5月 31, 2020

リル・シュル・ラ・ソルグ、ある日のフランスの風景41

フランスでは外出規制が解除され、日本も全国で緊急事態宣言が解除されましたが、今のところは出来る限り外出を控え、世界各国の新型コロナウィルスによる状況が少しでも良くなることを願いつつ、しばらくの間は、私たちが目にした過去の「ある日のフランスの風景」を、以前開設させていただいていた他ブログの記事も取り入れながら載せて行きたいと思います。
アヴィニョン(AVIGNON)の東約20Kmに位置するリル・シュル・ラ・ソルグ(L'ISLE-SUR-LA-SORGUE)。7年ほど前にお仕事で訪れた際の風景です。ここには単なる田舎町とはいえない独特な魅力があります。細い運河を横切るとたくさんの骨董屋さんが軒を連ねる旧市街。迷路のような路地裏を歩くと、昔ながらの水車がたびたび目に飛び込んできます。毎年8月のバカンスシーズンには100年の歴史を持つアンティークフェアが開催され多くの人々で賑わいますが、シーズンオフでも週末には旧市街に屋台が並び、夏とはまた違った落ち着いた雰囲気のなかで散策が楽しめます。パリにもない掘り出し物のアンティークや古い雑貨を探すのが楽しくなる小さくも歴史のある町です。鉄道を使う場合、フランス国鉄SNCFの L'Isle - Fontaine-de-Vaucluse駅が便利です。また、アヴィニョン(AVIGNON)の駅前バスターミナルからリル・シュル・ラ・ソルグ(L'ISLE-SUR-LA-SORGUE)行きのバスも毎日出ています。所要時間は40分程度です。時間に追われた仕事の中での慌しい訪問が常ですが、いつの日か再訪し、運河沿いのカフェでお仕事とは関係なくのんびりと過ごす贅沢を味わいたいものです。。。。。
※撮影時の画素数の関係で画像が粗くなっておりますことご容赦くださいませ。


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