともとパリでさえ見かけることが少ない貴重な存在のセミは南フランスでは幸せを呼ぶ象徴として大切にしてこられました。プロヴァンス地方を中心に、各町や村のお土産屋さんで各種セミグッズが売られているのもそういったことに由来しています。南フランスのお家の玄関先には陶器製のセミが飾られることも多く、セミ達がゲストを楽しく迎え入れてくれます。写真は、2011年、レボー・ド・プロヴァンスで見つけた”セミ達”です。
※新型コロナ対策の関係で施設やお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/07/01

マントン、ある日のフランスの風景62

フランスでも日本でも徐々に日常が取り戻されてまいりましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、レモン祭などでも知られるコートダジュールの街マントン(MENTON)の2012年の風景です。新旧2つのジャンコクトーにちなんだ美術館があることでも有名です。地中海の海辺の小石を使ったとされるモザイク画は2つのジャンコクトー美術館付近でもそれぞれ見る事が出来ます。最初の写真は旧美術館のエントランス横に見られたモザイク画です。白と黒の石の色の違いを利用したコクトーの美術館に相応しい作品です。もう一枚の写真は、マントンの港を見おろすように建つサンミッシェル教会(Eglise St-Michel)前のテラスです。17世紀のモナコ大公によって建てられた教会前にはモナコ公国の紋章をデザインしたモザイク画が見られます。とにかく、マントンの旧市街から教会への道中は小石のモザイク画が多くの場所で見られ、それをたどるだけでも楽しいのですが、小石で敷き詰められた小道を歩くと、足の裏が結構痛くなります。そんな時は、この教会前のテラスで、青く美しい地中海とその向こう側に見えるイタリアの風景を感じながら、街中で買っておいたクロワッサンでも頬張りながら一休みするのが最高です。。。
※新型コロナ対策の関係で施設やお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/27

スフレンハイム、ある日のフランスの風景61

フランスでも日本でも徐々に日常が取り戻されてまいりましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
アルザスのワイン街道近辺には本当に素敵な街(村といったほうがよいかもしれません)がたくさんあり、どの街にも美味しい料理をリーズナブルに提供するレストランが必ずあります。陶器の生産で知られるスフレンハイム(SOUFFLENHEIM)にも、そんな人気のレストラン「AU BOEUF」があります。写真は5年前。とても立派な店構えで、その店名の通り、ステーキなどお肉料理を中心に美味しくいただけるお店です。・・・と、書くとさぞかしお高いお店かと思われるでしょうが、このブログのコーナーに登場するからにはとてもリーズナブルなのです。土曜日も提供されるランチは日替わりで9ユーロ(2020年現在)で美味しいつけあわせにパンも勿論ついてきます。写真は、週代わりランチ10.9ユーロ(2015年当時)のラム肉のグリルステーキ(Le steak grille)で、フライドポテトにサラダ、パンが一緒に提供されます。このお店はアルザスの名物料理であるLA BOUCHEE A LA REINE(パイ生地の中にシチューが閉じ込められたドイツやスイスでも見られる料理のアルザス版です)で金賞を受賞するなど、郷土料理も美味しくいただける店ですので、夜もそういった料理なら比較的リーズナブルに楽しめそうです。こんなお店をパリで見つけるのは至難の技ですが、それぞれの町で是非自分だけのお気に入りのお店を見つけてみたいものです。。。
「AU BOEUF」:48 grand'Rue, 67620 Soufflenheim 11:30-22:00(不定休)
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2020/06/26

ゲルトヴィラー、ある日のフランスの風景60

あのフォーションが新型コロナやその前の長期デモなどの影響で、フランスに於いて破産申請を、、、とのニュース(あくまでニュース上での情報では日本の各店舗への直接的な影響はないとの情報です)が飛び込んでくるなど厳しい日々が続く中、フランスでも日本でも日常が取り戻されようとしていますが、今のところはまだ出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
フランス東部、アルザスの中心地ストラスブールの南方にあるゲルトヴィラー(Gertwiller)。日本の私達にはあまり馴染みの無い名の小さな町ですが、ここはパリのスーパーや百貨店でもクリスマスシーズンになるとよく見かけるパンデピス(Pain d'Epice)などのアルザス名物菓子で有名なFORTWENGERの本店やLIPSのお店があるなどアルザス菓子の要所のひとつとして、ヨーロッパ各地から多くの人々が訪れる場所となっています。お店では買い物をしながらお菓子の試食も楽しめ、夏に行っても、いつでも一年中クリスマス気分です。また、LIPSのお店のすぐ隣にはパンデピス博物館(Le museé du pain d'épices)もあり、楽しくアルザスのお菓子について学べます。写真はLIPSのお店の外観です。お菓子の家のようなデザインが印象的です。ゲルトヴィラーには電車(SNCF)も乗り入れていますので、この町への訪問はそんなに難しい事ではありません。もちろん、クリスマスシーズンにはより多くの人々で賑わいますが、いつでも楽しい時間を過ごせる場所には間違いないでしょう。
パンデピス博物館 110, place de la Mairie 67140 GERTWILLER
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2020/06/24

