パリ16区、徳川昭武の気配

パリの16区界隈はお仕事関係の方々とお会いするなどの所用で度々通りますが、特にこの写真に写る界隈には独特な雰囲気があるように思います。 パリ16区は今も日本の駐在員の皆様を始め、お仕事でパリに住む外国人が多く暮らしていらっしゃいます。日本の大政奉還の年として知られています1867年、第2回パリ万博への使節団として日本からパリにやってきた15歳の徳川昭武。昨年(2021年)のNHKの番組や日本の新しい紙幣の顔になることでもお馴染みの渋沢栄一もそのメンバーのひとりでした。MARBEAU通り側から突き当りに見える当時の面影を残す立派なファサードの建物が、昭武が滞在したアパルトマンです。この同じ通りを、若き日の徳川昭武は様々な思いを胸に歩いたことでしょう。。。