7月 01, 2020

マントン、ある日のフランスの風景62

フランスでも日本でも徐々に日常が取り戻されてまいりましたが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
写真は、レモン祭などでも知られるコートダジュールの街マントン(MENTON)の2012年の風景です。新旧2つのジャンコクトーにちなんだ美術館があることでも有名です。地中海の海辺の小石を使ったとされるモザイク画は2つのジャンコクトー美術館付近でもそれぞれ見る事が出来ます。最初の写真は旧美術館のエントランス横に見られたモザイク画です。白と黒の石の色の違いを利用したコクトーの美術館に相応しい作品です。もう一枚の写真は、マントンの港を見おろすように建つサンミッシェル教会(Eglise St-Michel)前のテラスです。17世紀のモナコ大公によって建てられた教会前にはモナコ公国の紋章をデザインしたモザイク画が見られます。とにかく、マントンの旧市街から教会への道中は小石のモザイク画が多くの場所で見られ、それをたどるだけでも楽しいのですが、小石で敷き詰められた小道を歩くと、足の裏が結構痛くなります。そんな時は、この教会前のテラスで、青く美しい地中海とその向こう側に見えるイタリアの風景を感じながら、街中で買っておいたクロワッサンでも頬張りながら一休みするのが最高です。。。
※新型コロナ対策の関係で施設やお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


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