2020/06/09

グルノーブル、ある日のフランスの風景49

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
TGVが発着し、リヨン空港から直行の空港バスも出ている便利なシチュエーションにあるローヌ・アルプの街グルノーブル(Grenoble)。7年前、2013年冬の風景です。6月になり、日々暑くなってまいりましたので涼しい場所の風景を載せてみました。。。名物のロープウェイでバスティーユ城砦(Fort de la bastille)の丘まで登れば、アルプスに抱かれた美しい景色に出会うことが出来ます。映画「白い恋人達」の舞台としても有名なこの地の楽しみは観光以外にもたくさんありますが、そのひとつが食。名物であるクルミを用いた料理を見つけることが出来たら是非注文してみましょう。また、この地はアルプスに隣接している事もあり、チーズを使ったスイス料理にも定評があります。ラクレットやフォンデュなど街中で美味しいレストランを探してみましょう。バスティーユ城砦の丘のうえにある展望レストランでも、最高の景色を見ながら、写真のような熱々のチーズを用いた一皿を食すことが可能です。冬の寒い日に食べたこの一皿は本当に美味しくいただきました。リヨンに宿泊しての日帰り観光も良いのですが、可能であれば数泊し、夏場はこの地を拠点に駅前のバスターミナルからアルプスの山々に出かけてハイキングをしてみるのも楽しいものです。もちろん、冬場は広大なゲレンデで思う存分スキーを楽しむ事が出来るスポットも数多く点在しています。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/08

モンテカルロ、ある日のフランスの風景48

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、南フランスのマントンとニースの間に位置する独立国モナコ、2014年のモンテカルロでのお仕事後のお手洗い休憩時に撮影した風景です。せっかくモナコまで足を延ばしたなら、優雅に飲んだり食べたり贅沢気分を味わいたいところですが、旅の予算や時間の関係でそれが難しいという方や、ドレスコードやマナーを気にしないでゆっくり休憩したいという方の場合は、モナコのゴージャスな風景を見ながら気軽にリーズナブルに、且つ優雅なアペリティフが楽しめる、このモナコ定番の場所が最適です。写真は、PARISやHERMITAGEなどモナコの超高級ホテルを運営するSBM系列のカフェレストラン「Cafe de PARIS」です。カジノ前の有名店ですので、ここでは店の詳細は省きます。ジーンズでも気軽に着席できるテラス席ではモナコ・モンテカルロの象徴であるガルニエ設計のカジノとその前に広がるカジノ広場が手に取るようです。そしてカジノ前にはランボルギーニやフェラーリなどの高級車の姿も頻繁に見られ、まさにモナコといった雰囲気です。夕方~夜8時ごろまでは食事よりもアペリティフ目当ての人達が大半ですので、気軽に着席し、ドリンクを一杯だけ注文したら、あとは、ゆっくりモナコの雰囲気を楽しむだけです。たっぷり注がれたグラスワインはオリーブとクラッカーがついて10ユーロ程度でも楽しめます。この最高のシチュエーションで、この価格を日本と比較すると決してお高い値段ではありません。たっぷりと注がれたワインと、おつまみと、その雰囲気だけでも、結構お腹が満たされるはずです。アルコールがだめな方は絞りたての生フルーツジュース(jus de presse)などもあります。お店は無休で、午後のコーヒーブレイクにも使えますので、困った時のトイレ休憩にもとても便利なお店です。。。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/07

ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン、ある日のフランスの風景47

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、アヴィニョン(Avignon)の隣町ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン(Villeneuve-les-Avignon)のカフェレストラン「AUBERGINE」の2014年の様子です。ローヌ川に隣接する丘に沿って形成された町で、アヴィニョンよりも随分と観光客が少なく落ち着いたこの町で、数少ない店の中から更にお気に入りのレストランに入り、のんびりと気軽にランチをすれば、すっかりプロヴァンスっ子気分です。地元の食材を多く用いた料理はどれも美味しく、夏場はお店前の広場に出されるテラスでゆっくり食事が楽しめます。広場にある可愛い?トカゲのオブジェがプロヴァンスらしい雰囲気の中での食事を更に演出してくれます。店内はモダンな雰囲気で、夜には照明によってまた違った雰囲気になります。写真は、日替わりのランチの一皿。この日のランチメニューはラッキーのひとことでしたが、日々美味しいメニューが登場します。15ユーロで十分にボリュームと味を堪能できます。1月中旬~2月中旬にかけての冬休み期間以外は基本的に年中無休(臨時休業日あり)だそうです。食事後にローヌ川まで散歩してみると、対岸にアヴィニョンの素晴らしい景色が見え、それが何よりのデザートだと感じられます。
AUBERGINE - 15 Rue de la République 30400 Villeneuve-lès-Avignon
Tel - 04 90 90 05 64 営業時間:12h00-14h30 及び 19h00-22h30
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/06

