2021/01/29

アルザス、カイゼルベルグ

今日から当分の間は、コロナ禍の収束を願いつつ、過去に私たちがお仕事の道中に撮影した何気ないフランスの風景を楽しく載せてまいりたいと思います。今日の写真は、アルザス、カイゼルスベルグ(Kaysersberg)の6年前(2015年)の風景です!ブドウ畑に囲まれ木組みのお家が可愛い街並みを感じながら歩くと、名物のアルザスワインに遭遇。そしてお土産屋さんには幸せを運ぶコウノトリさんのぬいぐるみ。アルザスらしい幸せな風景です。寒い日にどこからともなく漂ってくるタルト・フランベを焼く美味しそうな匂いもまたアルザスならではです。次回はこの街の風景もご詳細させていただこうと思います。。。 ※ 今はコロナ禍の収束を願いつつ不要な外出を避け、当分の間は、過去に私たちがお仕事の道中に撮影したフランスの風景を載せてまいります。過去の掲載写真や内容と重複することがあると思いますが、どうかご容赦くださいませ。


2021/01/28

パリ、地下鉄駅ホームの風景

パリの地下鉄ホーム。ブルーのサージカルマスク姿の皆さんが大半です。布マスクの有効性は低いということで、やはり不織布のサージカルマスクが安心です。。。ところで、2021年1月も早くも28日目。このコロナ禍もついに1年。本当に大変で厳しく先の見えない日が続きます。きっと多くの皆様も同様か、またはもっと厳しい状況にいらっしゃる方も多いものと想像したします。気分を少しでも楽にするためにも、私たち日仏フィグー社・スタッフブログでは、次回から当分の間、昨年春のように、過去(コロナ前)に私たちが目にしたフランス各地の何気ない風景を楽しく載せながら、安心の時が過ごせるようになる日を待ちたいと思います。。。A+ !


2021/01/23

パリ7区、ブルボン宮の見える風景

パリ、シャンゼリゼ大通りのコンコルド広場に立って、そこからセーヌ川の向う側に見える立派な建物がブルボン宮(Palais Bourbon)ですが、川を渡ってブルボン宮の裏側にまわってみると、そこはシャンゼリゼ大通り界隈の雰囲気とはまた異なるパリ7区の空気感です。写真はお仕事の途中に徒歩で通ったブルゴーニュ通り側から見たブルボン宮です。コロナ前はお洒落で落ち着いた感じのこの界隈のレストランは常に賑わっているといった印象です。今は休業、またはデリバリーのみの営業を余儀なくされて、皆さん本当に苦労されていることと思います。普段はお仕事のついでがなければ歩かないところではございますが、飲食店が無事に営業再開出来るようになれば、是非訪れたい界隈です。日本では、安心して美味しくお料理をいただくために飲食店内では喋らないように協力を呼び掛ける「黙食」ポスターの掲示を、あるお店の店長さんが思いついてSNSで発信し、それが少しずつ広まり始めているそうです。黙って食べても美味しいものは美味しいですものね! 日本のお偉い方は、マスクをしたり外したりしながら飲食と会話を交互にするような非現実的な呼びかけをしたかと思えば、そのご本人が大人数でマスクもせずに会食を繰り返すなど、おかしな事ばかりでした。それに加えて、彼らは、なぜか、飲食店内では黙るという基本的な予防方法を国民に呼び掛けることなく、ご自身たちの日頃の会食習慣からか、「外食=会食」だという発想で、今はお店への規制や罰則を作ることばかりに邁進されています。そういったお偉い方達とはとても遠いところで懸命に日々耐えて頑張っていらっしゃるお店の方から発信された「黙食」ポスターが、スタンダードになればと願っています。。。フランスではとても難しいことだと思いますが、食事中は黙って食べるという習慣が昔はあった日本ならきっと皆で協力し合え、飲食店の皆さんを応援できるはずですね。。


2021/01/21

パリ5区、お馴染みのパン屋さん

日本でもすっかりお馴染みになったパリ5区発のパン屋さん「エリック・カイザー」。まさにその発祥のお店が、ここパリ5区モーベール広場のすぐ近くにあります。誇らしい2020年金賞受賞パン屋さんの文字が目に飛び込んできます。パンもタルト類も美味しい安心のパン屋さんですね。。。


2021/01/18

パリ、地下鉄の風景

パリ地下鉄内のあちらこちらに見られるマスク着用義務のマーク。すっかり見慣れた日常の風景になりましたが、慣れてしまっていることがこの状況を延ばしているのかもしれません。。。


2021/01/16

パリ17区、お惣菜屋さんの美味しいデザート

コロナ禍で外出自粛のこのご時世、少しでも充実したお家カフェで気持ちを安らかに保ちたいものです。前回紹介のパリ17区のお惣菜屋さんMAISON「POU」はデザートも充実していますので、あちこちのお店をはしごすることなく、一か所で買いだめできます。同じ通りには、日本でもお馴染みの紅茶店「マリアージュフレール」のサロンもありますが、そこでお茶が出来るようになるのは、まだ少し先になりそうです。。。


