突然ですが、パリからTGVで1時間のリールです。リール・ヨーロッパ駅前広場では草間さんのチューリップのオブジェが子供たちの遊び道具と化していて作品との接し方について日本との違いを感じます。この地でのリール3000は、文化、芸術の新たな拠点としてのリールに世界中から現代アーティストが集結して開催される長期イベントですが、現代美術に特化して5日間に集約して行われるリール・グランパレを舞台に行われる有名な現代アートフェアがARTUP!です。2019年度展は今週木曜日に開幕ですのでとても楽しみです。まずは、大切なお仕事相手との待ち合わせ時間までの間に、旧市街GAND通りにある「GAND」でご当地名物の熱々マロワールチーズ料理を注文し腹ごしらえです。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
2019/02/26
2019/02/25
パリ現代ギャラリーのミニマリスト展
パリのマレ地区にもある著名現代ギャラリー「Thaddaeus Ropac」ですが、ミニマリスト6人展開催のパンタンのGénéral Leclerc通りにある別館にお誘いを受けてお邪魔しました。スイスのアートバーゼルなどでも存在感を発揮するギャラリーの、贅沢に空間を使った企画展は見応えがありました。敷地内の小さくミニマリストなみにシンプルなカフェテラスで青空の下、これまた贅沢なひと時を過ごして帰りました。
2019/02/24
パリ、パッサージュのニケ
パリ11区、バスチーユに近い大きな通りの裏にあるひっそりとした小道「Passage De La Bonne Gaine」。この裏通りでいつも通行人に愛想を振りまいている毛色が2色の猫、ニケ。ただし、何ももらえないとわかると、すぐにご主人さまがお住まいのお家へ引き返します。今日も、写真を写されただけとわかるとすぐに戻っていきました。パリは気温16度と春の陽気でした。
2019/02/23
パリ、カナル沿いのカフェで
パリ、ラ・ヴィレットのカナル(運河)沿いに更に北東へ進むと数は少ないながらもカフェやレストランが現れます。同じカナル沿いでもパリ中心部のバスティーユ界隈とは随分と異なり落ち着いた雰囲気です。今日は最高気温17度と暖かく快晴ということでカナル沿いのカフェにお邪魔してミーティングと溜まりに溜まった事務仕事を大急ぎでかたずけました。ほとんどのカフェでWIFIが使えるので仕事にも便利ですが何度も飲み物を注文するとお腹がパンパンです。ガラスに注がれミルクの泡があふれそうなショコラショー(ホットココア)の写真を撮り忘れましたが、偶然写真に写っていたおじさん2人がカナルを前に議論する姿も絵になっています。さすがフランス紳士です。
2019/02/22
パリで一番のアップルパイ
以前このブログでパリ5区にある2018年クロワッサンコンクール一位のお店が紹介されましたが、その同じお店「Maison d'Isabelle」がリンゴのタルトでも一位になっていたそうで、今日、仕事帰りにその看板を目にしました。早速買ってみようかと思ったのですが、カットされたものは売り切れとのことで、ホールのものだけしか残っていませんでした。数分間悩んだあげく、今回は購入を断念です。それにしても美味しそうでした。
2019/02/21
パリ1区、オムレツモーニング
宿舎の部屋の掃除日のため、今日は朝からパソコンを持ち出し、モーニングを兼ねてカフェでお仕事です。写真のオムレツモーニングセットはベーコンかサーモンから選べて9ユーロです。お腹いっぱいで昼食は抜くことに。。。場所は、パリ1区、Sébastopol通り65番地のThe Spicy Homeです。ふと窓から外を見ると、先日このブログで書かせていただいた電動キックボードで颯爽とパリの中心を駆け抜ける少女の姿がありました。
2019/02/20
2019/02/18
パリ郊外シャマランド、感動の写真展
昨日、2019年2月17日、素晴らしい写真展に招かれオープニングに出席させていただきました。「スター達の微笑み」と題された写真展は歴代のスター達を撮り続けたフランスの写真家Marcel THOMAS氏によるポートレートを集めた特別回顧展で、4月28日までパリの郊外南側にあるChamarande城の敷地内にあるオランジュリーにて開催される予定です。規模は小さく、こじんまりとしたスペース内での展覧会ですが、伝説のスター達の臨場感のある日常の表情が印象的です。例えば、この写真にはピアフやピカソ、それに名優ジェラール・フィリップの姿が。。。数えきれない数のスター達の写真の中で唯一登場した日本出身の人物が私たち日仏フィグー社のお仕事にとても縁のあるパリの美術展で活躍したフジタであったことは感動的でしたし、映画「パリ空港の人々」でとてもコミカルで味のある演技が印象的だった今はなきジャン・ロシュホールのあまりにも若く尖った感じの写真にも胸が熱くなりました。
2019/02/17
パリ郊外、平和な日常の風景
2019年2月16日の土曜日と17日の日曜日の両日、パリのシャンゼリゼなどではデモ行進が行われていますが、だからこそ、シャンゼリゼなどには繰り出さずに、デモにも参加せず、のんびりと地元で週末を過ごす人たちの姿を非常に多く見かけます。パリ北東の郊外の町パンタンの運河沿いにある新しい現代美術の発信地DOCK-Bでは家族連れの姿も多く、カフェや現代美術展など、どこも大盛況でした。デモが大きく報じられる一方で、フランスの大半の風景は実はこのような平和な雰囲気なのです。ちなみにこの界隈は昔は工場街でしたが、近年の再開発で急速に洗練された界隈に生まれ変わりつつあり、現代アートにも力を入れています。この近くにとても美味しく気軽なタイ料理屋さんがありますが、それはまた別の機会にいたしましょう。
2019/02/16
パリでローラースルーゴーゴー!