エズ・ニーチェの小道、ある日のフランスの風景59

フランスでも日本でも徐々に日常を取り戻しつつありますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、南フランス・コートダジュールを代表する景勝地のひとつ、エズ。その街や景観の素晴らしさはフランス好きなら誰もが知るところで、常に人気のスポットです。写真を撮影した7年前も今もその様子は不変の美しさです。そんなエズの穴場といえば、ニーチェの小道(CHEMIN DE NIETZSCHE)が思い浮かびます。エズの坂の上の街の入口付近にある、街へ向う道とは反対に海側へ降りていく狭い路地にその名が付けられていて、途中、素晴らしい景色が広がっています。随分と坂道を下った先には鉄道の駅もあり、駅からハイキングがてら登ってくる人の姿も見られます。実はこの道にはハイキングなど体を動かすのは苦手という人にも、おすすめできる点がいくつかあります。そのひとつとして・・・・、ニーチェの小道が始まる街の入口付近からわずか1分ほど歩いたところに、写真のような展望の古びたテラスがあり、ここのベンチや石垣に腰掛けて、のんびりと持参のサンドイッチなどをほおばりながら地中海を眺めることが出来るのです。ここでは時折、軽食を持ち込んで読書する地元の方の姿も見受けられ、ちょっとした休息の場所となっているようです。
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2020/06/23

アヴィニョン、ある日のフランスの風景58

フランスでも日本でも全国で大幅に規制が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真はプロヴァンス地方の要所である歴史都市アヴィニョン(AVIGNON)、9年ほど前の風景です。。。この地の象徴的な場所といえば、やはり法王庁宮殿(PALAIS DES PAPES)ということになります。仕事終わりにお仕事仲間で、その法王庁を目の前にしながらプロヴァンス名物のセミ印ビールを気軽に味わうプチ贅沢を実践してみました。プロヴァンスで幸せの象徴とされるセミがデザインされたグラスに注がれたビールは、法王庁広場(PLACE DU PALAIS)に面したカフェやレストランでもいただくことができ、普段はビールが苦手な人にも飲みやすい口当たりです。写真は、CAFE ON-OFF。ランチも楽しいカフェレストランです。この広場は、観光用のプチトランの発着場でもありますので、観光を楽しんだ後にカフェのテラスで法王庁を見上げながら一杯というのがおすすめです。
※新型コロナ対策の関係でお店や施設のの営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/21

レ・ボー・ド・プロヴァンス、ある日のフランスの風景57

フランスも日本も徐々に日常を取り戻そうとしていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
プロヴァンスの風景の中に現れる中世の城塞。バスの車窓にレ・ボー・ド・プロヴァンス(LES BAUX-DE-PROVENCE) の姿がうつし出されると、思わず見入ってしまいます。そんな中世の町も今は多くの観光客を迎えるプロヴァンスの美しくも小さな村のひとつとなっています。写真は、そのレ・ボー・ド・プロヴァンスの2012年の風景です。第一の見どころといえば、広大な敷地のレ・ボーの城砦跡(CHATEAU DES BAUX)などがありますが、私達に最も強い印象を与えたのは、この町から見おろすプロヴァンス特有の景色でした。白い岩肌の山々や、そこでたくましく育てられるブドウやオリーブの木々の風景が、遠くまで続きます。レボーの山の上にある城砦跡へ向う道沿いには南フランスらしい料理を出す数件の飲食店があり、そのテラス席からは写真のような素晴らしい光景が広がります。ちなみに写真のフォアグラサラダは15ユーロでした。このシチュエーションでこのお値打ちサラダはパリではまず不可能でしょう。日程に余裕のある南仏旅行の際には、是非立ち寄っていただきたい場所です。オフシーズンを除き、アルルやアヴィニョンからバスが出ています。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/20

アンティーブ、ある日のフランスの風景56

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
コートダジュールの美しい町アンティーブ。写真に写るのは、かつてピカソがアトリエに使用したグリマルディ城の7年前の姿ですが、紀元前から存在したとされるこの建物の歴史からすると、この7年間はなかったも同然でしょう。。。今は、ピカソ美術館になっていて、当時ピカソが制作した数々の作品を地中海沿いの古城で目にすることが出来ます
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2020/06/18