マントン、ある日のフランスの風景46

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は8年前、コートダジュール・マントンの風景です。マントンで晴れた季節の良い日には海沿いのテラスでのランチ休憩が理想的ですが、お店を選ぶのが大変です。イタリアにも所縁がある地だけに、パスタ一品で気軽にランチできるところがあればと、お仕事先からの復路、海岸通り(ソレイユ通り)を歩いていて見つけたのが、各種タリアッテレ(平麺のパスタ)をスペシャリテとするその名もル・タリアッテレ(Le Tagliatelle、所在地:1684 proenade du Soleil)。後で調べると、日本のガイドブックにも載っていましたが、いたって庶民的な店構えの気軽な雰囲気のお店です。写真のように、歩道上に設けられたテラス席は浜のすぐ横で、このお店ならテラス席がお勧めです。お店の料理は定員さんが車道を横断して持ってきてくれます。写真のタリアッテレは少し贅沢な蟹のタリアッテレ(当時15ユーロ)を注文。蟹身は控えめでしたがいいお味でした。タリアッテレは10ユーロ程度から各種あり、パンも出されました。25clのカラフのワインは4ユーロでしたので、2人でワインをシェアすれば一人当たり12~15ユーロ程度でタリアッテレ、パン、ワインのランチが地中海を眺めながらいただけます。この通り沿いには他にも数件のレストランがありますので、予算と好みに応じて選んでみられると良いかと思います。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。

 

2020/06/05

ラ・チュルビー、ある日のフランスの風景45

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
ニースやモナコからバスでアクセス可能な南仏コートダジュールの山の上の町、ラ・チュルビー(La Turbie)。青い空と地中海、フランスのボーソレイユやロックブリュンヌ、そしてモナコ公国からイタリアまでが一望の絶景が広がります。もっとも景色の良いスポットはトロフィー(ローマ帝国の塔)のある緑地公園(有料)に入る入口及びその駐車場付近にある無料の展望テラス(ここまでは無料でした)からの風景です。また、緑地公園に入場し、遊歩道に入ると更に驚きの絶景が楽しめます。トロフィーや教会など見どころがコンパクトにまとまっていますが、まずは理屈抜きでその絶景を楽しみたい場所です。この写真は現地のお仕事関係の方が私たちのお仕事の合間に自動車で連れて行ってくださった2013年に撮影したものです。また再訪したい場所です。。。
※新型コロナ対策の関係で各施設の営業形態が変わっている可能性があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/04

エズ、ある日のフランスの風景44

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、8年ほど前にお仕事の打ち合わせに呼ばれて恐る恐る訪れた、エズのシンボル的なホテル、シェーブルドール(Chateau de la Chevre d'Or)の絶景カフェバーラウンジです。食事をするわけではないので気取らず気軽にカフェ感覚で打ち合わせに利用できました(ただし、宿泊されている皆さんもご利用ですのでジャージやサンダルなどあまりにも節度を欠いた服装は控えましょう)。。。生フルーツジュース(Jus de presse)は11ユーロ程度(2013年当時の税込料金)。グラスワインなどと同様に写真のような豪華なおつまみが付いて結構お徳感があります。種を抜いたオリーブやドライフルーツなど(日によります)南仏らしいおつまみはバラエティーに富んでいます。コーヒーや紅茶を注文した場合は、おつまみの代わりに、かわいいお菓子がひとつサービスされてきました。食事とは異なり、写真のようにテーブルではなく海を見下ろすテラスの手すりの上面がそのままテーブル代わりになる(テーブルに案内される場合もあります)ので、絶景気分も増し、気軽にコートダジュールの海を満喫できます。また、入口からテラスへ出る前に通るバーカウンターのある小さな室内ラウンジの装飾や展示物も見応えがあります。同ホテル内には、このカフェバーラウンジとは別に、同じく絶景が楽しめるカフェ(季節によりクローズ)もありますので現地で確かめてみましょう。晴れた日に、ここでお茶をするだけでもエズを訪れた思い出がきっと倍増する事でしょう。。。
※新型コロナ対策の関係で今は飲食店の営業形態が変わっていることがあります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/06/02

