2020/11/05

フランス、モンドールの季節

フランス、ジュラ方面の名物フロマージュ、モンドール。いよいよ今年もその季節です。3月ごろまで出回りますが、寒くなると食べたくなるチーズです。今回は本格的に白ワインを少々入れてオーブンで火を入れてみました。ご馳走様でした!発酵食品は体に優しいはずですので、これでコロナやインフルも予防かな!?


2020/11/03

パリ、ビストロのワンちゃん

パリのとあるビストロからのお写真です。。。ロックダウンで店内の飲食は禁止ですが、デリバリーやテイクアウトは条件付きで可能です。ワンちゃんの外出も条件付きで一時間だけ許されています。早く散歩に出かけたいのか落ち着きなく動き回る某ビストロのマスコット犬なのでした。。。


2020/11/02

パリのパッサージュにて

パリ5区。有名なムフタール通りにも近い静かなパッサージュ。よーく見ると、通りをみつめる猫の姿が。。。早く自由に外に出られる日が来ると良いニャー、、、というような表情の瞳と目があいます。一キロ範囲内、一時間以内であれば、許可書携帯でペットとの散歩が出来るのですが、夜の集会はおあずけのようです。。。 


2020/10/29

10月30日より、フランス再びの部分的ロックダウンです

つい先ほど、フランス時間2020年10月28日(水)午後8時過ぎ(日本時間29日木曜日午前4時すぎ)に、マクロンさんが新型コロナウィルス感染拡大第2波に対する対策としてフランス全土の部分的な再ロックダウンを少なくとも10月30日(金)~最短12月1日(状況によって延期あり)までの間実施するを発表になられました。。。通勤(ただし公に公開された施設や飲食店など多くは閉鎖)、通学(ただし大学は閉鎖)や通院、食料品の買い出しなど、一般生活に必要な外出や移動は可能だとのことです。ちなみにドイツも11月2日から同じような規制が始まるようです。春に続いて、再びフランスの皆さんの頑張りと連帯が試されることになりました。日本ではあまり知られていないことですが、今のフランス(特に都市部では)日本以上にマスクや何か触れる度の手指のアルコール消毒が習慣になっていますので、今年のクリスマスまでには何とか一部でも規制が解除されて、そういった努力が報われますようにと願っています。写真に写るパリ・ムフタール通りのお店の美味しくて安いクレープを近くのリセの学生さんたちが楽しそうに食べる姿もしばらくは見ることが出来ませんが、再びそういった光景を見ることが出来る日を楽しみにしたいと思います。。。。。尚、私たちのお仕事もリモートワーク(フランス語でテレ・トラバイユ)が必須になりますし、日本でも出来る限り節度ある行動が必要だと感じますので、春のフランスのロックダウンの時のように、過去のフランス(または日本の中のフランス)の様子を、しばらくは載せてまいりたいと思います。。。


2020/10/28

パリ5区、中国茶のスペシャリスト

パリ、リブゴーシュのサンジェルマン大通り。その東の端に程近い場所にある中国を中心としたお茶の専門店「Thes de Chine」。大通り沿いにシックなワインレッドカラーの店構えが馴染んでいます。関係者共々20年ほど前から数えきれないほどの回数、このお店の中にあるとても静かで落ち着いたサロン・ド・テに通わせていただいています。今日はアーリーシャンをいただきました。わざわざ軟水のヴォルヴィックを使ったお湯で作るお茶は私たち日本人の胃にも優しい味わいです。この厳しい状況の中ですが、そういった雰囲気を全く感じさせない紳士的なマスターに今日も感謝でございます。ここではパソコンのキーボードをせわしなく打つ音も発したくはありませんので、多くのお仕事の資料に静かに目を通す時間に利用させていただいています。2020年10月28日、まもなく、フランスではマクロンさんが新型コロナウィルス対策としての更に厳しい規制を発表する見込みです。。。


2020/10/25

パリ、休暇期間中もノートルダムで働く皆さん

フランスはトゥーサン休暇期間中でパリ市内は各地からの観光客の皆さんと思われる人々が何となく増えたような気がします。そんな中、移動中にふと見上げるとノートルダム寺院横の巨大な工事用クレーンがゆっくりと動いています。クレーンが鉄骨を降ろしたノートルダムの屋根の上には人影が。。。世の中がお休みで、そして新型コロナの状況も良くないなか、ノートルダム再建のために毎日働いている人たちがいるのですね。。。パリ市民でもなく、ノートルダム寺院の関係者でも何でもないのですが、有難うございますと心の中で思わず言っておりました。