ニーム、ある日のフランスの風景55

フランスでは多くの規制が解除され、日本も日常を取り戻しつつありますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
先日このブログで紹介させていただいた南仏ラングドックルシヨンの街、ニーム(NIMES)。写真は2013年夏の様子です。ローマ時代からの歴史と現代の洗練された低層建築が同居する市街地では多くのワニのデザインに出会います。ニーム市のトレードマークとなっているワニの由来は紀元前にもさかのぼるようですが、今となってはニーム市民のお気に入りアイテムのひとつになっているようです。写真に写っているあまりにもリアルなワニの彫像は旧市街地の中心にあるマルシェ広場(PLACE DU MARCHE)の噴水です。なかなかいい感じに撮れました。いたずらなどが原因で年々この噴水のオブジェも姿を変え、椰子の木の葉はもぎ取られ、木にとまっていた鳥の彫像も姿を消しましたが、街のシンボルのワニだけはほぼ無傷で、多くの人々に撫でられた鼻先が金色に光り輝くほど愛されています。今では、ニームに訪れてこのワニの鼻を撫でコインを噴水に投げ入れて願掛けする人もいるとかいないとか。他にも潜んでいるであろうニームのワニを探してみるというのも楽しいものです。アルルやアヴィニョンなど、プロヴァンス地方の名所からのアクセスが良く、郊外には有名な世界遺産の水道橋(PONT DU GARE)もある素敵な場所です。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/15

カーニュ・シュル・メール、ある日のフランスの風景54

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
カーニュ・シュル・メール(CAGNES-SUR-MER)は、ニースからバスで気軽に行けるコートダジュール美しく小さな街です。山の上の城砦前の広場(Place du Chateau)には3件ほどの気軽で開放的なテラス席を持つレストランがあり、石造りの建物に囲まれながらも開放的な雰囲気の中でランチを楽しむことが出来ます。写真はカフェレストラン「Le VILLAGE」の10年ほど前の様子ですが今も変わらぬたたずまいです。日替わりランチは通常、魚か肉料理のいずれかを選択できるようになっていますが、人気のメニューの日には早々に品切れのこともあるようです。この日は羊肉のソテーが完売し、かわりに牛肉のグリルが登場していましたが、とても肉厚でやわらかく満足できるランチでした。日替わりランチメニューは16ユーロ。この街のレストランはどこも美味しく、他にリーズナブルなところもありますので、街をゆっくり散策しながらランチの場所を探してみてはいかがでしょうか。
Le Village - 4 Place du Chateau - CAGNES-SUR-MER、Tel 04 93 20 08 86
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2020/06/13

パリ5区、ある日のフランスの風景53

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
パリのサロン・ド・テは様々ですが、観光客でごったがえすことなく、尚且つ、こじんまりとしたアットフォームな雰囲気で、ゆっくりと好きなお茶を気軽に一人で楽しむことが出来る場所も点在しています。写真は、パリ5区の植物園(JARDIN DES PLANTES)や地下鉄JUSSIEU駅などから徒歩圏内にある「L'ARBRE A CANNELLE」です。日曜日を除く毎朝8時半から営業しているこのお店ではマリアージュフレールのお茶を気軽な価格でいただくことができます。手づくりの各種フルーツのタルトや野菜のキッシュなどはこのお店の名物ですが、軽いランチメニューも人気があります。外観はとてもこじんまりしていて、思わず通り過ぎてしまいそうになるお店の席に迷うことなく座り、いつものお茶を注文すれば、すっかり気分はパリジェンヌです。
L'ARBRE A CANNELLE : 14 rue Linne 75005 Paris
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/12

ニーム、ある日のフランスの風景52

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
フランス南西部のラングドックとプロヴァンスの境界に位置し、古代ローマの時代から栄えた町ニーム(NIMES)。写真は10年ほど前の風景です。今はローマ時代の建築物と低層の現代建築が同居するおしゃれな町へと変化しつつあります。そのニーム旧市街にある小さなギリシャ神殿風の歴史的な建物(メゾン・カレ)のすぐ隣に、メゾン・カレと青い空が映りこむように建てられたガラス張りの現代美術館・カレダールがあります。その美術館の最上階にあるのが、カフェ・レストランのシェル・ド・ニーム(Ciel de nimes)です。同じ建物の中ですが美術館とは別ですので入場料は不要です。街並みに溶け込むように建てられた低層の現代建築物ですので、ニーム市街を一望とは行きませんが、目の前のメゾン・カレや行き交う人々を見下ろすことが出来る風景は爽快です。ここでの平日のランチは南仏の食材も楽しめることが多く、お得で美味ですが、ニームには他にもリーズナブルで美味しいレストランがたくさんありますので、ここではこのカフェ・レストランでのティータイムをおすすめします。紅茶も良いのですが、お勧めは生フルーツジュース(jus de presse)です。その日の生フルーツをカウンターでジュースにして持ってきてくれます。もちろん、こういったジュースはフランスのどこでも飲めますが、このシチュエーションでプロヴァンスの青い空の下で飲む新鮮なジュースは格別かと思います。フルーツの種類は日によって異なる場合がありますので、注文前に確認してみましょう。写真は木苺たっぷりの濃厚なジュースでした。美味しいジュース一杯で、ゆったりとした時間が過ごせるはずです。お店のお休みは月曜日です。。。
Ciel de nimes - Place de la maison carrée - Carré d’Art 3étage Nîmes
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