アンチーブ、ある日のフランスの風景43

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は2013年初夏のコートダジュール、美しい港町アンチーブ(Antibes)。ピカソ所縁の地として有名です。旧市街には多くの飲食店も並びますが、ゆっくり落ち着いて、しかも気軽にランチできる場所がなかなか見つかりません。ニース在住のお仕事関係者からご紹介いただいたこのお店は、海から数歩入った小さなサフラニエ広場に面したテラス中心の、サフラニエ(Le Safranier)。新鮮な海の幸の料理が味わえます。お昼、平日は平均で20ユーロほどのmenuがあり、週末も同料金でplat du jourを一皿のみで注文できます。旧市街の大衆的な食堂の日替わりよりもやや高値ですが間違いは少ないはずです。また、意外ですが鴨や羊肉料理など、肉料理もおすすめです。写真は海の幸の盛り合わせですが、山の幸の盛り合わせといった料理もあります。盛り合わせ料理は少々お高めですが、複数人なら他の人がサラダなどを注文してシェアするのもよいと思います。。。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業形態が変わっている可能性がありますのでご注意ください。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


カーニュ・シュル・メール、ある日のフランスの風景42

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、2013年の風景です。カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer)の丘の上の広場に面した家の前でまったく動くことなく座り込む番犬。繋がれることもないのに一日中、扉の前で座り込んでいました。随分ベテランさんのようです。ところが、可愛いワンちゃんが前を横切る時にだけ、のそのそと後をついていき、番犬の威厳どこへやらといった感じでした。動物が似合う南仏ののどかな光景でした。。。ちなみに、この街はルノワールが自宅兼アトリエを設けた地として知られています。彼の絵のように光に満ちた美しい場所でした。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。

2020/05/31

リル・シュル・ラ・ソルグ、ある日のフランスの風景41

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
アヴィニョン(AVIGNON)の東約20Kmに位置するリル・シュル・ラ・ソルグ(L'ISLE-SUR-LA-SORGUE)。7年ほど前にお仕事で訪れた際の風景です。ここには単なる田舎町とはいえない独特な魅力があります。細い運河を横切るとたくさんの骨董屋さんが軒を連ねる旧市街。迷路のような路地裏を歩くと、昔ながらの水車がたびたび目に飛び込んできます。毎年8月のバカンスシーズンには100年の歴史を持つアンティークフェアが開催され多くの人々で賑わいますが、シーズンオフでも週末には旧市街に屋台が並び、夏とはまた違った落ち着いた雰囲気のなかで散策が楽しめます。パリにもない掘り出し物のアンティークや古い雑貨を探すのが楽しくなる小さくも歴史のある町です。鉄道を使う場合、フランス国鉄SNCFの L'Isle - Fontaine-de-Vaucluse駅が便利です。また、アヴィニョン(AVIGNON)の駅前バスターミナルからリル・シュル・ラ・ソルグ(L'ISLE-SUR-LA-SORGUE)行きのバスも毎日出ています。所要時間は40分程度です。時間に追われた仕事の中での慌しい訪問が常ですが、いつの日か再訪し、運河沿いのカフェでお仕事とは関係なくのんびりと過ごす贅沢を味わいたいものです。。。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


2020/05/28

リール、ある日のフランスの風景40

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は2014年、北フランスの主要都市リール(LILLE)。ベルギーに隣接するフランドルのこの街の名物のひとつにムール貝があります。勿論パリでもムール貝は食べる事が出来ますが、リールに来たならパリとはまた違った雰囲気でいただきたいものです。写真のレストランはその名も「オー・ムール(Aux Moules)」。地元の人にも人気の有名老舗店でした。ランチ時には8ユーロ前後(2014年時点)でポテト付きのミニ・ムール貝(写真)定食も登場し、より気軽にムール貝を体験する事ができました。お急ぎメニューということでTGVといった名前がこの定食にはつけられていました。大きな鍋に山盛りのムール貝を地元のビールとともにゆっくり堪能するにも悪くないレストランは昼から夜までノンストップで営業していましたが、今から3年ほど前に、リール市民に惜しまれつつ、その歴史に幕を下ろしました。このお店はもうありませんが、リール市内には他にもフランドルの雰囲気の中でムール貝をいただけるお店がいくつかありますので、また、いつの日か、ここに変わるお店を紹介させていただければと願っています。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