2021/01/14

パリ17区の美味しいお惣菜屋さんPOU

このブログに何度か登場しているパリ17区の美味しいお惣菜屋さん「POU」。テイクアウトが必須のこのご時世ではこういったお店が賑わいます。写真は鴨肉パテのパイ包みです。持って帰ってオーブンで少しあたためると、より美味しくいただけます。こんな時は、栄養をとって、良く寝て、のんびり、健康的に日々過ごせるといいですね。


2021/01/12

パリ14区、美味しいナッツケーキ

前回、夏のミラベルケーキを紹介しましたパリ14区のお店で、もうひとつその時に購入させていただいた美味しいケーキです。へーゼルナッツをふんだんに使ったケーキ「Piemont」です。中のプラリネもほどよい甘さで疲れを癒す午後のティータイムに最高です。 Piemontは、アルプス山脈の中でもイタリア国内の地域名だそうです。栗を使った有名なケーキに Mont-Blancがありますが、それに対してPiemontはヘーゼルナッツを使うようです。お店によって形は様々なようですが、このお店では砕いたへーゼルナッツを表面に散りばめてゴツゴツとしたイタリア・ピエモンテ地方の山の表面を表現した?(勝手な想像です)ような独自のスタイルでした。。。同じ形でピスタチオを使ったケーキLa pistacheもありますが、ナッツ好きにはヘーゼルナッツを使ったこのPiemontがお勧めです。


2021/01/09

パリ、夏になったら食べたい14区のデザート

フランスも日本もコロナや寒波のニュースの毎日です。こんな時は夏のデザートが恋しくなります。写真を整理していましたら、昨年夏に美味しくいただいたミラベルのケーキの写真が出てまいりました。パリ14区、ムートンドゥヴェルネ通りのパンも美味しいパティスリー「Le Temps et Le Pain」でテイクアウトしたミラベルのケーキ「Mirabelle Individuelle」です。濃厚なアーモンドケーキの上にフレッシュな丸ごとミラベル。そして程よい甘みの板ホワイトチョコレート。夏らしい爽やかなケーキです。今年の夏には、また元気にこのケーキと再会出来ますように、今は、とにかく感染拡大の原因とならないような行動に日々努めたいと思います。。。


2021/01/07

パリ、静かなロラン通りを歩く

パリのリヴゴーシュに位置する5区。賑やかなモンジュ通りと個人商店が並ぶムフタール通りを繋ぐいくつかの通りはいずれも良い雰囲気の路地ですが、ロラン(Rollin)通りは周辺の賑やかさとは別世界で、商店もなく雰囲気の良い小道です。1600年代前半に多くのものを世に残したフランス生まれの哲学者として有名なデカルトがいたことを示すプレートも目にするとかが出来ます。彼が一時期暮らしていたアパルトマンが今も普通に利用されていることも、ごく当たり前。それがパリであり、ヨーロッパの素晴らしいところですね。デカルトが描かれていた旧フラン紙幣がとても懐かしい今日この頃です。ちなみに、通りのつきあたりに見える青いテントの建物の上にはパリにたどり着いたヘミングウェイが暮らした部屋もあります。。。寒い日が続きますが、早く暖かい春がやってきますように!


2021/01/05

パリ、地下鉄でヌテラの味を

パリの地下鉄駅などでよく見かける自動販売機。近付いてみると、、、ありました!ヌテラ(Netella)の「B-READY」。以前は大好きだったヌテラをたっぷりつけたバケットの朝食や午後のクレープ・ヌテラも最近はやや重たく感じ(お年のせいでしょうか…)るようになり、少々遠ざかっていますが、たまにヌテラが恋しくなった時には、数年前に登場したこの「B-READY」がその恋しさを満たしてくれます。サクッと軽いウェハース生地の中にヌテラが包まれていて、手を汚すこともありません。スーパーやキオスクなど、どこでも気軽に購入出来るのも良いですね。。。


2021/01/04

2021年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます

2021年も明けて4日目となりました。皆様、明けましておめでとうございます。このブログはコメント欄を設けておりませんが、それにも関わらず、旧年中はメールにて暖かいご声援を沢山の皆様からお送りいただき、本当に有難うございました。フランスでは東部を中心にいくつかの地域でCOVID-19対策としての夜間外出制限が更に強化されるなど、世界全体を見てもその厳しさが新たな段階に入っているように感じられます。今はお互いが協力し合いながら良い方向へと進む努力を行い、そして、この状況が落ち着いた後も、その相互協力の精神が続くことを願うばかりです。2021年は、まだ始まったばかりですが、いつか振り返った時に未来に向けて着実に前進した年だったと思える一年となりますように。。。それでは、本年も、引き続きまして、このスタッフブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。


2020/12/22

パリCDG空港、それぞれのノエル

パリCDG空港内にも所々でクリスマスツリーを目にすることが出来ます。ノエルですねー。2020年も早くも12月下旬に差し掛かります。今年の春には防護服の完全防備でフランス入りする団体さんの姿に驚いたものですが、今では、決して驚くようなことではないと感じています。世界へ目を向ける人たちを守るために、春の段階ですでに多くの対策を取ってきた人たちやその国を敬う気持ちになります。。。今年の12月はこのブログをあまり更新できませんでしたが、来年は沢山のフランスのクリスマスの風景をお届けできますことを願っています。皆様へ、Joyeux Noël 2020!


