パリ8区「ヨーロッパ橋」を描いたカイユボットの気配

パリは最高気温が16度を超え、2月としては例外的な暖かさとなりました。そして久々に気持ちの良い青空ということでしたが、事務仕事が山積みで外に出られません。そこで昨日のブログに載せさせていただきましたカイユボットの「パリの通り・雨」の舞台とサンラザール駅の間にありますヨーロッパ広場の写真も撮っておりましたのでこの機会にご紹介させていただきます。この広場の大半が線路の上に架かる橋の上にあるような感じですが、この場所をカイユボットは「ヨーロッパ橋」のタイトルで何度も描いています。私たちの推測ではちょうど写真のような目線で描かれているはずなのですが、描かれていた太い鉄骨の見事な橋や手すりの雰囲気は今は変わってしまったように思います。もちろん今は蒸気機関車の煙も見られません。それでも多くの建物は当時のままの姿を見事に保っており、カイユボットの時代にすぐにタイムスリップすることが出来、彼の気配さえ感じることが出来ます。。。



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