パリの街中を2輪の電動キックボードが結構なスピードで駆け抜けます。世界中に広がりつつある有料レンタル電動キックボード「LIME」です。危険だと思うこともある反面、短距離の移動手段としてはとても便利で気持ちが良さそうです。スマホアプリで近くに乗り捨てられている位置もすぐに確認ができ、好きな場所に乗り捨てることが出来るそうですが、すでにそのことが問題になっている都市もあるそうです。今後、これが定着するのか、それとも規制がより強化されるのか、まだ結論は少し先になりそうです。彼女たちのようにチュイルリー公園を横目にリボリ通りを駆け抜ける姿が若干羨ましい今日この頃です。
2019/02/15
パリ、グランパレの美術サロン展
今週はパリのグランパレで、ルサロン展、パリアンデパンダン展、サロンコンパレゾン展、水彩デッサンサロン展の4つの老舗サロン展が同時開催されるサロン「ART CAPITAL」が開催されています。日仏フィグー社はフランス全国の各美術サロン展(公募展)のご協力を得て、日本からの現地エントリー手配業務を行わせていただいているため、このグランパレのサロン展にもその関係で取材を兼ねてお邪魔させていただきました。この時期のパリとしてはとても暖かく、パリ・グランパレのガラス天井から見える青く高いパリの空の下に集う作品も、幾分活き活きして見える気がいたします。
2019/02/14
パリの少年
パリの中でも人気のお店が立ち並ぶ界隈の一つとして知られる地下鉄サンポール駅周辺ですが、たまたま前を通ったお菓子屋さんのショーウィンドウ前に立ちつくす少年を発見。バレンタインデーに誰かに渡すプレゼントを探しているのか、それとも自分が欲しいチョコレートを探しているのか、、、。その結末を見ることなく、お仕事場へと急ぎました。パリの街角のお菓子屋さんやパン屋さんのショーウィンドウにはバレンタイン用の華やかなケーキやチョコレートが並んでいます。
2019/02/13
パリ郊外で贅沢、カップ麺
お昼休憩の時間もない時には、これが最高です。パリ郊外のお仕事の拠点で日本のカップ麺で昼食です。本日はお餅入り、マルちゃんの白い力うどんです。日本のスーパーマーケットの特価で購入したカップ麺が窓からのフランスの景色を眺めながらいただくと最高の贅沢に感じられます。本当に美味しくいただきました。おうどんも景色も両方ご馳走様でした!