2020/12/17

パリ、「ラ・ブーム」の風景・その2

パリ5区、普段は教育関係者の皆様や学生にパリ市民、そして観光客で賑わうエコール通りからパンテオンに向かう上り坂。パンテオンの姿が目の前に迫ってくるころに左側の建物に現れる地味な鎧戸(ボレ)。先日もここで書かせていただきました1980年のフランス映画「ラ・ブーム」に登場した路地の鎧戸がそのままの姿で残っています。古いものを大切に保って長く使うフランスだからこそ、多くの映画のシーンもいつでも現実の世界の中で楽しめます。この鎧戸の前を主人公の女の子が通りすぎるシーンが蘇ります。今はマスク姿のパリのマダムが通り過ぎています。昨日のテレビニュースで、パリのリヨン駅が冬のヴァカンス客で賑わう様子を目にしました。年末に向けて、コロナ拡散が再び勢いを増さないように願うばかりです。。。 


2020/12/16

パリ、日中の外出規制緩和です

フランスでは、ようやく日中は許可証なしで自由に街歩きできるようになりました。ただし、夜間の外出規制は継続され、まだまだ油断は禁物です。このパリ5区のパンテオン広場が多くの学生さんたちで賑わう普段の様子に完全に戻るまでには、まだ少し時間がかかりそうです。。。


2020/12/13

パリ6区、ヴュルピアン像の風景

パリ6区、リュクサンブール公園にも近い路地にたたずむヴュルピアン像。いつもは学生さんたちの姿が多いこの界隈です。ヴュルピアンさんの様子がおかしいので、近付いてみると、、、彼もやっぱりマスク姿でした。早くマスクを外せる日が来るのを願っています!


2020/12/07

パリ、仏映画「ラ・ブーム」の風景

パリ5区。幾度となく通るこの道も今日は静かです。この道を歩くたびに思い出す映画があります。当時新人だったソフィー・マルソー主演の1980年公開の青春恋愛映画で「愛のファンタジー」の曲が印象的だった「ラ・ブーム」です。フランスでは今でもテレビで時々この続編の「ラ・ブーム2」とともに放映されています。たしか、「ラ・ブーム」の冒頭のシーンで、リセの門(写真右側)から出て来てこの道を歩く初々しいソフィー・マルソーの姿があったように記憶しています。通りの向うの方に見えるバス停の姿も、突き当り付近に小さく見えるデカルト通りとの交差点の建物の外観も変わりましたが、それ以外は映画の世界そのままです。。。フランスの新型コロナの一日あたりの感染者数は順調に減少してきていますが、これからノエルと年末年始がやって来ますので、まだまだ油断は禁物です。


2020/12/02

パリ、消防士さんたちも頑張ってます

パリ5区のモダンな消防署。茶葉を購入するためにお茶屋さんへ向かう道中、その前を通りかかると、消防士たちが消防車の点検と確認を繰り返し行っていらっしゃいました。ご苦労様でございます!そして、いつも有難うございます! 早くも2020年も12月。フランスのコロナ感染者数はひとまず減少傾向にあります。。。


2020/11/27

パリ、サンルイ島のネコさま

パリ4区のサンルイ島。セーヌ沿いを進んでいると、どこからかネコさまの声が聞こえます。声の方へと歩みを進めてみますと、ご覧のような皆さまの姿が。。。明日からは、コロナ対策の規制が大幅に緩和され、少し自由に外へと出歩くことが出来るようになるフランスですが、まだしばらくは我慢して、ここからセーヌを眺めているのが健康のためには良さそうですよ。


2020/11/26

パリ5区、ネコさまも外出自粛中

フランスではフランス政府から段階的なコロナ対策の緩和策が発表されましたが、クリスマスや年末にまたまた羽目を外す人が沢山出そうで、心配は続きます。今の発表では一日の新規感染者数が5000人を下回った時には殆どの規制が解除されるような流れになってきていますので、それも少々心配の種です。。。写真はパリ5区の住宅街、パンテオンのすぐ近くです。何やら遠くからの視線を感じます。いつもは住人の靴が干されている窓枠に今日は可愛いネコさまの姿。全く動くことなく、じっとこちらを見ています。しばらくして、戻ってくると、まだ同じ姿勢で窓枠に座っていました。このご時世、ご主人さまに気をつかってネコさまも外出自粛中なのかも知れません。。。