フランスも日本も徐々に日常を取り戻そうとしていますが、今のところは出来る限り外での業務を控えたリモートワークを心掛け、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事を取り入れて、しばらくは載せて行きたいと思います。
プロヴァンスの風景の中に現れる中世の城塞。バスの車窓にレ・ボー・ド・プロヴァンス(LES BAUX-DE-PROVENCE) の姿がうつし出されると、思わず見入ってしまいます。そんな中世の町も今は多くの観光客を迎えるプロヴァンスの美しくも小さな村のひとつとなっています。写真は、そのレ・ボー・ド・プロヴァンスの2012年の風景です。第一の見どころといえば、広大な敷地のレ・ボーの城砦跡(CHATEAU DES BAUX)などがありますが、私達に最も強い印象を与えたのは、この町から見おろすプロヴァンス特有の景色でした。白い岩肌の山々や、そこでたくましく育てられるブドウやオリーブの木々の風景が、遠くまで続きます。レボーの山の上にある城砦跡へ向う道沿いには南フランスらしい料理を出す数件の飲食店があり、そのテラス席からは写真のような素晴らしい光景が広がります。ちなみに写真のフォアグラサラダは15ユーロでした。このシチュエーションでこのお値打ちサラダはパリではまず不可能でしょう。日程に余裕のある南仏旅行の際には、是非立ち寄っていただきたい場所です。オフシーズンを除き、アルルやアヴィニョンからバスが出ています。
※新型コロナ対策の関係でお店の営業時間や形態が変わっている場合があります。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。
日仏フィグー社とその関係スタッフたちが協力して、フランスや日本での日々の中で、お仕事の合間や休憩時に目にしたちょっとした風景を載せています。私達と同じように、海の向こう側のフランスを目指して頑張っていらっしゃる皆様へ向けて、フランスがより身近に感じられるような日常を綴ってみたいと思います。
人気の投稿
-
エクサンプロヴァンス、サンビクトワールの山。この山を描いた最も有名な画家といえば、やはりセザンヌです。多くの画家の写実作品以上に物の魅力を伝える優れた作品をセザンヌが独自のスタイルで手掛けていたという事実は、この地に足を運んで、実際にこの山を間近に見ると納得できるはずです。
-
今日は私達、日仏フィグー社の仕事現場を少し、、、。 パリ での仕事現場の様子です。日本からの通関手続きを経て大切にパレット空輸された展示会用の作品が パリ の サロン・ドートンヌ展 ・展示会場に到着した直後、開梱作業を行っている先月の現場風景の写真です。来年の サロン・ドートンヌ...
-
今日も南仏プロヴァンス・ピュイルビエの路地に猫のシロクロさんを発見。パンを抱えたご近所のご婦人に丁寧に挨拶をする姿は地元の猫たちの中でも一目置かれているとか。。。周囲はパン屋さんの美味しそうな匂いがあふれていました。