2019/02/12
パリ有名シェフのバレンタインチョコ
もうすぐバレンタインデーです。フランスではバレンタインにはチョコレートと決まった感じではないのですが、最近は各ショコラティエやパティスリーが日本同様にバレンタインに向けた新商品を出すようになってきました。休憩にホットココアをいただきに入ったパリ11区にあるショコラティエのショーケースには2人でシェアすることを前提にした大きくピンク色をしたハート形チョコレートケーキが登場していました。フランスではテレビの人気者で甘党なら知らない人はいない料理人でパティシエのCyril Lignac(シリルシニャック)さんのお店でした。ちなみに、いただいたホットココアはミルクたっぷりのチョコレートをそのまま熱してとかしたようなまろやか且つ濃厚なお味でした。
2019/02/10
パリ、グランパレのミニパレ
パリ、グランパレ内にあるカフェレストラン「ミニパレ」。南東端のコーナーにある映画館の入り口を兼ねた石段を上がるとその中に「ミニパレ」があります。ランチも美味しいレストランですが、仕事の打ち合わせのためカフェ使いがほとんどです。彫刻作品や鉄骨の柱に囲まれてのお茶は贅沢そのものです。東京オリンピックの4年後に開催されるパリ・オリンピックではグランパレも競技場のひとつになりますが、その時、このミニパレがどのようになっているのか想像もつきません。窓の外にはプチパレ美術館やセーヌ、シャンゼリゼなどの景色が広がります。
2019/02/09
パリ、地上の地下鉄駅
パリではいくつかの地下鉄駅が地上に設営されています。パリ、バスティーユ駅もそのひとつです。ホームから見える運河の風景です。このアーセナル港付近では長年春と秋に500ほどのテント式展示ブースが出るアートイベントが開催されていましたが、昨年その幕を閉じました。パリでは、カルーゼルルーブルのイベントなど、競合するアート市場形式の展覧会が乱立するようになりましたし、そういったイベントの先駆けとして、ここでの展覧会はその役割を果たしたといえるようです。いずれにいたしましても、ここからの景色は、地下鉄のホームから見ることが出来るパリらしい風景のひとつです。
今日は土曜日。シャンゼリゼからシャンドマルスにかけてデモが行われますが、随分と規模は小さくなっています。その目的は当初のものよりも多様化しすぎて、多くの人々は支持を口にしながらも、実際にはデモは早く終わってほしいという複雑な思いが強いようです。
今日は土曜日。シャンゼリゼからシャンドマルスにかけてデモが行われますが、随分と規模は小さくなっています。その目的は当初のものよりも多様化しすぎて、多くの人々は支持を口にしながらも、実際にはデモは早く終わってほしいという複雑な思いが強いようです。
2019/02/08
パリ、平穏な日常
パリの夕景です。この季節にしては暖かい日が続きます。コンコルド広場近くを通りすぎる際に、遠くのエッフェル塔が夕日を背に浮かび上がる美しい冬の風景に出会いました。日本からの学生さんのツアーとすれ違いましたが、日本からの出発前に見たフランスのニュースとは異なる平穏なパリの様子に安心されたことでしょう。
2019/02/07
パリ、カウンタックで観光
パリの有名レストラン、シャンゼリゼのフーケ(Fouquet's)前です。ランボルギーニ・カウンタックが2台停車していて、どうぞご乗車くださいと呼び込みのお兄様。こんな観光ツアーも登場したのかと、驚きました。もちろん、今回は遠慮させていただきました。一時のことかもしれませんが、12度まで気温が上がる過ごしやすいパリです。
2019/02/06
パリ、シャンゼリゼが貸し切りに?
パリの目抜き通り、今日の午後のシャンゼリゼ大通りの様子です。どうしても仕事でグランパレに立ち寄る必要があり、シャンゼリゼへ。
土曜日ではありませんが、今日は労働団体などのシャンゼリゼ周辺でのデモ行進があり、その関係でシャンゼリゼクレモンソーからコンコルド広場にかけて全て通行止めとなりました。デモ行進の一団がシャンゼリゼ通りには入れないようにもなっていました。
その一方で、一般歩行者は道路内に入れたため、歩行者天国状態になっていたのですが、最寄地下鉄駅がクローズしていましたのでシャンゼリゼ通りは一般歩行者の姿もほとんど見られません。
結果的に、贅沢にもシャンゼリゼ大通りは、数少ない一般歩行者の私達でほとんど貸し切り状態に、、、勝手気ままに車道の中心を歩くことが出来、とても貴重で贅沢な経験でした。。。
いつもと違う珍しい景色のシャンゼリゼ大通りです。
土曜日ではありませんが、今日は労働団体などのシャンゼリゼ周辺でのデモ行進があり、その関係でシャンゼリゼクレモンソーからコンコルド広場にかけて全て通行止めとなりました。デモ行進の一団がシャンゼリゼ通りには入れないようにもなっていました。
その一方で、一般歩行者は道路内に入れたため、歩行者天国状態になっていたのですが、最寄地下鉄駅がクローズしていましたのでシャンゼリゼ通りは一般歩行者の姿もほとんど見られません。
結果的に、贅沢にもシャンゼリゼ大通りは、数少ない一般歩行者の私達でほとんど貸し切り状態に、、、勝手気ままに車道の中心を歩くことが出来、とても貴重で贅沢な経験でした。。。
いつもと違う珍しい景色のシャンゼリゼ大通りです。
2019/02/03
パリ、ランチの場所
パリの東端、ポルトドヴァンセンヌ駅の南側目の前のごく普通のカフェ「Le Netter」でランチです。素朴な14ユーロランチは週末もいただけるのが嬉しいところです。昔ながらの普通のカフェに見えても中に入るとこんな感じでパリらしい雰囲気です。本棚は壁紙ですが写真パネルは実際に壁にかかっています。午後の時間に、この奥の席で常連さんのお隣でゆっくりとお茶をいただくのも良さそうです。
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