2020/10/23

パリの老舗レストラン、ボーファンジェ

パリの老舗レストランのひとつとして知られる「ボーファンジェ」。バスチーユ広場が目の前です。前を通ると、只今リニューアル工事中。綺麗になって今年2020年の12月末ごろに再オープンするそうです。コロナも早く落ち着き、こういったレストランで皆が安心して時間を過ごせるようにと、工事をされている皆さんも気合が入っていらっしゃるようです。。。そういえば、ドラマ化された「のだめカンタービレ」のパリ編でのだめが最初に食事をとったシーンがこのレストランだったとか。。。

2020/10/22

パリ6区、期待のお店でお持ち帰り

今日のお仕事の帰り道、先日このブログで書かせていただきましたオープンしたてのパリ6区48 rue Monsieur le Princeにある若いイケメンシェフ2人で頑張っていらっしゃるお惣菜屋さん「LPSLT(Les pieds sous la Tableの略)」に立ち寄り、本日の一品をひとつだけ買わせていただき帰りました。あたためてパンと一緒にお皿に盛り付け、極め付きのとろろ昆布をのせただけで立派なディナーに変身しました。エスカルゴに蛙などが入った具沢山のタルトが日本製のとろろ昆布と妙にあっていました。。。とても美味しかったです。ごちそうさまでした!スタンプカードを忘れる痛恨のミスをしたことのみが後悔でございます。。。


2020/10/21

パリ、ソルボンヌで先生の国葬

パリに近いコンフラン・サントノリーヌ市で学校の先生が殺害された事件を受けて、今夜、パリのソルボンヌ大学で被害者への追悼行事が国をあげて行われました。その少し前の夕方の風景です。ソルボンヌ大学にも接しているエコール通りを通った時の様子です。道路は警察によって封鎖され、追悼行事に備えられていました。また、パンテオン前の広場も封鎖され、大きなスクリーンが設置されていました。追悼行事がここで生放映されるようです。何世紀にもわたって、人と人が憎しみあい、命を奪い合う悲しいことが繰り返されてきました。今夜、そういったことを一旦立ち止まって考える時間にしたいと思います。。。


2020/10/19

パリ6区、今日オープンの期待のお店

リュクサンブール公園やパンテオンに近いパリ6区のMonsieur le Prince通り48番地に、今後が楽しみなお店が今日オープンしました。ケイタリングやテイクアウト、デリバリー用のおかずを2名の若手料理人が作って提供するお持ち帰り専用のお店「LPSLT(Les pieds sous la Tableの略 ※同名の11区のレストランとは無関係です)」です。リヨンの故ポールボキューズさんの学校でともに学び、別々の場所でキャリアを積んできた二人の青年が共同で立ち上げた新たなプロジェクトです。オープン当日の今日、お仕事帰りに遠回りして立ち寄り、夕食のおかずを購入させていただきました。リヨン名物も目を引きましたが、今日はおめでたい鯛のポアレと小さなフォアグラ入りパイを購入させていただきました。厳しい状況下でのオープンですが、是非頑張ってください。勝手に応援しています!ちなみに、ホームページは www.lpslt.fr とのことです。


2020/10/18

パリ10月、今日のノートルダム寺院

パリの樹々も何となく秋の色です。。。しばらくは、この道を歩いて通います。フランスはすっかり秋のトゥーサン休暇ムードですが、こちらはそれとは関係なく、早く出先のお仕事をかたずけて外出規制の制限時間になっております21時までになんとか戻らなければという思いであせりながら歩きます。。。ところで、昨夜の帰り道の21時直前、ふと目に入ったバーのテラスで楽しんでいた多くの人たちは無事に帰宅されたのでしょうか。。。


