北仏リール、江戸時代初期の建造物

さすがに北フランスも6月に入ると午後の気温が20度以上の陽気になってまいります。写真はリールのフランドル駅からもそれほど遠くない仕事場からの徒歩コースでいつも目にする立派な門。近寄って見ると1621年に作られた建造物であるというプレートを発見。今から400年前の皆さんが見ていたのと同じ壁を見て門をくぐっているというのはとても感動的です。日本では江戸時代初期。島原の乱で知られる天草四郎が熊本の地で誕生した年ではないかということです。それぞれの国で育まれてきた歴史や文化によってもたらされた素晴らしい建造物を守り伝えて行くには平和であることや他国の文化を尊重する心が何よりも大切ですね。どうか、これ以上、美しい街と文化と生命への破壊行為が続きませんように。。。