短期ですがレスタックでお仕事です。南フランス・マルセイユの中でも地中海に沿った北西側郊外に位置するレスタック地区はセザンヌが数年にわたって通いながら様々な作品を手掛けた地ですが、彼に強い影響を受けたその次世代のアーティストたちも彼を追うようにこの地の風景を描き続けています。キュビズム作品を生んだブラックもその一人で、まさにこのレスタックの数々の屋根をキューブのように表現したことがキュビズムを誕生させたと言われています。。。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2023/10/30
2023/10/28
フランスでも映画「君たちはどう生きるか」がいよいよ公開
今度の水曜日(11月1日)の諸聖人の日の祝日に、フランスで宮崎アニメの最新作がようやく公開されます。地下鉄駅や路線バスなどで大きな広告が見られます。フランスでのタイトルは「少年と鷺(GARÇON ET LE HÉRON)」。日本語のオリジナル音源でフランス語字幕で見ることができるのが楽しみです。。。
2023/10/27
マルセイユの子供たちがサスケに夢中です
マルセイユで地元マルセイユっ子に最も人気のスポットは港周辺等の観光客の皆様が集まる界隈ではなく、間違いなくジョリエット駅界隈と言えるでしょう。多くの昔の歴史的建物が現代風に生まれ変わり、地中海を一望できるモールに設置された気持ちの良いテラスも人気です。お仕事に向かう道中、中を通過する同エリアの「LES DOCKS」の中で11月上旬までの期間限定で子供向けの小さな「NINJA(海外で”忍者”と呼ばれる日本の”サスケ”のことです)」が登場して連日人気を集めています。オリンピックの近代5種競技にサスケの競技が取り入れられるということで、将来のオリンピアンがマルセイユから誕生するかもしれません。。。
2023/10/25
マルセイユ旧港の夜
マルセイユの旧港はこの地の観光の中心地で、夜遅くなっても人が途絶えません。お仕事を終えて夜遅く宿舎へ戻る途中に少し遠回りをして港に立ち寄りましたら、こんな感じでした。。。
2023/10/22
マルセイユ、映画「ボルサリーノ」の舞台
数々の映画に登場するマルセイユの街ですが、その中でも1970年にアランドロンとジャンポールベルモンドという当時の2大スターが共演した映画「ボルサリーノ」はインパクト大の映画です。お仕事先へ向かう道中にあるこの坂道も映画に登場しますが、パニエ地区にあるこの坂道を駆ける二人の姿はとても印象的でした。。。
2023/10/21
マルセイユのMはマックのM
南フランス・プロヴァンスの玄関口、マルセイユに到着です。空港に着くと巨大なマルセイユの看板が私たちを出迎えてくれました。と、思ったら、実はマクドナルドさんの看板でした。この10月に入ってからはマルセイユ空港を含むフランス国内の複数の場所への爆破予告が続いているようですが、フランス警察をはじめ多くの皆さんの努力によって守られていると思います。感謝です。。。
2023/10/12
パリ、ノートルダム近くの通りから
世界情勢はますます複雑で困難な状況に陥っています。そんな中、パリのノートルダムは多くの人々の期待の中で修復工事が進んでいます。そのノートルダムを目の前にすることが出来るサン・ルイ島のセーヌ沿いの通りを今日もお仕事先へ向かって歩きます。そして、まもなく南フランス・マルセイユへと向かい、そこでお仕事関係者各位と合流です。マルセイユのノートルダムとの再会も楽しみです。。。
2023/10/04
パリ、10月の地下鉄
2023年も10月に入りました。パリの地下鉄と言えば、、、最近になってパリの地下鉄など公共交通機関や宿泊施設などで数十年振りにダニの発生率が増しているとのニュースを見ました。このところの海外旅行者増加で外国から持ち込まれた可能性が高いようですが、早い段階で終息してほしいです。。。
2023/09/30
パリ4区、ポンマリー界隈です
2023年の9月も今日が最終日となり、なんだか忙しくなってまいりました。ポンマリー界隈を通ると、なぜかオルセー美術館などで作品を目にすることが出来るセーヌ川の風景を多く描いた1800年代の風景画家LÉPINE(レピーヌ)の絵を思い出します。どの景色もどこかで見た絵の中に登場する。それがパリですね。。。
2023/09/26
2023/09/21
パリ、サン・ルイ島にて
パリでは昨日イギリスのチャールズさんがパリを訪れられシャンゼリゼ界隈は随分と賑わっていたようですが、こちらはまだ静かな朝のサン・ルイ島の建物に掲げられたプレートです。ソルボンヌ大学やリール大学を拠点に平和に尽力したCASSINさんや、放射能研究の基盤を築いたCURIEさんなど、多くの著名人が今と変わらぬこのサン・ルイ島の風景を目にしていたことでしょう。仮に彼らが今も生きていたなら、過去の教訓を踏みにじる愚かな人類によって大きく揺れ動く今の世界をきっと嘆いたことでしょう。。。
2023/09/18
パリ5区の建築物
昨日のニースでのラグビーWカップ2023の試合で日本代表はイングランド代表に敗れて1敗となりましたが、次に期待です!ところで、昨日載せさせていただきましたJean Boussard氏 による5区のアパルトマンのバルコンの底面を外から見上げるとこんな感じでした。細部にまでこだわったデザインが印象的ですね。。。
2023/09/17
パリはリブゴーシュが心地良い
お仕事の関係で、このところパリ5区界隈をよく通ります。シャンゼリゼやモンマルトル界隈などももちろん魅力的ではございますが、やはりパリで最も歴史のあるシテ島やセーヌに近く今も学問や芸術を含めたパリの人々の日常を感じ取れるリブゴーシュが心地よく感じられます。 写真中央は、1800年代後半にパリなどで多くの公的施設の建物にかかわった建築家 Jean Boussard氏 が手掛けた5区のアパルトマンです。観光客の皆様で溢れかえるエリアとは少し違って、静かな環境の中でこういった魅力的且つパリの歴史を物語る建築物を自然と目にすることが出来るのも、このエリアが心地が良い理由なのかもしれません。。。
2023/09/16
パリ5区でギリシャ風サンドイッチ
2023/09/10
フランス・ラグビーWカップ2023始まりました
フランス・ラグビーワールドカップ2023が始まり、いきなりフランスが優勝候補のニュージーランドに27ー13で勝利する大盛り上がりのスタートとなりました。それにいたしましても、天気も一緒に盛り上がってしまいまして、先週から大変な残暑で、パリの本日の最高気温は34度だとのことです。火曜日ごろからはぐっと涼しくなるとの予報で一安心ですがフランスも日本も近年はなかなか先が予想できない気候になってまいりました。写真はパリ19区ウルクでお馴染みのストリートアートです。この界隈、パリではストリートアートの先駆け的な地区で、初期だと思われる随分前から目にしておりますが、評判が良いのかどうかは別といたしまして、今ではパリのあちらこちらで見ることが出来るようになりました。。。