2020/10/17

パリ5区、セーヌを眺める赤い服の人

ノートルダム寺院近く、セーヌ川に沿ったモンテベロの通りを急いでいると、何となく通りの向い側から視線を感じます。通りを渡って近寄ってみると、通りと同じ名前のレストランの2階、バルコニーにマスクもせずに一人たたずむ赤い服の女性が。。。よーく見てみると、いつかも見たマネキンさんでした。10月も中旬に入り、秋晴れが続くパリの日常の風景でした。 


2020/10/16

パリ、クスクスをテイクアウト

2020年も10月中旬。この土曜日から、コロナ対策として21時以降の外出制限が行われるパリですが、各飲食店のみなさんは本当に大変だと思います。ソーシャルディスタンスで客席を減らした上に営業時間も短縮せざるを得ません。そんな中、利用者にとって嬉しことは、各店がテイクアウトを充実させていることです。お仕事の都合でなかなか行きたいお店でゆっくりと食事が出来ないという人にもテイクアウトやデリバリーであれば、お店の味を気軽に味わうことが出来ます。普段は敷居の高い有名店もお持ち帰りなら安心です。今日はパリに移動してすぐで、いろいろと時間に追われることもあり、クスクスをテイクアウトして、美味しく頂きました。お店はサンジェルマンデプレ大通りの有名店アトラスさんです。お店のマスターは、土曜日以降はお昼からお休みなしで20時半まで営業するからまた来てね!とのこと。皆さん、外出制限でも前を向いて元気に頑張っていらっしゃいます。全日ロックダウンを経験した人たちは、とても強いですね。それにいたしましても、一人前が写真のようなボリュームです。丼ぶりに山盛り盛り付けてもまだ3分の2以上残っています。。。一度では食べきることが出来ませんので、明日の昼食も夕食も美味しいクスクスを頂くことにいたします。。。


2020/10/15

2020年10月14日付、マクロンさんの新コロナ対策

写真はモンペリエ郊外、ペロル・エタング・ドールの水辺の風景です。このすぐ近に南フランス国際見本市会場や南フランスアリーナがあり、そこでの大切なお仕事の関係で、この道をしばらく通勤していました。水面に何か動くものがあると思い、最近老眼気味の目をよーく凝らして見てみますと、フラミンゴの姿が。。。ここはフランスでは珍しいフラミンゴ生息地のひとつだったのですね。。。ここのフラミンゴはとても上品な薄いピンク色で日本の山桜の花びらの色にも似ています。ところで、、、今日(日本時間では昨日)、フランス2TVとTFI共同の夜のニュース番組でマクロン大統領が今週土曜日からの新たなコロナ対策を発表しました。大都市圏における夜21時~朝6時までの間の外出規制の方針を明言しました。もちろん、その時間帯の全ての商業施設の営業も規制されます。日中の暮らしに大きな変化はなさそうですが、飲食店や劇場、映画館など、夜間に多くの人が訪れる様々なお仕事の皆さんには大きな影響が出そうです。パリを含むイルドフランスや、リール、マルセイユ、トゥールーズ、リヨン、そしてここモンペリエなど、主要都市が対象になり、6週間は継続されるようです。もうひと頑張りして、規制明けには安心して自由に過ごせるクリスマスが来ると願いたいです。。。まもなくパリに移動ですので、パリの今の日常の風景を再び載せてまいりたいと思っています。。。


2020/10/11

2020年10月のモンペリエ、カラフルな装い

2020年も10月に入り、日本政府の動きとはなんとなく真逆で、フランス政府による新型コロナ対策の規制強化はフランス各都市に拡がりをみせています。一日あたりのPCR検査の数は驚くほど多く、それだけコロナ撲滅に向けての本気度が伺えると同時に検査数の多さが感染者数の多さにも比例している部分はあると思われます。。。つい先日このブログを書かせていただいたリヨンの町もバーなどが営業の規制対象になりましたが、それでも、厳しいロックダウンに耐えたフランスの皆さんは実にたくましく日々を過ごしていらっしゃるように見えます。今日のモンペリエの風景を覗いてみると、モンペリエ名物のカラフルなトラムが頻繁に行き交い、乳がん検査推奨キャンペーンを広報するピンク色の傘が旧市街を歩く人々の頭上を優しく包んでいました。どんなことでもアートになってしまうような街で、各所に設置された手を消毒するためのアルコール消毒液の容器でさえお洒落なものを多く見かけた本日でした。