サン・ポール、ある日のフランスの風景39

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、コートダジュールの美しい小さな街のひとつであるサン・ポール(ST-PAUL)の2013年の風景です。多くの芸術家が愛したこの街でランチとなれば、ラ・コロンブ・ドール(LA COLOMBE D'OR)やル・サン・ポール(LE ST-PAUL)などの有名店が思い浮かびますが、どうしても少々敷居が高いのが気になるという人におすすめのお店です。街の入口にあるペタンク広場に面して立ち、気兼ねなく気軽にランチを楽しめるカフェレストラン、その名は「カフェ・ド・ラ・プラス(CAFE DE LA PLACE)」。おすすめといっても料理が特別に洗練されているということでもなく、出されるのは写真のステーキ(Steak-frites,12,50€:2013年当時です)のような、ごくごく一般的な田舎のカフェのランチメニューです。ここをおすすめする理由は何といっても、そののんびりとした雰囲気です。目の前で地元の人達がペタンクを行い、食事中のお客さんが時にはそのプレイにちょっかいを出して冷やかしたりしています。かつてこの地を心から愛したイブ・モンタンがオーナであった時からこういった光景が続いていたに違いありません。南フランスの庶民が集うフランス映画の中の懐かしい風景のなかに溶け込んで気軽にランチを楽しむ、そんな普段使いのカフェといえるでしょう。ちなみに、2015年公開の木村拓哉さん主演の邦画「HERO」のラストシーンで映し出されていたレストランは確かここだったと思います。。。Le Café de la Place (通常は無休で7h - 20h) - Place De Gaulle 06570 Saint-Paul de Vence
※新型コロナ対策の関係でお店での飲食は2020年6月以降になる見込みです。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。
 

パリ14区、ある日のフランスの風景38

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は今から6年前、2014年のパリ14区。ポルト・ド・オルレアン近くでの風景です。マルタ島からフランスに渡り、古き良き時代のパリで貴族たちによって広められたというマルチーズ。今でも、パリではよくその姿を目にします。朝市のチョコレート屋さんの屋台で買い物をするご主人のカバンから可愛い顔をのぞかせる、こんな風景もパリの風物詩のひとつかもしれません。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。

2020/05/27

パリ6区、ある日のフランスの風景37

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、2015年。パリ、オデオン駅から歩いて数分の場所にあるMOFのArnaud LARHERさんのパティスリーの様子です。お店の雰囲気は今も変わりません。東京の広尾にもお店があるそうです。。。写真に写るのは可愛らしい4連のパリブレスト。当時は、日によっては早い時間にもかかわらず売切れてしまう地元の人達にも人気の一品でした。もともと、ピエール・エルメ氏のものとで修行されていた方ということで、チョコレート類に定評があります。
Arnaud LARHER - 93 rue de Seine 75006 Paris , Tel 01.43.29.38.15
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


コアラーズ、ある日のフランスの風景36

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は6年前、2014年のコアラーズ(COARAZE)の風景です。南仏コートダジュールの主要都市ニース(NICE)からバスで行く事ができる山側の小さな街で、いかにも南仏の山上の街らしい風景に心癒されます。ここは街のあちらこちらに見られる日時計を探しながら散策するのが楽しい場所です。多才な芸術家であったジャンコクトー氏から現代のアーティストのベン(BEN)氏(※写真の手前側に写っている日時計)まで、南フランスに所縁のある幅広いアーティスト達によって手掛けられた数々の日時計はこの小さく可愛らしい街の風景のなかに自然に溶け込んでいます。やや坂道が多いので、歩きやすい靴にお弁当持参で天気の良い日に訪ねるのがおすすめです。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


サロン・ド・プロヴァンス、ある日のフランスの風景35

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
写真は、5年前2015年の、南仏、サロン・ド・プロヴァンス(Salon-de-Provence)です。近年、随分と開発が進んでいますが、ノストラダムスが散歩していたであろう時代のプロヴァンスの小さな街の雰囲気はまだ失われていません。この街のシンボルであり1000年以上の歴史を持つアンペリ城(CATEAU DE L'EMPERI)前の広場に面したとても小さなお店「DONA'GUSTO」のハンバーガーやタパス、サラダなど地元の新鮮な食材を使った食事は地元の人達にも人気のようです。広場の一角に位置するテラス席に陣取れば、アンペリ城を見ながらの食事も楽しめます。
写真のハンバーガーは、日替わりハンバーガー12ユーロ。ハンバーガー以外でもお昼のランチが気軽にチョイスできます。
DONA'GUSTO - 9 PLACE DES CENTURIES , Salon-de-Provence
※新型コロナ対策の関係でお店での飲食は2020年6月以降になる見込みです。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。