パリ6区、ある日のフランスの風景64

フランスも完全に安心できる状況ではないものの徐々に日常が取り戻されてまいりました。日本はコロナに加えて雨の被害が大きくなっており、心配事が絶えません。今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況や自然災害の状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、しばらくは載せて行きたいと思います。
今日の写真は久しぶりにパリです。パリに無数とあるカフェやサロン・ド・テはなかなか一度には紹介しきれませんが、今回ご紹介させていただくのは、カルチェラタン地区のオデオンの路地裏にある「L'Heure Gourmande」。10年前の風景ですが、2020年の今も変わらぬ雰囲気です。パリにいることを忘れさせてくれるような静かで落ち着いた空間ながら、いつも多くのお客さんで席は埋まっています。とても美味しい軽食メニューや手作りケーキも充実していておすすめですが、少々お高めです。それらをパスして気軽にドリンク休憩だけでも十分にくつろげるお店です。紅茶の種類は豊富ですが、写真はおすすめのショコラ・ショー(Chocolat a l'ancienne)です。大きなポットの中で粉を挽きそこから直接カップに注がれるショコラはとても濃厚且つまろやかです。雑誌なども置かれているので、ゆっくりとパリでの時間を過ごすには最適な場所といえるでしょう。
「L'Heure Gourmande」22, Passage Dauphine 75006 Paris 年中無休 11:00~19:0
※新型コロナ対策の関係で施設やお店の営業時間や形態が変わっている場合があります
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。